ケータイ Watch
みんなのケータイ

spt201.jpg Sportioはコンパクトなストレート型で、機能も結構詰まってる、という端末。過去にストレート型を使っていた私からすれば懐かしくもある形状だが、キーが常に露出しているストレート型端末でキモとなるのは、キーロックの使いやすさではないだろうか。Sportioの左側面にはスライド型のロックキーがあり、待受画面はもちろん、メール作成中からアプリ起動中までさまざまな場面でキーをロックできるので、急にポケットにしまう際でもすばやく操作できる。

 ストレート型特有の注意点は、画面が常に露出している点だろう。ただ、最近の携帯に共通して言えることだが、表面のパネルは十分な硬度が確保されており、簡単に傷が付くことはないと思われる。しかし常に目にする画面が露出しているだけに、ポケットやカバンなどにしまう際には、部屋の鍵などと一緒にならないよう注意したいところだ。

spt202.jpg さて、本題の(?)肉体改造計画ついて。前回エントリーでの宣言直後、自らを奮い立たせるべくタニタの体組成計を購入した。体重・体脂肪率はもとより、内臓脂肪レベルから推定骨量、筋肉量まで私の肉体スペックが丸わかりなのはうれし恥ずかしといったところだろうか。

 そんな私の仕様書(暫定値)だが、体組成計で測れる主なところでは、体重が61kg前後、体脂肪率が16%前後、内臓脂肪レベル5.5などとなっていた。体重・体脂肪率など、いずれの数値も標準の範囲内と示されたため、スペック的に焦る要素は無いように思われるのだが......スペックだけで本質が表せないのはケータイもヒトも同じ。今後、体脂肪率などの数値を細かくチェックしながら肉体改造を推進し、スペックには現れていない「加齢味の肉まん」もとい「出てきたお腹」をへこませたいと誓い直した次第である。

 今年の夏は「825SH」の"振って操作"、モーションコントロールセンサーがかなり活躍した。実は、津田宅のテレビは壊れていて電源が入らない。ほとんど自宅にいないので困らないと虚勢をはっていたのだが、困ったことに北京五輪があったのだ。

 「825SH」は、端末を閉じて横にフリフリするとワンセグが起動する。縦画面から横画面に持ち替えればより大きな画面でも楽しめる。チャンネル切替えは端末を左右どちらかにフリフリすればよい。

 ただ、操作にはちょっとしたコツがいる。慣れるというほど大げさなことではないのだが、初めて操作した人はなかなかうまくいかないこともあるようだ。

 端末を振って操作しようとすると、手首を中心とした動きになる。そのため、左右に振るといっても実際には扇状の動作になるわけだ。扇状の動きでも大丈夫だが、左右に振る場合は端末を垂直にして、地面と平行に動かした方が反応が良い。これを少し意識するだけで快適度が変わるはず。チャンネル切替はとくに楽ちんに感じるかもしれない。

 マスターするというほど大げさなものではないものの、津田は人前で披露する機会が増えたような......。いやはや、メダルを獲った選手もそうでない選手もご苦労さまでした!

 ジョギングケータイを探した結果、「SO906i」に行き着いたわけだが、せっかくなので実際の利用シーンを記しておこう。といっても、使い方はいたってシンプル。ウイングスタイル社が提供するジョギング用iアプリ「ジョグノートモバイル」をダウンロードし、走る時に使うというだけ。月額315円のアプリだが、無料会員でもダウンロードから2週間は無制限で利用できるし、それ以降は10分間だけ使える。

