ケータイ Watch
みんなのケータイ

 前々回、「SO906iの動画再生では"しおり"を記録する機能がない」と記したところ、複数の方から「データBOX→iモーション→続きから再生という手順でどうでしょう?」と教えていただいた。ありがとうございます。たしかにこれなら、途中まで見ていたiモーションの続きをすぐ見られる。ただ、"続き"が記録されるのはファイル1つだけ、というのは寂しいけれど......。

moblog.jpg さて、最近お気に入りの「SO906i」の機能は、"ブログ投稿"機能だ。この機能、写真を撮影してメールで送る際、自分が事前に登録しておいたブログ投稿用メールアドレスをすぐに呼び出せる。

 写真添付メールをワンタッチで作成、とずいぶんシンプルな機能に思えるが、使ってみるとその手軽さが便利に感じる。写真を撮影してサブメニューから「ブログ投稿」を選ぶと写真添付メールができあがり、宛先のメールアドレス欄には、ブログやSNSの投稿用アドレスがインプットされている。

 あらかじめアドレス帳に投稿用メールアドレスを1件登録しておけば済むと思われるかもしれないが、写真を撮ってソフトキー、というスムーズさが良いのだ。

 SO906iの「ブログ投稿」は、"ブログ"と銘打っているものの、メール投稿に対応したWebサービスであれば、flickrのような写真共有サービスやYouTubeのような動画共有サービスも投稿先として登録できて、仕組みはメールだけれど、"ケータイとWebの融合"気分を味わえる。ちなみにノキア端末や、昨日発表されたシャープ製の新機種でも似たような機能はある

 そういえば先日、総務省で開催された「モバイルビジネス活性化プラン評価会議」を傍聴してきた。ブログ投稿のような機能も「ガラパゴス」と呼ばれるのだろうか。

mcdonalds.jpg 前回も似たようなことを書いていたような気がするが、またまたケータイアップデートがかかった。無用なトラブルに遭遇しないように、早めにアップデートしておこう。

 さて、これまでGPSやらBluetoothやらについて書いてきたが、今回はちょっとお得なお話を。自分で言うのも何だが、筆者はハンバーガーにうるさい。かつてマクドナルドが地域限定バーガーを出していたころには、週末、わざわざ飛行機に乗って食べに行っていたほどである。

 そんなハンバーガーバカの私にとって手放せないのが、マクドナルドの「かざすクーポン」アプリだ。安さをウリの一つにしていたマクドナルドだが、小麦などの原材料高騰のあおりを受けて、ハンバーガーの値段がじわじわと上がっている。おまけに最近は地域別価格なんてのが設定されているため、都内のマクドナルドは地方より割高。モスバーガーが割安に感じられるくらいだ。そうなると、やはりクーポンを使って節約したいところ。

 マクドナルドでは、以前からケータイの画面を見せるクーポンを提供しているが、こちらのクーポンの値段はチラシのものと同額。一方、「かざすクーポン」の場合、そこからさらに10円引きになっている。

 「かざすクーポン」が利用できるエリアは、九州の一部地域と都内+αといった感じでまだまだ狭いが、ダウンロードしておいて損することはないだろう。

 夕方から打ち合わせに行こうと外出の準備をはじめて、はたと気がついた。さっきまで持っていたiPhone 3Gがないのだ。慌てて探してみたものの、見つからず。鞄のなかから、ベッドの下、「もしかして洗濯物と一緒にしちゃった?」と思って、洗濯機のなかをみても影も形もない。iPhone 3Gの電話番号を呼び出してもみても、家の中で鳴っている気配はない。「やばい。さっき、取材から帰ってきたときに落としたのかも」。顔面蒼白。なぜならパスワードなどはかけていないので、中身が見放題なのだ。

 仕事柄、ケータイを複数台持ち歩いているので、たまにどこかに置き忘れることがある。しかし、普通のケータイならば、GPS機能と連動し、パソコンからケータイの居場所を探すことができる。この機能に何度もお世話になったことか。さらに遠隔操作でFeliCaだけでなく、さまざまな機能を第三者が触っても使えなくする機能も備わっているから便利。

 しかし、iPhone 3Gの場合、GPSは搭載されていても、紛失した場所を遠隔地から探し出すことはできない。しかも、遠隔ロックも非対応。探し出すことも、ロックかけることも不可能なのだ。

 はて、困った。仕方ないので、取材から帰ってきたルートを歩いて探すことにした。まずは、自宅に入る前にコンビニに寄ったので、家からコンビニまでをくまなく探索してみた。しかし、道には落ちていない。その間も何回も電話を鳴らしてみるが、呼び出し音はせず。うーん。困った。

 しばらく下をキョロキョロしていると、見知らぬおじさんに声をかけられた。「もしかして、これ、探しているの?」とポケットから取り出したのは、マイiPhone 3Gだった。「ありがとうございます!助かりました!」 拾ったものの交番に預けるのも面倒なので、落とした人が戻ってこないかしばらく待っていたらしい。

 それにしても、なぜ、落とし主を待っていたにも関わらず、電話に出てくれなかったのか。こっちは、何十回も発話しているというのに! 「何度か電話もらっていたみたいだね。着信しているのはわかっていたけど、どうやって電話に出たらいいのかさっぱりわからなくて......」

 なるほど。普通のおじさんには、iPhone 3Gで電話に出たくても使い方がわからないんですね。一度、指をスライドさせることがわかっていれば、簡単だけど、初めて触る人には理解できないのかも......。

 iPhone 3Gは、もっとセキュリティ関連機能を強化して、もっとメジャーにならなきゃダメだ!

isn_01.jpg メールでの文字入力は比較的快適なSH906iだが、サイト上のフォームだと、サクサク度は格段に下がる。キーの連打に文字送りが追従しないこともままあり、入力ミスが頻発してしまう。自分の場合、mixiでの日記やコメント、Gmailでのメール作成など、ブラウザで長文を入力するケースが意外と多いので、"モッサリ感"は大敵だ。ブラウザがクラッシュしないだけマシとも言えるが、やはりこの状況はいただけない。というわけで、改善策を色々と模索してみた。

 まずは設定の変更。入力方法を変えたり、ダイレクト変換や予測変換をオフにしたりと、様々な組み合わせを試したが、劇的な効果は出なかった。若干スピーディになった気もしたが気休め程度で、そもそも、予測変換をオフにすると、逆に入力しづらくなってしまう。次にトライしたのは再起動だが、これもスピードアップにはつながらない。仕方なく、メールの新規作成で打った文章をコピーして、フォームにペーストすることで、"モッサリ"を回避していた。

 だが、この方法だと、Gmailで受信メールを見てから返信するような場合、いったんiモードを終了しなければならない。文章を書いてコピーしたあと、再度Gmailにログインして返信を選び、ようやく文字をペーストするという流れは、とてつもなく面倒だ。何かいい"ウラ技"はないものか......。そんなことを考えていたら「SH906iにはマルチタスクがあるじゃないか!!」とひらめいた。早速ダメ元で試してみたところ、マルチタスク中のメール作成はいつもと同じような快適さで、サクサクと文字を打てることが判明。以降、フォームでの長文入力には、この技を駆使している。

photo01.jpg 先日、友人たちと伊豆へ泊まりがけのドライブ旅行に行ってきた。重度のネット中毒者であるわたしとしては、身の回りにネット端末がないと不安になってしまうので、今回はメイン端末のW62CAとともにiPhoneを持っていくことにした(もっとも、最近はiPhoneをほぼ常に持ち歩いているが)。

