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auの「W44S」で誤課金、1月下旬に更新

W44S
 KDDIは、8日に発売したソニー・エリクソン製のWIN端末「W44S」について、アプリの不具合により、一部のパケット通信がパケット通信料定額制サービスの対象外として計算される事象を明らかにした。対象となっている「W44S」は約37,900台。2007年1月下旬に「ケータイアップデート」によるソフトウェアの更新を予定している。

 明らかにされたのは、「W44S」でワンセグやデジタルラジオを視聴する際に使用する「au Media Tuner」の不具合。同アプリでは、本来は定額制の対象になるネットワークに接続するところを、不具合により定額制の対象にならないネットワークに接続するため、番組表の取得、チャンネル設定(オート設定時)、お知らせリンク(放送局バナー)の取得、EZチャンネルプラスのオススメ情報の取得、曲名検索を行なう際に発生するパケット通信が、定額制の対象外として計算されてしまう。

 2007年1月下旬には「ケータイアップデート」によるソフトウェアの更新が予定されている。「ケータイアップデート」の開始後はauショップでも対応可能としている。

 なお、ユーザーがソフトウェアの更新を行なうまでの期間、「au Media Tuner」を利用して定額制の対象外として計算されたパケット通信料は、一度請求された後、その翌月の請求で返還の処理が行なわれる。

 「ケータイアップデート」にはユーザー自身の操作による手動更新のほか、自動的にデータが配信され更新される方法も用意されているが、今回のアップデートがどちらの方法で対応されるかは現在検討中とのこと。



URL
  auからのお知らせ
  http://www.au.kddi.com/news/au_top/information/au_info_20061215173006.html

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(太田 亮三)
2006/12/15 18:34

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