 起動中はGPSで走行経路を記録して、走行平均速度や走行距離、走ったルートをチェックできる。実際に走ると途中で小休止することもあるのだが、そのときに平均速度をチェックして、その後のペース調整に活かしたりしてる。なにより、記録されることで「3日もさぼったなぁ」「今日で5日間連続や!」と後ろめたさを感じたりニヤニヤしたりできるのが嬉しいし、「今週はこれだけ走ったんだから、ビールをもう一杯飲んでもいいかな」と考えたりすることもあって、細かいところで役立っている。

so906i_slide2.jpg とはいえ、「SO906i」はドコモのハイエンドモデルの1つであって、ジョギングだけじゃ能がない。購入直後から気に入っている機能「音楽付スライドショー」を紹介したい。その名の通り、端末内(microSDカード内)の静止画を次々と再生していく機能だが、もともとこの機能はCyber-shotケータイ「SO905iCS」で採用された「音フォト」がベースと言える。つまり、写真に特化したケータイで写真を楽しむために用意された機能が「SO906i」にも用意されているのであって、「SO906i」がちょっとしたデジタルフォトフレームに早変わりするのだ。

 再生時には、単にパパパっと写真が切り替わるだけではなく、写真が上から下に流れたり、徐々に拡大したり、縮小したりするといった演出もある。そして、何より「SO906i」の背面には端末をデスクに立てるためのスタンドがある。"BRABIAケータイ"と名付けられただけに、ワンセグ視聴用に用意されたであろうスタンドだが、正直言って、ワンセグよりスライドショーのときに使うことのほうが多い。

 microSDカード内の写真を「音楽付スライドショー」で再生する場合、フォルダ単位で再生することになる。パパとしては、普段なかなか遊べない息子さんの写真集フォルダをあらかじめmicroSDカード内に設けておき、出社早々、再生するのが日課となりつつある。卓上に写真立てを置くなら、こういう形もオススメですハイ。

w62ca.jpg 正直に言うが、W62CAにして少し後悔していないこともない。KCP+ならではのモッサリ感は、ボディブローのように効いてくるのだ。それでもKCP+の初代よりは安定して動いていて、随分とマシになったとは思うが。

 そんなことを書いていると、「自転車乗ってログ取りたいだけなら、春モデルのW61CAでよくない?」と言われるかもしれないが、そこにはKCP+端末にしなければならない理由も存在したのだ。Bluetoothである。

 きっかけになったのは「けーたい お題部屋」でのこの結果だ。「Bluetooth、使ってる?」という質問に対し、56.6%が「バリバリ活用」、17.5%が「たまに使う」と回答している。えっ、君たちそんなに利用してるの? 負けてられん! そういうことだ(笑)。

 で、Bluetooth、使うとたしかに便利。通話で利用するだけなら、ネット通販で5000円を切るようなヘッドセットも登場している。利用シーンとしてよく商品のパッケージを飾るのはビジネス路線の写真なのだが、実は主婦の皆さんにもオススメ。両手が空くので、家事をしながら通話できる。外での使用は「変な人」に見られて嫌かもしれないが、家の中なら問題なし。この提案、どうですかね?

iphone.jpg 7月11日からのお祭り騒ぎから1カ月半。自分は7月15日に購入し、さらに去年、購入した初代iPhoneをハワイに機種変更にしに行ったりと(でも失敗)、iPhone 3Gに振り回されっぱなしの33歳の夏を過ごしております。

 それにしてもこのiPhone 3Gって、とってもズルい。日本語入力がもたついたり、Safariが突然落ちたりと「これって、ケータイの品質としてはどうなの?」と首をかしげることがあっても、次のバージョンアップで直っちゃう可能性があるので、本気で怒るに怒れない。「こんなケータイ、買うべきではない」と記事に書こうと思っても、「でも、バージョンアップされると直っちゃう可能性もあるぞ」と最後に締めの言葉を書かなくてはいけないんですもの。

 絵文字だって、将来は絵文字対応メーラーが出てもおかしくないわけだし、「いま足りない機能」が「アプリで対応」しちゃうことを考えると、一刀両断して「ダメケータイ」の烙印を押せないわけですな。