 基本機能であるウェブとメールについて、iPhoneはポータブルデバイスとしては使いやすい部類だろう。ヒマつぶしのウェブから観光スポット検索、仕事のメールまで、快適に利用できた。カバンやジーンズのポケットに入れてもそれほど邪魔にならないのが、旅行時にはとくにありがたい。

 FMトランスミッターを用いれば、カーオーディオとしても利用できる。シガーソケットから給電するタイプなら、そのままiPhoneを充電できるので、移動中にガンガン通信しても、バッテリー残量に不安を感じることがない。

 接続性については少々不満が残った。見晴らしの良い場所では高い感度で通信できるが、宿の部屋などでは圏外になることも少なくなかった。また基地局側がHSDPAではないせいか、多くの場所では通信速度がかなり遅く感じられた。これはソフトバンクの3Gネットワーク側も関係するのだろうけど、iPhone自体がGSM圏での使用を前提とする海外メーカーの製品であることを考えると、これが限界なのかもしれない。あくまで個人的な印象だが、旅行時など郊外に行くときは、普通のケータイも手放せそうにない。

 iPhoneのアプリは役に立った。今回とくに役に立ったのが口コミグルメサイト「食べログ」の専用アプリだ。下手なガイドブックよりも網羅しているお店は多いし、口コミ評価もそこそこアテになる。エリアやマップから店を探せるので、移動時の効率も重視できる。

 また、個人的に便利だったのが、アストロアーツ社の「iステラ」だ。これは星空を表示する電子版の星座早見である。今回は高校時代の天文部で一緒だった友人も同行していたので、夜はちょっと星見をしていたのだが、そこでiステラが役に立った。W62CAの電子コンパスと組み合わせれば、北極星が見えなくてもすぐに星座を探せる。もっとも天候には恵まれず、あまり星は見られなかったが......。

Core-02.jpg つい最近、ウィルコムさんから「WILLCOM CORE」のオリジナルストラップが送られてきました。革のしっかりした作りです。以前のアタシならピンクなんて絶対選ばなかったと思うんですが、最近は違いますよッ。なぜ違うかは詳しく説明しませんが、持ってるWILLCOM 03がピンクだからということにしておきましょう。

 で、本誌でも記事に何度か登場している単語「WILLCOM CORE」。なんぞやといえば、ウィルコムさんの「次世代PHS」のブランドネームです。でもこれだけじゃさっぱり分かりませんね。次世代とか3G、3.5G、3.9G、果ては4Gまで、聞いてると煙に巻かれたような感覚になりますね。

 ニュースでも技術的な講演に関するものがほとんどなので、難しい言葉が多くて面倒くさいから記事ごとスルーという方も多いのではと(苦笑)。そんなわけで、改めて「WILLCOM CORE」について頭の中を整理しようと思ったのでした。

 改めて情報をかき集めるとこんな感じです。

「WILLCOM CORE」の概要

 「WILLCOM CORE」が目指すシステムスペックによれば......

 ・伝送速度は、将来的に上下それぞれ最大100Mbps →ワイヤレスで高速インターネット接続ができる
 ・300km/h以上で、新幹線でもブロードバンドを実現 →移動中も安心して利用できる
 ・都心部などでも安定した実効速度を維持 →どこにいても高速でつながる

 実際の速度はだいたい20Mbps程度らしいですが。何はさておき、ご家庭とほとんど変わらない常時接続環境がモバイルでも実現する、と考えてよさそうです。公衆無線LANですと専用スポットにいないと利用できません。でも「WILLCOM CORE」が実現したら、特に都内なら場所を気にすることなく接続でき、あんなものやそんなものがストレスなく楽しめるということですね。なお、「CORE」とは"Communication Of Revolution & Evolution"の略だそうです。

 ちなみに、先日の「BWAユビキタスネットワーク」の記事は、このモバイルブロードバンド環境を定点カメラを使ってもっと有効利用できないか? ということで行われたセミナーです。

「WILLCOM CORE」のインフラは?

 現行のPHS用に設置済みのネットワーク(約16万局のマイクロセルネットワーク)に、OFDMAやMIMOなどの新たな技術を追加することで実現するそうです。つまり、今あるインフラをそのまま活かして構築されるのですね。「つまり、WILLCOMが今の通信速度からブロードバンド並のスピードを実現するために、既存のインフラを活かしてあれこれ改良を加え、準備してるそうな」くらいの解釈かな。

サービス開始時期

 2009年4月から山手線内で試験サービスを開始。商用サービスは10月から。この時点で東名阪もカバーするらしいです。2013年3月末までに全国の人口カバー率92%、846市町村でのサービスを提供予定とか。

WILLCOM COREが使えるプロダクトについて

 WILLCOM CORE対応W-SIM、CPE(加入者宅内装置)、データカード、UMPC、スマートフォンなど。そのほか、こんなものが想定されているようです。製品化は未定ですが、実際にはPHSとWILLCOM CORE対応のデュアル端末が提供されるとか。

気になるお値段

月額3,000円~4,000円程度になるらしいです。


 駆け足で解説というより、駆け足でざざっと情報を集めてきた感じですみません。でもここまできて、ようやく具体的な感じがしてきたような? 果たして、来年の4月まで、いや今から1年後の10月まで待てるのかーーーーーッ?>自分

 もちろんWILLCOM 03で利用できたらうれしいですが、その前にmicroSDHCに対応してくれたらもっとうれしいな~というこの頃です。動画とか音楽とかいろいろつっこんでおきたいんですけど......。

sh906i_adap.jpg 全体的にポテンシャルの高い優等生という印象のSH906i。高機能をぎゅっと詰め込んだせいか、充電端子とイヤフォン端子が合体していて、イヤフォンを使うには、SH906iに同梱されていた「外部接続端子用イヤホン変換アダプタ(試供品、写真右)」を装着する必要があるんですよね。写真ではミニジャックのイヤフォンをつなげていますが、平型コネクタのイヤフォンでも、やはりこのアダプタが必要になります。個人的には、SH906iで唯一残念な点です。

 そんなわけで、Bluetooth接続のワイヤレスステレオヘッドセットを買うことを思い立ちました。それで、めったに見ないマニュアルのBluetooth接続の説明を熟読(ちなみにSH906iのマニュアルはここからPDFでダウンロードできます。Bluetooth関連は「便利な機能」の項で説明されています)。

 その結果、ひとくちにBluetooth接続と言っても、SH906iでミュージックプレーヤーの再生音が聞けるのはA2DPプロファイルで接続したときだけということが判明しました。接続プロファイルがHSPやHFPでは呼び出し音や通話相手の音声は聞こえるけれど、ミュージックプレーヤー再生は聞けない仕様です。また、ワンセグの音声を聴くには、A2DPプロファイルで接続し、さらに著作権保護機能を盛り込んだSCMS-T方式に対応しているBluetooth機器でなければ再生できません。

