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待っててよかった「Walkman Phone,Xmini」

xmini.jpg 前回、「auの『第3弾』の発表を待ってから機種を決めたいと思う」という趣旨の原稿を書いたが、やはり待っていたかいがあった。12月8日に「Walkman Phone,Xmini」が発表されたからだ。テイストはよりカジュアルな方向に振られているが、驚きのサイズ感や大胆に切り落とした機能などは、まさにpreminiの後継機といっても過言ではない。実際、preminiとXminiを並べてみたが、サイズはほぼ同じ。ストレートとスライドの違いはあるが、ポケットに放り込んでおくだけで気軽に使えるという点は共通している。少なくとも、preminiユーザーである私は、Xmini購入を「即決」してしまった。

 だが、中には魅力を感じつつも「カメラがない」「おサイフケータイがない」といった理由で、購入を躊躇している人もいるだろう。そんなユーザーには、2台目としての購入がオススメだ。auでも「au ICカード」を差し替えれば、旧端末を利用できる。気分に合わせて端末を変えるということも、不可能ではないだろう。また、シンプルコースなら、月々の基本使用料はわずか980円から。2台目としてXminiを利用しても、大きな負担にはならない。1台目の端末がauなら、「家族割」で通話料が24時間無料になるため、着信を常にXminiに転送しておいても(転送のための)通話料はかからない。電話やメールの着信だけをXminiに集約させておき、発信は1台目からという形にすることもできる。

 もちろん、そもそもカメラやおサイフケータイ、GPSはいらないという人にとっても、Xminiは魅力的な1台目端末といえるだろう。カメラはデジカメで代替可能だし、おサイフケータイも頑張ればICカードで事足りる。全てのケータイがXmini並みに機能を割り切ってしまったら、それはそれで物足りないが、バリエーションの1つとして、このような端末はあってしかるべきだと思う。

 というわけで、次回からは、Xminiのあれこれを書くことに決めた。auさんとソニー・エリクソンさん、ぜひ年内発売が間に合うよう頑張ってください!

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