 さらに「アップルもズルいっ!」。

 すでに2回のバージョンアップが行われ、8月19日現在、2.0.2が最新版なわけだが、アップルは一向にどんな改善がされているかをはっきり発表してくれない。2.0.2も「不具合の修正」と一言で終了。でも、それでみんな納得。

 これがNTTドコモやauだったら、事細かに発表しないと納得しないで、すぐに電話で問い合わせる某編集部やライターがわんさかいるのに、アップルだとなんだかそれで許されてしまう。

 うーん。恐るべしアップル&iPhone 3G。

 というわけで、世界一ズルくてかわいいケータイを使っていこうと思います。

sh906i.jpg 夏商戦で購入したのは、SH906iとiPhone 3Gの2機種。選んだ理由はいたってシンプルで、この2台の操作性に「未来を感じた」からだ。結果としてSH906iで記事を書くことにしたのは、「1台目として普通に使える」という点に尽きる。もちろん、iPhone 3GのタッチオンリーのインターフェイスやApp Storeによる拡張性の高さは、魅力的だ。購入当初は、こちらがメインになりかけていたほどで、斬新さだけなら文句のつけようがない。だが、一方で、Safariがあり得ないほど落ちたり、文字入力がお世辞にも快適といえなかったりと、"発信用ツール"としては少々難がある。モバイルSuicaやiD、ビックポイントカードなどをおサイフケータイに集約していることも、iPhone 3Gだけで済ますことができない理由の1つだ。

 SH906iを買ったのがiPhone 3G上陸前ということもあり、最初に目を引いたのはタッチパネルだった。横操作可能な端末は数多く発売されているが、ほとんどが小さなサイドキーを使用するため、正直、扱いやすいとはいいがたい。一方のSH906iは、タッチパネルのため、横画面でも直感的に操作できる。特に、私は、ワンセグのチャンネル変更やカメラの操作時に、タッチパネルの恩恵を実感することが多い。どちらも、従来の端末だと、対応するボタンを探す必要があり、使いこなすまでに時間がかかっていた機能だ。これがSH906iだと、指でタッチしていくだけで、感覚的に理解できる。ワンセグのチャンネル変更は横に指をなぞるだけだし、カメラのサイズ変更もアイコンを指で押していくだけ。まさに、説明書要らずの操作性といえるだろう。サイドキーを排除したことで、デザインがすっきりまとまっているのも、この端末を気に入っているポイントだ。

 一方、フルブラウザやメール、データの閲覧は縦画面でもそれほど問題はないし、若干動作がもたつくこともあり、正直なところあまり使っていない。また、残念ながら、アプリの横操作にも非対応。普段から愛用しているjigブラウザやGoogleマップ、地図アプリといったアプリは、縦でしか見ることができない。APIを公開していないためだが、次回作での改善を期待したい......というより、むしろ、今からでもソフトウェアアップデートでなんとかならないものかと思ってしまう。

 と、ここまで散々タッチパネルを語ってきたが、シーンが限定されていることもあり、実は1日に1回程度しか使っていなかったりする。逆に、今では光TOUCH CRUISERが"なくてはならない機能"に昇格してしまった。次回は、この機能についての魅力や、利用シーン、印象などを書いていきたい。

street.jpg もともとMacユーザーであり、日本で使えもしない2G版iPhoneも買ってしまったわたしにすると、日本版のiPhone 3Gは渇望してやまないものだった。当然、発売日に購入する以外の選択肢は考えられなかった。しかしコネもナニもないので、普通に並んで購入するしかなかった。

 覚えておられる方も多いだろう。iPhone発売日の7月11日は、各地で常軌を逸する行列が形成された。とくに先行発売されるソフトバンク表参道には、前日から数百人規模の行列ができていた。わたしが午前4時半ごろにソフトバンク表参道(から数百メートル離れた行列の終端)に到着したときには、当日販売分は締め切られていた。次の日販売分に並ぶにしても、整理券などの配布予定はなく、購入まで並び続けなければいけないという。