 ちなみに、A2DPプロファイルで接続時にも、電話の呼び出し音や、通話相手の音声などは、Bluetooth機器からは出力されず、SH906i本体から出力されます。

 ――うっはもしかしてかなりメンドクサイ? とネットで調べたりマニュアル読んだりしたところですでにかなりげんなりしたわけですが、どうやらソニーのDR-BT25NXは無事接続できた人もいるようだし、SCMS-Tにも対応しているので、DR-BT25NXを購入することにしました。

 

mkstp05_01.JPG
遠出のときには必ず携帯するiPhone 3G。出先でも快適にWebブラウジングできるのがスゲく良い。このほか、通話専用となりつつあるケータイも持ち歩いている
mkstp05_02.JPG
わしのiPhone 3Gのアプリの一部。音楽系も相変わらずダウンロードしている
 序盤は頻繁にフリーズしたりバックアップに長時間かかったりとイロイロな問題があったが、9月半ばにiPhone 2.1ソフトウェア・アップデートを適用した以降、非常に快適に使えている。

 上記リンクではバックアップ時間の短縮にカンドーした件を書いたが、それにも慣れてきた頃に「あれ!?」と思った快適さがヒトツ。アップデート後、アプリを多々追加してもほとんど問題が起きていないということ。

 スタパトロニクスこの記事の最後のほーで「iPhone 3Gにインストールするアプリの数は60本未満あたりに抑えるのが良いと思う」と書いた。コレはiPhone 2.1ソフトウェア・アップデート適用以前の話ですな。旧ソフトウェアの状態で、アプリ多量に入れちゃうと(あるいは大容量アプリを入れると)、必ずと言って良いほどトラブったiPhone 3Gちゃん。

 しかし、アップデート後、バックアップが高速化した=リカバリに向けたバックアップも頻繁にするようになったことから、本数とか気にせずアプリを入れまくっていた拙者。

 ......そしてある日「もーそろそろアプリが入りきらない~」という状況になって、初めて気づいた。「そー言えば、最近フリーズしてないニャ」と。100本以上アプリ入ってんのに、このところ再起動とかした記憶がないのであった。

 現在のところiPhone 2.1ソフトウェア・アップデート適用後一カ月少々経った。結局、意識的に「iPhone 3Gの本日の調子はどうかニャ?」とか思いつつ使っていても、どーも以前の調子悪がナイ模様。アップデートでアプリ問題が大きく解消されたことを実感している。

 ちなみに現在入れてるアプリは合計86本。使わなくなったり飽きたりしたアプリを削除し、さぁこれからどんなアプリ入れようかしらと毎日AppStoreを検索したりしている。AppStoreにあるアプリ、まだけっこー増殖中で、日々ちょいとした新発見アプリに出会えるのが楽しい。

 ......けど、iPhone 3Gにアプリ多々入れるのはナンですな、ページをフリックでめくる動作が面倒化してきますな。一時期、アプリ登録可能なページ(?)数が9枚ってのが不満だったが、これ以上増えたりすると今度は「ページ多すぎ!!」てなUI的不満が出てきそう。ページめくりというインターフェースではなく、そろそろもう少々階層的なアプリ管理方法が加わってもいいような気がする。

 あと、蛇足ですけど、こないだ新幹線乗って大阪出張行った時。iPhone 3Gだからこそ的不快感も少々味わった。ネットワーク接続のコトですな。

 関東圏あたりをクルマで移動して、途中で停まってiPhone 3Gを使ったり、あるいは都内で使ったりするぶんには3Gネットワークに関する問題は感じられないことが多かった。また、大阪でも問題ナシな感じ。

 だが、新幹線での移動中は、けっこーストレスを感じた。すなわち、ウェブページ閲覧中にトンネル入って通信停滞とか、3Gネットワーク圏外(!?)で通信停滞とか、せっかくのウェブブラウザおよび通信機能を全然活かせないシチュエーションが多々あった。

 ま、ほかのケータイの通信機能でも、新幹線移動中だとこれに近いストレスがあるとは思う。が、ウェブブラウザが超快適なiPhone 3Gだけに、ブラウザ利用シーンも増えるわけで、そういう端末でページ読み込み中状態がずっと続くのはストレスフル。でもウェブページ見たいよ~ん!! という欲求から、通信良好状態を期待してしぶとくiPhone 3G使い続けたりして。

 結果バッテリー激減な感じ。いつもはチャチャッと2~3分で済むブラウジングをネチっこく(てか表示されるまで頑張って)10~15分とか続けてるんだから、ま、当然と言えば当然なんだが。

 ともあれ、全体的には引き続き楽しめているし便利に使えているiPhone 3G。今後もさらに使い倒していきたい。

mkstp05_03.JPG mkstp05_04.JPG
最近お気に入りのアプリ「EASY RELAX」。環境音を再生するだけのアプリだ 「EASY RELAX」では、雨の音、波の音、密林の音などなど、環境音のみを聞ける。で、聞くとリラックスできる。疲労時の電車移動中とかにもオススメ

mkstp05_05.JPG mkstp05_06.JPG
環境音は多少のカスタマイズ(自作)も可能。猫のゴロゴロ音なんかも聴けるヨ!! 風変わりなサウンドアプリ「Android FX」。ロボットっぽい音を奏でられる

mkstp05_07.JPG mkstp05_08.JPG
こんな表示をタッチすると、スターウォーズに出てきたジャンクロボット~未来な感じのアンドロイドの声(っぽい音)を出せる 音質やエフェクトをエディットできる。そのまま自作映像のサウンドエフェクトに使えそうな音を多々作れる

quicpay.jpg 地域差があると言われるものの、やはり、今どきのケータイに欠かせない機能のひとつが「おサイフケータイ」。以前のエントリーでも紹介したけど、『My W62SH』は結構、おサイフケータイを活用している。

 もっとも利用頻度が高いのが『モバイルSuica』。ボクは普段、クルマで移動することが多いんだけど、夜に人と会う約束があったり、友だちと遊びに行ったりするときは、当然のことながら、電車。ひと昔前なら、「この駅で乗り換えるから、キップはこれを買って......」なんてことを考えてたけど、今はW62SHを自動改札にかざして乗るだけ。東京及び近郊エリアはSuicaとPASMOの相互乗入れのおかげで、JRも私鉄も地下鉄も関係なく乗れる。あとはEZナビウォークや乗換案内をチェックしながら、目的地に向かえばいい。電車に慣れない者にとって、キップ購入というストレスから解放されたのはうれしい。

 モバイルSuicaに次いで、よく利用するのが「QUICPay」。こちらは早くから登録していたんだけど、当初は使えるところがホントに少なかった。ところが、セブン-イレブンが対応したおかげで、一気に利用頻度が増えている。最近はセルフ式ガソリンスタンドにもQUICPay対応のところが増え、利用率はにわかに上昇中。

