ケータイ Watch
みんなのケータイ

  ito-d4mk1.jpgF-01Aを使い始めて早3カ月。数々の新機能の中で、もっとも今後が楽しみなのは、iコンシェルだ。すでにこの機能についてはさまざまなところで語られているのでここで細かく説明はしないが、電車の運行情報がお気に入り。「勝手に情報が降ってくる」便利さは、いつでも持ち歩くケータイにはうってつけの機能だと思う。

 今現在、iコンシェルでは、住所などあらかじめ入力した情報に従って、路線の運行情報や天気が配信されているが、自分の位置を考慮せずに登録した情報にしたがうだけなので、会社にいるのに自宅近辺のイベント情報が来たりする。

 しかし、情報を手動で登録しなくても、ケータイには「自分の好み」を端的に表すお気に入りも入っているし、GPSの位置情報と時間をひもづければ、職場や自宅、ランチする場所、飲みに行く場所など行動範囲とパターンも学習することだってできるだろう。

 こうした情報を自動で集めて、たとえば、終電間際の時間に都心にいたら、自分のいる場所の最寄り駅の終電の時間を勝手にプッシュしたり、昼時に移動していたら、近隣のグルメ情報が降ってきたり、といった具合に進化してくれれば、インプットなしで学習し、先回りして情報を配信してくれる、もっと便利な存在になるはずだ。

 もちろん、プライバシーとの兼ね合いはあるが、私のように「ケータイで文字打つのメンドイ」なんて人や、そもそも機械がニガテな人にとっても、欠かせない機能になるのではないか。そんな風に進化してくれたらなあと思っている。

 とまぁ、未来への希望は置いておいて、F-01Aだが、割賦販売で買い換えサイクルが伸びている今、「安心して買える」端末だと思う。キビキビと速いし、機能は十分だし。あえて言えば、本館、別館、新館、新本館と建て増しに建て増しを加えた温泉旅館みたいに、複雑な構造になっているメニューくらいだろうか。しかしその点も、デスクトップのショートカットである程度フォローできるので、そんなには気にならない。むしろ、変に新しさを装って動作が重いよりは、ずっとマシだ。

 ハイスペックなのに大きな穴のない、安心できる端末。F-01Aはそんな印象を強く残した端末であった。
 これまでは全体的に良いところを書いてきましたが、使っていて気になるところをまとめておきたいと思います。

 一番の課題はなんといっても「もっさり」な動作感。標準で設定されているメニュー画面「TouchFLO 3D」は、とてもわかりやすく使いやすい反面、本体メモリも大量に消費し、動作もかなり緩慢です。「TODAY」の設定画面からTouchFLO 3Dを外せばWindows Mobileの標準的な画面に戻りますが、今度は待受のメニュー画面に設定できる項目があまりに少なく使いにくくなってしまうのでカスタマイズが必要に。Windows Mobileがベースなだけに難しいとは思いますが、動作も軽くカスタマイズ不要のメニュー構成も期待したいところです。

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 十字ボタンの左右が押しにくいのも慣れるまでは苦労しました。左右ボタンは円の部分ではなく、円の横の平らな部分で反応するため、ちょっとでも横にずれると間違えて通話終了ボタンを押してしまい、アプリケーションが終了することもしばしば。最近はどの部分を押せばいいか体で覚えたので誤操作は減りましたが、始めて触る人はまちがいなく戸惑う部分だと思います。

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 操作体系が統一されておらず、ボタン操作とタッチ操作の両方が必要なのもちょっと残念。基本的な操作は十字ボタンでできますが、「戻る」だけタッチパネルのみだったりというアプリケーションもあり、歩きながらタッチパネルを押そうとしたら指がずれてアプリケーションを終了してしまう......、なんてこともありました。

 ただ、動作以外の面はある程度慣れでこなせますし、PC定額データも使える小型のWindows Mobile端末としては他にない魅力もたくさんもっているTouch Diamond。このブログの初回でも書きましたが、あくまでデータ通信をメインに考え、そのプラスアルファとしてスマートフォン部分を捉えるのであれば、非常にコストパフォーマンスの高い1台だと思います。
 
dlnas01.jpg Nokia N82など、マルチメディア機能を強化したノキアの端末には、メニューから「ツール」→「外部接続」とたどったところに「ホームメディア」機能が用意されている。簡単にいうとDLNA機能なのだが、ほかの機器に保存されたコンテンツにアクセスするクライアント機能に加えて、N82に保存されている写真などをホームネットワーク上に公開できるサーバ機能も用意されているのがユニークだ。

 「DLNA対応機器」と言われてもピンとこないかもしれなが、最も身近な例と思われる機器では、「プレイステーション 3」(PS3)が挙げられるだろう。N82とPS3を使えば、コンテンツをコピーすることなく大画面で写真や動画を楽しめるのである。旅行の様子など、まとまった枚数を、複数人に見てもらいたい場合などに便利な機能だろう。

 N82のほかに必要な環境は、PS3とテレビ。そして、PS3の接続されたホームネットワークが無線LANに対応している必要がある。

 N82側では、上記の「ホームメディア」機能にて、DLNAサーバ機能である「コンテンツ共有」を有効にする。そして、無線LAN経由でPS3と同一のホームネットワークに接続すると、PS3のメニューにはN82が現れる。PS3側で写真を保存したフォルダにアクセスすれば、N82に保存されている写真などをテレビの画面で閲覧でき、PS3の洒落た雰囲気のスライドショーなども楽しめる。