 今年で"20歳"(16進法)になるわたしには、さすがに30時間以上も屋外で並ぶ体力も気力もなかったので、すぐさま方針転換をし、ビックカメラ有楽町に向かった。ビックカメラ有楽町の行列はさほど長くなく、わたしが到着した午前6時半時点でも購入可能だった。しかも12時の販売開始と同時に整理券が配布され、それ以後は行列に並ぶ必要はないという。方針転換は正解だったようだ。

 この種の行列では、椅子や暇つぶしアイテムなど「行列装備」が重要になる。わたしも折りたたみ椅子だけは持ってきたが、不覚にも暇つぶしアイテムは持ってくるのを忘れてしまった。そんなことをメールでケータイ Watchの湯野編集長に愚痴っていたら、思わぬ金言が。

「ワンセグがあるじゃないか」

 恥ずかしながら、このときほどワンセグを素晴らしい感じたことはなかった。iPhoneを買いに来ておいてワンセグに心打たれるあたりが皮肉だとしか言いようがない。

 12時になると整理券が配られ、最終的には17時ごろにiPhoneを手にすることができた。実に行動開始から12時間以上が経過している。何かの購入にここまで苦労したことは初めてだ。しかし、苦労はこれだけではなかった......。

 当コーナーでご紹介するのは「WILLCOM 03」ですが、実は直前までAdvanced/W-ZERO3[es]を使っていました。しばらくはソフトをインストールするなどして遊びましたし、常に持ち歩いてもいました。しかし、なぜか常用するというにはほど遠かった......。妙な距離感がありました。

 それがある日、劇的な変化を迎えます。本誌「本日の一品」でも紹介したAdvanced/W-ZERO3[es]用のジャケット「まもるくん」。彼と出会った瞬間に、突如Advanced/W-ZERO3[es]が愛しく見え始めたのです。「そのとき歴史が動いた」といってもいいでしょう。最近はカスタマイズが当たり前になっていますが、自分好みであることがこんなに強い影響力を持つということを、身をもって感じたのでした。

 以後、自分なりにスマートフォンを楽しんでいます。GoogleカレンダーとAdvanced/W-ZERO3[es]内のOutlookを連携させるなどして、スケジュールもAdvanced/W-ZERO3[es]内で管理。それまでは紙の手帳を使っていましたが、完全にデジタル化してみました。おかげで、Advanced/W-ZERO3[es]の画面を見ない日はないくらい。

willcom0301.jpg そこへ現れたのが「WILLCOM 03」。せっかくAdvanced/W-ZERO3[es]を愛し始めたというのに乗り換えてしまうのか......!? 激しく迷いましたが、やはり好奇心には勝てません。どう進化したのか、気になって仕方ないのです。店頭で触ってみたとき、キーが押しやすくなっていたことや、両手でホールドしたとき、中央のキーに指が届きやすくなっていたことも興味を引く理由でした。

 ちなみにAdvanced/W-ZERO3[es]の支払いは割賦の24回払いにしていたので、当然残りは一括払い......となりそうでドキドキしますが、ご安心あれ。実は半年以上利用している人は、残りも分割できるのです! 残念ながらW-VALUE割引は適用されませんが、一括払いの恐怖から逃れることができます。気になる方はお店で聞いてみてください。

iphone.jpg こんちはスタパです。現在、iPhone 3G使いまくっとります。

 iPhone 3G購入直後「この糞がァ!!」と思ったけどすぐに「iPhone 3G大好き☆」と思ったこととか、使用感についてとか、そのあたりは連載記事スタパトロニクスの2008年8月25日更新分に書きましたんで、そちらをゼヒ!!