 そんな感じで便利に使ってるW62SHのおサイフケータイだけど、実はちょっと気になるところがある。auの端末に限らず、多くのおサイフケータイ対応端末ではFeliCaによる通信が発生したとき、何らかのアクションを起こす機能が搭載されている。具体的に言えば、モバイルSuicaで改札を通過したとき、QUICPayやEdyなどで支払いをしたときなどに、端末のLEDが点滅したり、バイブが振動したりして、FeliCa通信が行われたことをユーザーに知らせるというヤツだ。全機種ではないが、最近の機種なら、大半の機種に機能が搭載されているはずだ。

 もちろん、W62SHにも「コンビネーションバイブ」という機能が搭載されており、EZ FeliCaメニュー内の[各種設定]-[コンビネーションバイブ]を「ON」に設定すれば、リーダーライターと通信をしたときにW62SHのバイブを振動させられるのだが、今までボクが利用した範囲では、おサイフケータイ利用時にW62SHのバイブが振動した記憶がほとんどないのだ。もしかしたら、酔っぱらっていて、ボクが感知できなかったのかと不安になったけど、取扱説明書によれば、「リーダーライターによっては、通信時にFeliCa対応アプリの起動や振動をしないものもあります。」ということらしい。

 多くの店舗では写真のようにリーダーライターが光ってくれるからいいけど、W62SHはトップパネルに大きな「充電/着信ランプ」が装備されているんだから、そっちも負けじと光って欲しいよなぁ......。ぜひ、次期モデルではバイブとランプの両方で、しっかりとFeliCa通信をユーザーに知らせてください。

rwgps.jpg 仕事で都内を移動中、カバンの中にSportioを入れて歩いていたのだが、用事を済ませ会社に電話をしようとしてSportioを取り出すと、キーロックがかかっておらず、不在着信がいくつかたまっている。これはもしや......と思い発信履歴を見ると、明らかに移動している時間帯に何度も友人に電話をかけた形跡が。メールではなく通話なので、気になった友人からは折り返しの電話が数回かかってきており、それが不在着信として残っているという始末だった。カバンの中でボタンが押され、意図せず無言電話をかけまくった友人数人に対しおわびの電話やメールを送る羽目になってしまった。ストレート型端末ばかりだった昔ならありがちなミスだが、ご迷惑をおかけした方々にはひさびさのストレート端末ということでお許し頂きたいところだ。

 ちなみにキーロックはほとんどの場面で即座に機能させられるが、一部のシーンでは認識されない場合がある。筆者が経験しているのは、Run&Walkアプリにおける、GPS測位中の場面だ。Run&Walkアプリには「休息」ボタンがあり、これを押すとトレーニングの経過時間が一時停止され、GPSの測位も同様に一時停止される。休息を終えて「再開」するとGPSも測位を再開するが、上の写真のように、GPSの測位が始めるまではキーロック操作が受け付けられないのである。これに気づかずに、「再開」後にキーロックをしたつもりでさっさとカバンに放り込んでしまうと、前述のような嫌がらせが再び発動してしまうことになる。ストレート型端末ではキーロックが重要なだけにこのような場面には注意したい。

hansya.jpg さて、最近は占いに頼るぐらいしか思いつかないので、「Run&Walk」携帯サイトで提供されている「Run&Walk占い」を試してみたところ、本稿執筆日のラッキーアイテムが「金運UP!夜に輝け反射材入りのウェア」で、ラッキースポットは「国道沿いをランニング」と少々強引な結果になっている。むしろ反射材入りウェアを買ってどんどん金が逃げているのが実情だ。さらにアドバイスは「満月の日、物事を完成させれば恩恵を受けられますが、何かを完成させましたか?」と妙に鋭い内容だったりする......が、めげずに「Run&Walk」とSportioを使って秋の夜長のサイクリングを満喫したいところである。
 

rssfeed.jpg 「825SH」を購入した当初、「ただ友」間の通話やメールをメインの用途に考えていて、ネットはほんの少しにしておこうと思った。複数の端末を持っているので、ワンセグやカメラ、モーションコントロールセンサーの"振って操作"など、通信いらずの機能を利用して節約運用できるかと思ったのだ。

 いやはや、考えが甘い。職業的にも性格的にも大甘だった。面白そうなコンテンツがあれば、ついついダウンロードしてしまう。パケット定額サービスがあるから良いものの、それにしたって、上限に達していては節約になっていない。

 ソフトバンクの場合、"タダ"が頭につくコンテンツが用意されていて、電子書籍のお試し版(丸ごと1冊もある)や、音楽やゲームの情報番組などが"タダ"コンテンツとして配信されている。"タダ"が付く以上、こうしたコンテンツの利用料は基本的に無料だが、パケット通信料はしっかりかかる。そんなことは百も承知なのに、ひまつぶしについついいじってしまっている。

 「825SH」には、フルブラウザが用意されている。とくに便利なのがRSSフィード機能だ。更新チェックならわざわざWebサイトを巡回しないで済むので、節約につながっているかもしれない。この機能は、3月末に発売された「インターネットマシン 922SH」で搭載されたもので、夏モデルのSH端末にも用意されている。

 パソコンでは、ニュースサイトやブログの更新チェックにRSSリーダーを利用しているユーザーもいるだろう。基本的には同様の機能なので、ケータイ Watchの記事もRSSで取得可能だ。更新チェックは手動なので、通信料が心配な人も自動更新よりはいくらか安心ではないか。また、「825SH」にはプリセットされているが、ダウンロード型のブラウザアプリにRSSリーダーが用意されていることがある。必要に応じてチェックしてみるといいだろう。電車通勤の間、更新されたお気に入りブログを読んでニヤニヤしている日々。こりゃ節約は当分ムリだな。

dcmx.jpg 2004年にスタートしたiモード FeliCa、すなわちおサイフケータイは、実証実験のころから取材しはじめ、今も興味深い取材対象の1つ。取材に意欲を持つのは、記者として、というよりも1人のユーザーとして"こりゃめちゃめちゃ未来っぽいがな!"とときめいてしまったことが大きい。とはいえ、最初のころはちょっと様子見で使うことはなく、結局、2005年12月に発売された「P902i」でおサイフケータイデビューを果たした。今のところ、最も利用するアプリは「モバイルSuica」で、そろそろ駅の券売機の使い方を忘れそうな勢いだ。

 おサイフケータイと名付けられただけあって、ケータイでお買い物するのが一番便利と感じているし、Edyやnanacoも導入している。最近ではSuicaとEdyばかり使ってきたが、よくよく考えると普段の生活では、おサイフケータイより、そして現金よりもクレジットカードで支払うことが多い。これまではドコモカードというドコモの提携クレジットカードを利用してきたが、ドコモカードは9月末で更新を終了してしまった。手持ちのドコモカードは、有効期限があと1年あるが、それ以降は使えなくなってしまう。

