ケータイ Watch
みんなのケータイ

既視感に耐える強い心が必要です

 Sportioを使い始めてそれなりに時間が経ち、気に入った点や残念な点がいくつか出てきた。やはりコンパクトなボディは「ポケットに入れる派」の人間向きで、薄着の夏場はありがたさを実感することも多い。ソフトウェア面ではハイエンドモデルに優るとも劣らない仕様なので、前回紹介したような豪華なゲームアプリが難なく動作するのも嬉しいポイントだ。

 使い始めて気付いた、当初予想していなかったポイントは、テンキーのアルファベット表記が"移動中に見づらい"というところ。キー自体が小さいので当然のように思われるが、室内などで手に持って見ている分には問題無く見えているため気づいていなかった点だ。歩きながら操作(あまり推奨できないが)しようとすると、とたんにテンキー上のアルファベットが見づらくなり、タッチタイピングなどできない筆者は立ち止まって文字を打つことになってしまう。また、個体差なのかもしれないが、背面の電池パックのカバーが黄変気味である点は残念。日光にさらすわけでもなく普通に使っているだけだが、ホワイト系のボディカラーということもあり、カメラ側ボディとの色の差が気になり始めている今日この頃である。

 さて、一向にシェイプアップ企画が進んでいない反動で前振りが長くなっているが、秋めいてきた最近は運動にも最適な季節だ。夏は、ダイエット効果という意味では最適かもしれないが、上着もズボンも汗でベトベトになったり、給水を怠ると生命の危機が感じられたりと、軟弱な筆者には精神的な障壁もそれなりにあるのが実際だ。自転車を使い、片道10km、往復20kmを1時間程度でこなす走行プランは構築してみたものの、途中経過として衝撃の事実を公表しておくと、体重計を見ても2カ月前のデジャヴとしか思えない状況だ。ひょっとすると、走行回数が週1~2回と少ないのが原因かもしれない。いや完全にそこだ。体重が増えずに維持できているのはむしろ黒烏龍茶をガブ飲みしているからでは? と自ら勘ぐってしまうほどだが、今さらながら走行プランの練り直しというか、最初から折れていたような軟弱な心構えの入れ替えが求められているようである。

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 ちなみに画像は走行コースの一例で、往復で全く同じコースを走っている。右の画像はランニングではなくSportioの歩数計で計測した歩数の数値(8月)で、それなりに歩いている印象だ。それにしても、土日に全く外出していない日があるのだが......。

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