 結果、非常に気に入って使っているiPhone 3Gなんですけど、購入の理由は、ナナナ何と!! 一応最新&話題の端末だからジックリとイジらないとアレだしなぁ......的な"職業柄的な義務感から"なんでした。スルーできねーから、しょうがねえ、一応買うか、と。

 しかし使ってみたらポジティブに楽しめるiPhone 3G。それどころか、も~十数年もau端末をメインとして使ってきた拙者が、「iPhone 3G使えるからソフトバンクに移行しようかしら?」とかマジで思っているほど。au→SBへMNPしてもう1台iPhone 3Gってのもアリかニャ、とまで。......でもまだ、1人1台なんでしたっけ?。

 いや、日本製端末に魅力がナイわけじゃないんですよ。魅力満載の端末が何台もありまくるのがナンである。魅力のスレシホールドが底上げされていて、同時にSIMロックフリーとはまだまだ縁遠い環境だしで、選びにく過ぎっスよ、拙者のよーな面倒くさがりにとっては。逆に、SIMロックフリーになっていれば、たぶん今頃端末貧乏状態必至。さらに逆に香港とかに住んでなくて助かったと思いますヨええ。

 さておき、そこに、全く異端で、たぶん現在の日本ではケータイと呼べない端末が登場。iPhone 3G。多数の日本製ケータイが実用性・魅力において過当競争を繰り広げている戦場、の、枠外に、ポコッと現れた感じで、相対的にiPhone 3Gの魅力が際立ったというイメージ。

 まあiPhone 3G自体もともと魅力的ではあるんですけど、日本製ケータイが総じて持つ魅力のベクトルをよそに、まるで違う飛び道具を引っ提げて出てきた感じっスよね。それだけに、期待を裏切られたり期待以上の要素が見つかったり、ドキドキ感もワクワク感も、あと多少のガッカリ感もあって、結果、iPhone 3Gを非常にエキサイティングな気分で使えている。

 てなわけで、今後、長い付き合いになりそうなiPhone 3G。もしかしたら突然「iPhone 3Gなんかイラネ!!」とか別端末に乗り換えたりするかもしれないが、iPhone 3G関連ネタ集めていろいろ書いてみたいとか思う拙者ナリ。

w62sh.jpg ボクはこういう仕事をしていることもあり、各社とも複数の回線を契約しているけど、主要3キャリアについては、気に入った端末を1台ずつ(1回線ずつ)選んで、常に持ち歩いている。ケータイを3台、身に付けるのも結構、面倒で、今のところ、胸ポケットにドコモ、ネックストラップでau、腰から提げてるケータイケースにソフトバンクという構成で持ち歩いている。

 ケータイを選ぶ基準は人それぞれだけど、「ここは外せない」という条件がいくつかあるはず。ボクの場合、この3つのポジションに入れる端末として、ある時期からひとつの条件を決めている。それはディスプレイの解像度が「VGA以上」であること。国内では通常デザインの端末として、旧ボーダフォンの「904SH」がはじめてVGA液晶を採用したけど、それ以来、常時携帯する主要3社端末は順次、VGA以上のディスプレイを搭載した端末に切り替え、現在に至っている。

 今さら説明するまでもないけど、VGAクラスのディスプレイを条件としているのは、メールやコンテンツ閲覧時の表示、ナビゲーションやドキュメントビューア、フルブラウザの表示などで有利だからだ。その一方、ワンセグなどは元の映像がQVGAクラスなので、拡大表示になってしまうけど、最近は機種によって、メールやコンテンツ閲覧画面との分割表示ができるなど、VGAクラスのメリットを活かせるようになっている。