 ドコモカードを利用してきたのは、ドコモポイントを効率的に獲得するため。そこで今回、ドコモのクレジットサービス「DCMX」に加入した。これで利用頻度の高いクレジットカードとおサイフケータイをがっちりリンクできる。申込から2週間ほど経って、無事にプラスチックのDCMXカードが届き、おサイフケータイでも「DCMX」アプリを使えるように設定した。ケータイ側では、会員サイトの登録など、多少面倒なところもあったが、トラブルはなく、すんなり使えるようになった。で、うずうずして設定翌日にはローソンで買い物してみた。プリペイド型電子マネーでは買い物前に必ず残高を確認していたが、DCMXはクレジットなので、そのあたりの手間は省ける。その反面、使い続けていくと、累計決済額がいくらになるか、ちょっとわかりづらい。もちろん専用携帯サイトにアクセスすれば、次回の支払い確定額は確認できる。だが、たとえば今日買い物したとしても、「11月10日支払い分」になるのか「12月10日支払い分」になるのか、わかりづらい。これはクレジットカード全般に言えることだが、せっかく通信機能を活用できるおサイフケータイなのだから「○月○日に支払う金額」と「○月○日~△月△日までに支払った額」がわかるとか、「昨日までに使った額」がメールで届く、といった機能があると嬉しい。ちなみにドコモは「iD」(ドコモのクレジットブランド)を「電子マネー」と説明しているが、わかりやすく伝えたい気持ちはわかるものの、クレジットカードと電子マネーはきちんと分けたほうがいいんじゃないかなとも思う。

  さて「SO906i」のおサイフケータイ機能を使ってみて、ちょっと嬉しかったのは、リーダーライターにかざすとバイブする機能。かざしたことをLEDなどで通知する機能は他社ケータイにもあるが、バイブで知らせてくれると、たとえば音楽を聴きながら改札を通過したときでも、ちゃんとかざしたことが理解できる。こういった良い機能は、メーカーの垣根を超えて広がってくれるとなお嬉しいなぁ。

w62ca_bluetooth2.jpg 先週、auからこんな案内があったので、W62CAをお使いの方はすぐにケータイアップデートをやっておこう。しかし、落下衝撃に弱いG'zOneって......。

 話を本題に戻すが、Bluetoothである。「本日の一品」でソニーのBluetoothレシーバー「DRC-BT15P」をご紹介したことがあるが、実はそれには続編がある。いや、DRC-BT15P自体は非常に快適に利用できているのだが、問題はW62CA側、というかKCP+端末全般のBluetoothの仕様である。

 というのも、この手のBluetoothレシーバーを使っていてよくあるのは、音楽を聴いているところに電話がかかってくるケースだ。実は、現状のKCP+端末では、この場合、Bluetooth経由での通話が行えない。着信音は鳴るのだが、通話は携帯電話本体で行うことになる(取扱説明書の340ページを参照)。他キャリアのBluetooth対応端末では、そのまま通話できるのが一般的なだけに、なぜこんな仕様になっているのか不思議でならない。

【お詫びと訂正】
 ↑と書いていたが、読者の方からご指摘いただき、音楽再生中にそのまま通話に移行できることがわかった。あらかじめBluetoothの設定メニューの「ワイヤレス機器選択」で音出力先を該当機器に設定しておけば、大丈夫なようだ。ちなみに、下記の3g2形式の音声の問題は依然として解決していないので、情報をお持ちの方はぜひ教えてほしい。

 また、端末のカメラで動画を撮影すると3g2(3GPP2)形式で保存されるが、この音声をBluetooth経由で聞くこともできない。ヘッドホンをして、「あれ? なんか音が小さいな」と思ってボリュームを上げていくと、実は端末のスピーカーから大音量がしていて恥ずかしい思いをする、なんてことになる。

 そんな謎な仕様があるものの、Bluetoothは活用の仕方さえ心得ていれば非常に便利。たとえば、W62CAのようにmicroSDカードを取り出すために電池を外さないといけない端末の場合、PCと写真データをやりとりするのが面倒くさい。もちろん、USBクレードルに乗せるという方法もあるが、写真1枚とか、ちょっとしたデータのやりとりならBluetoothの方が簡単。

 海外メーカーの端末では、アドレス帳の管理をBluetooth経由で行えたりもする。日本のBluetooth対応端末も、そこまでサポートしてくれるといいのになぁ。

ishikawa.jpg 10月10日~12日に静岡県・富士スピードウェイで開催された「F1日本GP」に行ってきた。今回の旅のお供はiPhone 3G、W62SH、SH706iwの3台。

 昨年の日本GPは大雨と霧によってレースは混乱。さらに場内の道路が陥没してシャトルバスが動かなくなってしまい、数万人が雨のなかで何時間も待たされるという大失態を演じた。今年は一年が経過して富士スピードウェイがトヨタのグループとしての「カイゼン」をちゃんとしているかが注目だった。

 日本GP開催中の3日間、サーキットをくまなく回って「アラ探し」をしてみたが結局、問題なし。警備や案内スタッフが5000人近くいたこともあって、運営はとってもスムーズ。

 取材中、SH706iwを持ち歩いていたが、歩数計は金曜日が1万5643歩、土曜日が1万9648歩、日曜日が1万7598歩とトータル30km近く歩いたことになる。ただの取材でサーキットをぐるぐる歩くだけだとつらいが、歩数計があると結構楽しいかも。

 また、かなり活躍したのがW62SH。今年、F1日本GPは予選、決勝ともフジテレビが生中継をやっていたこともあって、ワンセグを観ながらレースを観戦できたのだ。目の前にも大きなビジョンがあるが、細かな順位は把握しにくい。そんなときはワンセグの中継で実況を聞くだけでもレースの展開をさらに知ることができて便利。

 実は、富士スピードウェイは今年からワンセグ視聴が可能になったという。こうした面も「カイゼン」が見られるのだ。

 今年は携帯電話のエリアの強化も行っていた。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各社が移動基地局車をサーキットに派遣していたのだ。しかも、NTTドコモは2台も配備。気合いの入り方が違う。

 で、自分のiPhone 3Gといえば、メールのチェックをしようにも、あまりパケットが流れずに受信できず。結果、W62SHでメールチェックをすることに。やっぱり、スポーツイベントの時にはワンセグがあったほうが便利かも......と実感した週末だった。

PA030003.JPG
PA030015.JPG
 ドコモの場合、ミドルレンジの706iシリーズには、GPSが搭載されていない。つまり、GPSは、ハイエンドな906iシリーズだけの特権なのだ。「せっかく値段の高い906iシリーズを買ったのだし」ということで、SH906iを手に入れてからは、積極的に地図をながめるようにしている。

 他の906iシリーズと同様、SH906iにも、GPSと連動したアプリが2つプリセットされている。1つがドコモとゼンリンデータコムが開発した「地図アプリ」。もう1つがGoogleが提供する「モバイルGooleマップ」だ。

 地図アプリは、地図やデータベースを参照するだけなら無料で利用できる。ナビまで使うと月額315円かかるが、初回起動から90日間は無料だ。個人的に気に入っているのが、「ぐるなび」や「ホットペッパー」と連携したグルメ検索。2つの媒体は共に老舗だけあって、データベースが非常に充実している。職場や家の周辺を調べてみると、予想外の発見があるかもしれない。検索結果から、ダイレクトにクーポンサイトへ飛ぶことができるのも便利だ。

 一方のモバイルGoogleマップは、地図表示が速く、「ちょっと道を調べたい」というシチュエーションに向いている。iPhoneのマップと同じく、動きもなめらか。検索で周辺の店舗などを調べることも可能だ。気に入った場所には、「お気に入り」としてピンを立てておくことができる。国際的な企業が提供するアプリだけあって、海外の地図が充実しているのもうれしい。ちょっとした空き時間に、ボーっと海外の地図をながめるのも悪くないだろう。

 話題の「ストリートビュー」をケータイで使えるのも、モバイルGoogleマップならではの特徴だ。ストリートビューは、地図と街の風景が同時に表示されるため、自分がどこにいるのかを認識しやすい。PC版だと机の上でしか使えなかったが、ケータイ版なら、実際にストリートビューを見ながら移動できる。初めての場所に行く際は、これが実に心強い。物議をかもしたサービスだが、最初からこういう使い方を提案していれば、もっとスムーズに受け入れられたのかもしれない。

 なお、プリインストールされているモバイルGoogleマップはバージョンが古いため、そのままではストリートビューを使えない。利用するには、いったん端末からアプリを削除し、ここから新しいバージョンのものをダウンロードする必要がある。プリインストール版利用者は、設定したお気に入りなどが引き継がれない点に注意しよう。

 今回紹介した2つのアプリは、SH906iならではという部分がない反面、アプリさえ対応していればSH906i以外でも同じように活用できる。正確な場所が必要なければ、GPS非搭載の706iシリーズなどでも十分なので、お手持ちの端末でぜひ試してみてほしい。

iphonemail.jpg 最近、いろいろネットワークトラブルに見舞われ、ISPとメールアドレスを変更しようかな、と思い立った。そしてせっかくならば「ISPや端末に依存しない快適なメール環境を構築したい」と思い、いろいろ試行錯誤して、「GmailからMobileMeに転送する」というメール環境を作った。

 これが思いのほか快適なのである。MobileMe宛のメールは、サーバーに届いたら即座にiPhoneでプッシュ配信され、どこにいてもすぐに読むことができる。あらゆるメールがiPhoneにポンポン届いてしまうとウザいところだが、Gmailからの転送時にフィルタをかけているため、あまり問題にならない。読む必要のないメルマガを除外するだけでも効果は抜群だ。

 MobileMeはIMAP(サーバーにメールを保管する方式)を使っていて、フォルダ分類や未読フラグなど、端末を問わずにシンクロする。iPhoneや複数のパソコンを併用する環境でも、既読メールが貯まったりしない。モバイルメール環境はかくあるべし、と感じる。

 iPhoneのメーラーは、そのフォルダに入っている新しいメールを数十件ほどしかダウンロードしないし、検索もできない。古いメールを検索するには、Gmailを使う方が便利だ。GmailのiPhone向けインターフェイスも、なかなか使いやすい。2000年ごろからの過去のメールもすべてGmailにアップロードしたので、5年前のメールをiPhoneで検索して読む、なんていうことも簡単にできる。

 ちょっと気になるのは、信頼性の問題だ。通常のGmailは無料な上に「BETA」が付くサービスである。ほかの商用サービスでも、落ちるときは落ちるわけだが、いささか気になってしまう。ここはGoogle Appsを使い、独自ドメインで運用する手もある。しかし正直、ドメイン取得とかはやったことがないので、ちょっと勉強する必要がありそうだ。こんなこと考えているので、いつまでたってもメールアドレスを移行できないわけだが......。

 せっかくWindowsケータイを持っているのだから、Windowsパソコンと日々連携にいそしんでいるかと思われるかもしれません。が、よくよく振り返って見たら、滅多に同期させていませんでした(汗)。

 というのも、ずいぶん昔ですが、軽い気持ちでPDAをPCと同期させたら、内部に登録していたスケジュールがPC側のまっさらなOutlookと同期されてしまった(=クリアされてしまった)経験があるからです。人はこれを「トラウマ」と呼ぶかもしれません。

 「会社員ではない」というのも1つの大きな理由かも。常に目の前のPCが仕事用であり、プライベート用でもあるため、頻繁にファイルを同期させて持ち出す必要がないからです。たまに持ち歩きたいファイルがある場合は、microSDカードで対応しています。

 さらに、スケジュールを「Googleカレンダー」で管理しているのも大きな理由かもしれない。以前は「Microsoft Office Outlook」だった時期もありますが、端末が変わるとアクセスできないのが難点で。そこでネットに接続できる環境ならどこからでも閲覧・更新できる利便性を重視し、「Googleカレンダー」になりました。

 でも常にオンラインとは限らない。歩きながら、電車の中で、予定を確認したいときもある。その際役立つのがWILLCOM 03の「予定表」。この「予定表」と「Googleカレンダー」を「POsync」で同期してしまえばいいんです。

gateway-01.jpggateway-01.jpg
POsyncの画面。ユーザ登録の必要もなく、すぐ利用できる「他のカレンダー」も同期したいものだけ選択できる

 「POsync」のイイトコロは、まず国産で無料だということ。おまけに複数のGoogleアカウントの使い分けが可能で、Googleカレンダーに作成した複数のカレンダーにも対応しており、任意に選択したカレンダーを同期できます。どこか知らないサーバに自分のGoogleアカウントを預ける必要もありませんし、ユーザ登録も不要なところが気に入っています。

 「POsync」を使えば「予定表」を「Googleカレンダー」に反映できるんですが、問題は同期対象となる「予定表」が複数カレンダーではないこと。このため、取り込んだ予定はすべて1つのカレンダーとみなされてしまい、すべて「Googleカレンダー」側のメインカレンダーに登録されてしまうようなのです。「Googleカレンダー」で管理しているカレンダーが1つだけなら問題ないでしょうが、複数ある場合、双方向で頻繁に更新しているといつのまにか同じ予定が複数登録されていたり、連続した予定のはずが単独状態になっていたりと混乱状態に!!

 解決策としては、「予定の更新はできるだけGoogleカレンダーで行い、WILLCOM 03はダウンロードのみにする」という運用ルールを徹底するくらいかな......。どうしても出先からダイレクトに「Googleカレンダー」を編集したいときは、「Google Calendar Mobile Gateway」や、「TAKE24/7」を使うと便利ですよん。

 なお、WILLCOM 03のスケジュールのバッサリ削除には「POsync」とあわせて公開されている「POremover6」を、スケジュールの表示には「Offisnail Date」を愛用してます。ありがというございま~す!

gateway-01.jpggateway-01.jpg
「Google Calendar Mobile Gateway」でGoogleカレンダーのスケジュールを表示してみた「Google Calendar Mobile Gateway」のスケジュール登録画面

gateway-01.jpggateway-01.jpg
「TAKE24/7」でGoogleカレンダーのスケジュールを表示してみた「TAKE24/7」のスケジュール登録画面

willcom03-01.jpg
今回の1枚。うちにもとうとう「ねんきん特別便」がきましたよ! 一見問題なさげでしたが、今度は「厚生年金の標準報酬月額が改竄」なんて報道が!