 そんな条件で踏まえた結果、現在、ボクがネックストラップで提げているのは、auのシャープ製端末「W62SH」だ。auの端末については、昨年末から新プラットフォーム「KCP+」を採用した端末が少しずつ増えてきたけど、KCP+採用端末はQVGAクラスの端末が多いため、この半年近くはボクにとって、選択肢が少なかった。今年2月、それまで利用していた「EXILIMケータイ W53CA」(フレアレッド)からKCP採用端末の第一世代機となる「W54SA」(山吹)へ機種変更し、5月には春モデルの「W61S」(スペクトラムピンク)へ機種変更。そして、7月には夏モデルの「W62SH」に変更したというわけ。夏モデルにはこの他にもVGAクラスのディスプレイを搭載したモデルがラインアップされているけど、W63SAはおサイフケータイ非対応、W64SAはPCドキュメントビューアー非対応などの違いがあり、素直にW62SHを選ぶことになった。

 ただ、ちょっと悩んだのはボディカラー。ローレット仕上げのメタルフレームは結構、インパクトが強くて、ボディカラーごとにかなり印象が違うんだけど、自分自身が元々、夏はアロハシャツで過ごすような人なので、敢えて、ここは目立ち度を考えて、少し派手な「アンティークゴールド」をチョイス。派手なシャツにも結構、合うでしょ。

 W62SHはすでに1カ月近く使ってきたけど、初期のKCP+採用端末に比べ、安定度も増し、今のところは大きなトラブルもなく、使えている。でもまあ、気になるところがまったくないわけではないので、そのあたりは今後、順次、ご紹介していきますね。

sh906i_01_01.jpg
 SH906は発売日翌日、つまり6月4日に購入しました。2007年5月下旬に発売されたN904iからの買い換えで、ぎりぎり1年経っての購入ということになります。

 で。ですね。

 使い始めてまず感動したのが、Webアクセスが泣くほど速かったです(自分比)。これまで使っていたN904iもHSDPAをサポートしていて着うたのダウンロードとかめっちゃ速かったんですけども。

 ことWebブラウジングに関しては、N904i搭載のiモードブラウザは、たとえば直前にアクセスしたWebぺージに戻る場合にキャッシュから読み込まれず、最新の状態を取得するため(?)、いちいちWebサイトに再接続して再読み込みされていました。この1点が、わたくし的にはN904iで唯一不満な点でした。

 わたしの場合、N904iの前はカシオ日立のau端末をメインで使っていて、カシオ日立プリインストールのEZwebブラウザの場合、直前に見たページに戻る時は、4方向キーの左ボタンを押すことで、端末のキャッシュから読み出されて即表示されていたんですよね。なので、直前に読んだページでもいちいち再アクセスするN904i搭載iモードブラウザは、使っていてかなりストレスが溜まりました。

 地下鉄通勤なので、au端末でEZwebブラウザを使っていた時は、駅で停車中に数ページ読み込んでおいて、圏外になる駅間では、戻って読んだりしてたんですが、これができなかったんですね。

 説明が長くてスミマセン。つまり、この"いちいち毎回再読み込み"の問題が、SH906i搭載のiモードブラウザで解消されたというわけです。以前使っていたカシオ日立端末のEZwebブラウザ同様、直前に読んだWebページは端末のキャッシュから読み出され、瞬時に表示されました。すばらしー。

 携帯電話のブラウザは機種によって微妙に違ったりすることがありますが、たぶんSH906iだけに限らずほかの906i端末も同じだとは思うんですけど。このページキャッシュ機能と通信速度の速さのおかげで、電車の中で2ちゃんねる見たりするのは、今までとは比較にならないくらい、まじ快適になったんですよ!

sportio001.jpg 私が今夏のモデルから選んだのはauの「Sportio」。ランニングのCMでもおなじみ、「au Smart Sports」のコンセプトを表したコンパクトなストレート型のケータイだ。

 私はここ2~3年こそ折りたたみ型を使っていたものの、気に入ったストレート型モデルがあれば使いたいと常々考えていたところ、ちょうどこの企画の話もあって久々のストレート型として「Sportio」を選んでみた、というのが簡単な経緯である。