mkstp04_02.JPG
auはカシオ製端末のW62CA。G'sOneシリーズとしては最もスマートかもしれない。サブディスプレイは電子ペーパーで、常時、視認性が良い。おサイフケータイ(FeliCa)としては、このサブディスプレイ側を改札などの読み取り機にかざす
mkstp04_02.JPG
非常に打ちにくいと感じられまくりのテンキー部分。右下に見えるBluetoothマークにより、拙者におけるテンキー使用感のストレスが少し解消されるが
 iPhone 3G野郎化著しい俺なんですけど、auの端末も使っている。

 キモチ的には、常用端末をiPhone 3Gに一本化したい。しかし"この日本で使う常用端末の一本化"を考え出した途端、日本製の日本市場向けケータイの力量に気づいたりして。いや、単純な話、ケータイ間メールがマトモに送受信できたり、おサイフケータイの利便があったり、やっぱりカメラ機能の高さがナイスだったり、とネ。

 さて、これまで約1年使ってきたのは、auのW53CA。EXILIMケータイですな。コレはコレで良かったんですけど、Bluetooth対応の端末が欲しくなった。で、チラリとauのサイトを調べたら、auにはBluetoothケータイ少ないっスねぇ、もっとBluetoothして欲しいですのう。

 ......あ!! でもアレがあったか!! と思い出したのがauのビジネスケータイE03CA。一般にもフツーに売られている(上記リンクのスタパブログ記事では"時期やショップ"により状況が違ったけど)。現在でもわりとマニア人気があったりする、防水で硬派で電源的にもタフな端末である。

 てなわけで、速攻でE03CA(の白ロムをネットで)購入。入手直後、auショップで登録手続(手持ちのau SIMで機能するようにするというヘンなロックの解除)。待ち時間にウロウロしていたら......お、コレがG'zOne W62CAか、初めて触ったヨ。意外に薄いっスね。サブディスプレイの電子ペーパー、イイじゃん。

 と、W62CAに興味を持った拙者。でもなー、Bluetoothがなー、とか思いつつテンキー触ってたら、ニャニャニャ!! Bluetoothマークが!! W62CAはBluetooth対応だったのかーッ!! 知らなかった、ってか、調べたけど知れなかったというよりスペックを見落としていた!!

 というわけで、E03CA登録手続きに次いで(手続きツイデに?)、W62CAも買っちゃった俺であった。すなわち、最初からW62CAに機種変しときゃよかったとも言えるが、ところがE03CAにも興味があったっていうか、でも実は勘違いの不要ケータイ購入と言われるとイタいっていうか、あうあうauau(汗)。

 Bluetooth端末が欲しくなったのは、パイオニアのサイバーナビとケータイを、Bluetooth接続したかったから。クルマ乗るたびにスマートループ系の通信機能を使う=ナビとケータイをケーブル接続していたが、この、接続という小さな手間をなくしたかった。

 W62CAはまだナビと無線接続していない(クルマ側のアダプタ取り付け工事がまだなので)。ケータイとして使っていての違和感としては、テンキーが非常に使いにくい点と、操作手順がややまどろっこしい点くらい。って使用上、かなり重要なトコロが使いにくかったりするが、日本製ケータイとしての強みは満載───防水・耐衝撃・おサイフケータイとして使えてワンセグも観られる。

 特におサイフケータイとして、ラフに扱っても安心な端末を使えるという点がナイス。改札にガチャッと当たっても気にならないしネ。また、モバイルSuicaってやっぱり一度使うと後戻りできない利便がある。......香港で防水・耐衝撃・FeliCa(オクトパス)対応のGSM・G'zOneとか出したらウケるんじゃ? とか思ったりもした。

 一方のE03CAとiPhone 3Gだが......。

 E03CAはおサイフケータイ不要エリアのアウトドア端末となりそう。ただ、使いやすいっスねコレ。ボタン押しやすいし、操作手順の回りくどさが少ないし。Bluetooth対応なので、拙者的には長寿な端末になりそうだ。

 iPhone 3Gは、てゅーか、iPhone 3GとナビがBluetooth接続できてデータ通信できれば、それでよかったのだ。ま、Bluetoothプロファイルの件はアップルになんか思惑があるのかもしれないし、データ通信の件はソフトバンクになんか思惑があるのかもしれないが、そーゆー思惑をユーザーの思惑と摺り合わせていかないと、iPhone 3G大好きだけど日本製端末手放せない俺が居続ける、というのが拙者の思惑な感じ。

mkstp04_02.JPGmkstp04_02.JPG
auはカシオ製端末のE03CA。ビジネスユーザー向けではあるが、誰でも購入・使用可能。現行品だが多くのショップで「お取り寄せ品」となっているようだデカいバッテリーを搭載。かなり分厚いが、通話・通信しまくりのビジネス用途には有り難い仕様である。また、防水性や堅牢性、バッテリーの保ちはアウトドアユースにも最適な感じ

mkstp04_02.JPGmkstp04_02.JPG
フツーに打ちやすいキー部分。W62CAもこういうフツーのキーであって欲しかったサイバーナビ用のBluetoothアダプタND-BT1。E03CAで接続が可能らしい(ユーザーの報告がネット上にあった)が、W62CAでどうなのかは現在不明

w62sh_4.jpg 第1回のエントリーでも紹介したように、ボクはこういう仕事をしていることもあり、昨年の冬モデル、今年の春モデル、夏モデルと、毎回、KCP+採用端末を選んでいて、W62SHがすでに3機種目。今年の前半は頻繁なケータイアップデートで心配されたKCP+採用端末だけど、改良が進んだこともあり、W62SHは快適に使えている。実現される機能を考えると、個人的にはKCP+採用端末が手放せない状態になりつつある。

 たとえば、BluetoothやLISMO VideoもKCP+採用端末ならではのメリットだけど、実は意外に実用面で役に立っているのが「マルチプレイウィンドウ」。複数の機能を同時に起動して、切り替えながら操作できるというもので、パソコンで言うところのマルチタスクというか、タスク切り替えみたいなものだ。よくレビュー記事などでも触れているように、ワンセグを見ながら、受信したメールの内容を確認したり、メールを閲覧中にスケジュールを確認するといった使い方ができるわけだ。

 ボクがマルチプレイウィンドウのお世話になるのは、EZナビウォークやEZ助手席ナビを使うときが多い。外出先でルートを調べるとき、先にEZナビウォークを起動してしまい、「あそこの住所はなんだっけ?」なんて思うことがある。いったん、EZナビウォークを終了して、アドレス帳やメールを参照してもいいんだけど、もう一度、EZナビウォークを起動するのって面倒でしょ。そういうときに「マルチプレイウィンドウ」を使うわけ。EZ助手席ナビで多いのは、ルートを設定したのに、マナーモードだったから音が出ず、音声ガイドが聞こえないという失敗(笑)。そんなときはマルチプレイウィンドウから待受画面を呼び出し、マナーモードをOFFにして、EZ助手席ナビに戻るわけだ。

 マルチプレイウィンドウを呼び出すには、[マルチ]キーを押すんだけど、今まで使ってきたKCP+採用端末はいずれも[マルチ]キーが側面に装備されているため、ちょっと操作しにくい印象があった。これに対し、W62SHはダイヤルボタンの左下に[マルチ]キーが装備されていて、ボタンも大きく、マルチプレイウィンドウが呼び出しやすい。

 ところで、話は変わって、前回のエントリーで触れたUSBケーブルの問題。いろいろと試してみたところ、本体に付属の専用USBケーブルを利用する場合、W62SHの「USB設定」を「高速データ転送モード」に設定すると、エラーになるが、「データ転送モード」に設定すれば、LISMO VideoでもMySync Bizでも問題なく、利用できた。LISMO Videoで海外ドラマ一話分を転送したけど、高速転送モードでも数秒しか速くなく、ほとんど誤差の範囲。だから、データ転送モードに設定したまま、使うのが正解のようだ。ちなみに、読者の方からも同様の情報をメールでご提供いただきました(名古屋のYさん、ありがとうございます)。しかし、こういう情報がMySync BizのFAQに載ってないのがちょっともったいないような......。


CPKBbt2.jpg Bluetoothキーボード「CPKB/BT」ですが、これについては一度、アイ・オー・データ担当者の方にお話お伺いする機会があり、シャープとの共同開発ではないものの、それに近いような形で、SH906i/SH906iTVに合わせて開発したとのことでした。実際使ってみると、かなり使い勝手的に作り込まれている感じがします。

 ファンクションキーは、それぞれF1がiモードボタン、F2がカメラボタン、F3がメールボタン、F4がアドレス帳ボタンに対応しています。

 たとえばメールを書きたい場合は、F3ボタンを押してメールを起動、あとはメールアドレス欄を選択してEnterキーを押すとメールアドレスの入力画面になり、メールアドレスを入力したら、Ctrl+Enterで決定してメールアドレス入力画面からメール作成画面に戻ります。

 テキストのカット&ペーストも簡単で、Shift+カーソルキーでテキストを範囲選択し、Ctrl+x(カット)&Ctrl+v(ペースト)。このあたり、PCとほぼ同様の使い勝手とキーアサインは覚えやすく使いやすい。

 ケータイのキーボードは触らずに、メール操作などがひととおりできるようになってます。このあたりの使い勝手は正直、期待していたよりも良かったです。

 ノートPCを広げるには、スペースもそれなりに要るし起動には時間がかかる。mixiやブログをケータイからちょこちょこ更新するような用途にはぴったりかもしれません。ただ、ちょいとお値段高めなので、実際どのくらい使うか、利用頻度を考えて買った方がいいかも(とはいうものの、こういうガジェットはほぼ勢いで衝動買いっスよね!)。

 Sportioを使い始めてそれなりに時間が経ち、気に入った点や残念な点がいくつか出てきた。やはりコンパクトなボディは「ポケットに入れる派」の人間向きで、薄着の夏場はありがたさを実感することも多い。ソフトウェア面ではハイエンドモデルに優るとも劣らない仕様なので、前回紹介したような豪華なゲームアプリが難なく動作するのも嬉しいポイントだ。

 使い始めて気付いた、当初予想していなかったポイントは、テンキーのアルファベット表記が"移動中に見づらい"というところ。キー自体が小さいので当然のように思われるが、室内などで手に持って見ている分には問題無く見えているため気づいていなかった点だ。歩きながら操作(あまり推奨できないが)しようとすると、とたんにテンキー上のアルファベットが見づらくなり、タッチタイピングなどできない筆者は立ち止まって文字を打つことになってしまう。また、個体差なのかもしれないが、背面の電池パックのカバーが黄変気味である点は残念。日光にさらすわけでもなく普通に使っているだけだが、ホワイト系のボディカラーということもあり、カメラ側ボディとの色の差が気になり始めている今日この頃である。

 さて、一向にシェイプアップ企画が進んでいない反動で前振りが長くなっているが、秋めいてきた最近は運動にも最適な季節だ。夏は、ダイエット効果という意味では最適かもしれないが、上着もズボンも汗でベトベトになったり、給水を怠ると生命の危機が感じられたりと、軟弱な筆者には精神的な障壁もそれなりにあるのが実際だ。自転車を使い、片道10km、往復20kmを1時間程度でこなす走行プランは構築してみたものの、途中経過として衝撃の事実を公表しておくと、体重計を見ても2カ月前のデジャヴとしか思えない状況だ。ひょっとすると、走行回数が週1~2回と少ないのが原因かもしれない。いや完全にそこだ。体重が増えずに維持できているのはむしろ黒烏龍茶をガブ飲みしているからでは? と自ら勘ぐってしまうほどだが、今さらながら走行プランの練り直しというか、最初から折れていたような軟弱な心構えの入れ替えが求められているようである。

randw01.jpg randw02.jpg
 ちなみに画像は走行コースの一例で、往復で全く同じコースを走っている。右の画像はランニングではなくSportioの歩数計で計測した歩数の数値(8月)で、それなりに歩いている印象だ。それにしても、土日に全く外出していない日があるのだが......。

omrice.jpg お気に入りのケータイだからこそ、しばらく使っていると「もっとここがこうなっていたらいいのに!」とか、「この部分がいまいちだな~」なんて思うこともある。最近のケータイは、microSDカードの挿入口が取り出しにくい場所に用意されている場合がある。「825SH」も側面部のワンセグ用アンテナで隠された位置にあり、正直言って取り出しやすくはない。

 ただ、メモリカードは挿しっぱなしの状態で利用しているので不便とは感じない。記録されたデータを転送する場合も「825SH」にUSBケーブルを接続すればいいのだ。

 美味しいものが大好きなので、目の前に出された美味しい料理の写真をとることが多い。ケータイは、撮影してすぐにブログの更新ができるので重宝している。というより、カメラ付きケータイがなければブログ自体をやることはなかっただろう。

 シャープ製ケータイのカメラ機能は、機能メニューがわかりやすく撮影サイズなどの変更が簡単だ。「825SH」は200万画素CMOSカメラなので高画素とはいえないが、オートフォーカス機能も搭載されており、メール添付で写真を送ったり、ブログに掲載したりする分には十分だと思う。

 おおむね満足しているのだけど、暗い場所で撮影した際に思ったような写真が撮れないと感じることがある。「おまえの腕が悪い」というのはとりあえず置いておくとして、蛍光灯や水銀灯、HIDランプなどの白色系の明かりではなく、白熱灯やハロゲンランプなどのいわゆる電球色でそう感じることが多いようだ。夕食やお酒を楽しむお店は、電球色でライティングしているところが少なくない。美味しいものがより美味しそうに写るカメラ機能が欲しいと思うのはわがままだろうか。そしてなにより、美味しいものがたくさん食べたい!! ←これはわがまま。

 そうそう、撮影した写真はブログの更新だけでなく、モーションコントロール機能を使った「魅せフォト」でも利用中。この機能は、待受画面上でケータイを手前に何度か振ると、設定した写真がニュ~ンと表示されるものだ。現在、トロトロでふわふわなオムライスの写真を設定している。待受画面を表紙とするなら、「魅せフォト」機能は袋とじ的な機能。写真をおかずにごはんが食べられる日も近い、かも!?