 「Sportio」については、個人的にストレート型が好きという点が大きいものの、ユニークで思い切ったキー配列にナゼかピンときてしまったのと、スポーツといった、テーマを絞り込んだモデルであることに魅力を感じている。具体的なポイントは今後明らかにしていきたいが、テーマが明瞭なケータイということで、私もここはヒトツ、使うにあたって明瞭なテーマを掲げたい。

まずは走ることから

 それはやはりスポーツ関連ということで、ズバリ「ダイエット」しか......そうせざるを得ない理由が!! 2年で装備重量が約5kg増量とか、使っているベルトのホールがいつのまにか最終端だったとか、社員証に印刷された入社時の顔写真が妙にゲッソリしている(←こっちが普通のハズ)とか、気が付けば枚挙にいとまがない感じになっているのである。

 すでに冷や汗でダイエット効果が現れた気分だが、夏なのに部屋の中で冬眠している自転車を引っ張り出し、「Run&Walk」アプリの中でもあまり注目されていない気がする「バイク」モードを中心に、本当に私ヤセられるのかしら? というドキドキ☆体験レポートをお届けする予定である。

 さて、まずは体重計を用意しないと......。

825sh1.jpg 今年の夏モデルは、PANTONEケータイ「825SH」を買った。購入のポイントになったのは、コンパクトなサイズと、選びがいのあるカラーラインナップ、モーションコントロールセンサーの3点だった。

 ケータイは普段、ズボンのポケットに入れている。だから、なるべく小さい方がいい。「825SH」はスペック上もさることながら、端末が手の中に収まるコンパクトさが気に入った。コンパクトな端末なのに、機能的に見劣りしないところも購入しやすかった。

 夏らしいカラーがラインナップされているところもポイントだ。白や黒、シルバーの端末だってもちろんカッコイイのだが、もっと自由に選びたいし、思いきって色で遊びたい。そんな今回、悩みに悩んで決めたカラーは「アクアブルー」だった。ターコイズ(トルコ石)のような、さわやかだけど少し神秘的な感じのする色だと思う。

 機能面で発売前から気になっていたのが、モーションコントロールセンサーを使った操作だ。本誌インタビューの中で、シャープの吉高さんが「振って操作する機能を絞り込み、振る回数もややこしいことはやめて、適当に数回振ればOKという形にしている」と語っていた。

 実は津田、かつてPalmのグラフィティに挫折し、Photoshopのショートカットに挫折し、最近ではブラウザのマウスジェスチャーに挫折している。自分のめんどくさがりを思いきって棚に上げてしまうが、覚えることを強いる操作はどこか違うのではないかと思う。そんなわけで吉高さんの言葉にかなりグッときてしまい、これは自分で使ってみなければと思った次第。

 さて、「825SH」の大きな特徴であるスライド式デザインについて触れずに、第1回目を締めくくろうとしている。実際のところ、購入する段階ではスライド式端末ということに注目していなかったのだ。ところが使い初めて数週間、スライド式に結構ハマっている。次回以降、使い始めてから感じたことを紹介させていただければと思う。

 2年前、健康診断で「あなたちょっとアレですよ」と注意されたことをきっかけにダイエットに励んでいる。ランチに中華料理を食べるのは月2回程度にしたり、ヨーグルトやサラダを積極的に摂取したりするなど、食事面で注意を払うだけではなく、運動も必要ということでかつて話題になったブートキャンプにも手を出してみた。だが、さすがにハードな運動は継続しにくく、軽めでなおかつダイエットに効く運動ということで、昨夏よりジョギングをスタートした。

 最初は音楽プレーヤーだけ持って走っていたが、同時期にアディダスがジョギング用のケータイアプリを期間限定でリリースしていたこと、当時初めてGPS対応の携帯電話を購入したことで、音楽プレーヤーではなく、携帯電話を持って、走行データを記録しながらジョギングしていくことにした。

 距離や速度といった走行データを蓄積することで、自分がどの程度運動したか、客観的に把握しやすくなる。その目的を達することはできたが、当時持っていた携帯電話は、音楽再生機能とiアプリを同時に起動できなかった。実はジョギングする際、走るリズムにマッチした楽曲を耳にしていると軽快に走れる。ジョギングするときは音楽を聞きたい。なおかつ走行データも記録したい。解決法の1つは、iPodとナイキの製品を購入することだが、お小遣いの少ないパパにその余裕はない。

so906i01.jpg 今春からは、auがスポーツにフォーカスしたサービスを展開してるが、私のドコモ契約歴は8年を超え、家族もドコモユーザーでファミリー割引の魅力があるといったことを踏まえると、ジョギングだけを理由にしてMNPするとは決断できなかった。そこで、機種変更から1年待って(1年以内の機種変更は端末代が高くなる)、音楽再生とiアプリを同時に起動できる機種で、なおかつ機能面やデザイン性でも納得できる機種を見つけ出した。それが「SO906i」だったのだ。

 購入後、取扱説明書はとりあえず引き出しにしまって、SO906iをパソコンに接続。Windows Media Playerを起動し、「Running」と銘打ったプレイリストごと楽曲データを転送する。続いてジョギング用のiアプリ「ジョグノートモバイル」をあらためてダウンロード。ジョギング用の服装に着替えて、「SO906i」を手にして家を出る。音楽を再生して、なぜか緊張しながら「ジョグノートモバイル」をポチっと......おおお、音楽聴きながらアプリが起動してる! これで走りながら音楽が聞ける! と当然至極の結果に感動しまくったのであった。

w62ca01.jpg 自転車乗りにとって、この夏、最も注目したい端末「G'zOne W62CA」を購入した。なぜ自転車乗りにとってオススメなのかについては、いくつか理由がある。

  1. 防水である
  2. おサイフケータイ対応である
  3. スタンドアロンGPS対応である

 理由その1については言うまでもない。自転車に乗って遠出していて雨が降り出すなんてこともしばしば。そんなときでも気にせず携帯し、使用できるのがありがたい。

 理由その2も、わりと分かりやすい。自転車に乗って出かける場合、荷物はなるべく少なくしたい。一昔前のコンビニはam/pmでEdyが使える程度だったが、最近はいろんなコンビニでSuicaが利用可能になったし、セブン-イレブンでもnanacoが利用できる。つまり、補給ポイントをコンビニに設定しておけば、大抵はケータイ一つで支払えるのだ。

 理由その3は、少し説明が必要だろう。最近のauの端末は、GPSでの測位の際に基地局との通信が不要なスタンドアロンGPSに対応している。スタンドアロンGPS対応の端末には「地図ビューアー」というアプリが用意されており、これを利用すると、移動した経路を記録しておけるのだ。走行ログを残せると、後で「あ~、ここはこっちの道を走ったほうがよかったのかな」などと地図を見ながら振り返ることができる。詳しくは別途説明の機会を設けようと思うが、「au Smart Sports」のアプリよりも電池の持ちもいいのでオススメだ。

 でまぁ、これらの条件を満たす夏モデルというと、W62CAしか無かったわけだ。ということで、W62CAをレビューしていくのでお楽しみに。

 問題は、子どもができてからというもの、全くと言っていいほど自転車に乗る時間がないということなのだが......。

 自分はケータイをこう使っているけど、あのライターさんはどんな風に使っているのだろう。端末レビューなんかには書かない"技"を隠し持っているんじゃないか。だったら、ぜひ教えてほしい。

 そこで、「みんなのケータイ」と題し、業界の著名なジャーナリストや編集部スタッフに、普段使っているプライベートなケータイの使いこなしについて、ブログ感覚で書いてもらうことにした。読者の皆さんにとっても、きっと何か新しい発見があるはずだ。

 さて、あの人はどんなケータイを使っているのだろう?

「ケータイ Watch」編集長 湯野康隆