 実はN82にはアナログのビデオ出力ケーブルが用意されており、テレビに接続すれば同様に写真を楽しめたりする。microSDカードとリーダーライターを利用してPS3にコンテンツをコピーすることも可能だ。一方、DLNA機能を使うメリットは、無線LANのID・パスワードが必要なものの、コンテンツをコピーしなくても見られる点だろう。加えて、デジタルデータのままコンテンツを閲覧できるため、PS3とテレビがHDMIなどのデジタル方式で接続されていれば、写真などを高画質に閲覧できるのが特徴だ。

 注意すべきポイントは、「すべてのファイル」の設定で公開すると、端末内の写真が全部公開されてしまう点だろうか。友人宅で旅行の写真を披露しようとしたら、マル秘写真も盛大に披露してしまった......といった事がないよう、予行演習は怠らないようにしたい。

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mirareta.jpg 「931SH」は、「モバイルウィジェット」に対応している。しかし、当初は配信されているウィジェット数が少なく、なかなか満足できるものに出会わなかった。ウィジェットと同じように待受画面に貼り付けられるショートカットアイコンの方が便利だなと思っていたのだ。

 ただ、対応端末が931SH/932SH/831SH/830Nと増えてきて、最近モバイルウィジェットがちょっと面白くなってきた......ような気がする。今回はユニークなウィジェットを紹介していきたい。

 「見られた?」は、携帯電話がいつ利用されたかを記録するセキュリティツールだ。待受画面に貼り付けておくだけで、携帯電話を利用した日時が記録されていく。機能的にはとてもシンプルだが、もし、自分が携帯電話を使っていない時間帯に記録があれば、誰かがあなたの携帯電話を触ったのかもしれない。

 携帯電話はプライバシーの塊のような道具なので、見せたくない、見られたくないところも多いことだろう。「見られた?」を利用すれば、浮気チェックされたかどうかをチェックできるってわけだ。旦那や嫁、彼氏や彼女が自分の知らない間にケータイをチェックしていたら......などと考える前に、さりげなく導入してみるとよいのかも。その後の対応は個々の判断におまかせするとして、浮気チェックしてくれるような嫁が欲しい津田であった。

 約3カ月ほど「SH-01A」を使い続けたが、以前と比べ、圧倒的に変わったのはカバンの中のコンパクトデジカメを使う機会が激減したこと。以前は欠かさず持っていて、何かあれば使うこともあったのだが、最近は全て「SH-01A」で記録していて、デジカメを持つこと自体、少なくなってきた。

shpics.jpg 出勤時に通る道では、定期的に街並みを撮影し、季節の移り変わりを振り返ったり、帰宅した後に息子の寝顔をパチリ。たまにおいしそうな昼食に出くわすと、ちょっと鼻息が荒くなりながら撮影し、メールで写真共有サイトへ投稿する。シャッター音があるので取材ではちょっと使えないけれど、何かあればすぐ画面を回転させてカメラ機能を呼び出している。

 「SH-01A」は、8メガCCDカメラが最大の特徴とされているが、画質に満足できた結果、「デジカメを持たない」「ケータイですぐ撮る」「撮ってすぐアップ」などなど、ライフスタイル(と言うと大げさかもしれないが)にも変化が現われた。たかがケータイカメラ、画質なんて......と言われるかもしれないが、関口の場合、明らかに日々の記録密度が向上した。使い勝手の良さや手軽さ、画質といった各要素のバランスの良さが「SH-01A」にはあるのかな、と思っている。

ca001.jpg まだまだ寒い日が続いているが、各社から春モデルが続々登場している。というわけで、これまで使ってきたW64SHからの機種変更を検討。前回の機種変更同様、私のこだわりポイントは「防水」「カロリーカウンター」(歩数計)である。

 で、auの春モデルのラインナップを眺めてみると、今回は防水モデル無し。そして、カロリーカウンター対応モデルは「CA001」のみ。うっそーん(泣)。私は時代に逆行しているのだろうか。

 かくして、半ば自動的にCA001へとたどり着いたわけだが、今まで使っていたW64SHと比べると、144gから122gへと約20g軽くなった。たかが20gと思うかもしれないが、日々Yシャツの胸ポケットにケータイを入れて暮らしていると、この20gの差が非常に大きいことを実感する。

 他力本願で20gの減量に成功し、身も心も軽くなったことだし、これから春に向けて少しは活動的な生活を、と思っているのだが、はたして......。

 W63CAの売りの一つと言えば、有機ELディスプレイ。直射日光時では、やや見にくくなってしまうが、映像を視聴した際は「やっぱり鮮やかな色だな」と改めて認識させられる。

 ただ、ワンセグは、どうしてもQVGA用の映像であるため、「おぉ、美しい」ということにはならない。「なんちゃってテレビ」であり、いざという時に見られる利便性が優先され、映像のクオリティは二の次だ。

 そんなこともあって、試してみたのがLISMO Video。もともとPC向けの音楽管理ソフトである「LISMO Port」は着うたフルのバックアップ用に使っていたので、ここはいっちょ映像コンテンツも買ってみることにした。

 うちの近所には大型のレンタルビデオ屋がなく、いつも一つ隣の駅に借りに行っていたので、「自宅で気軽に映画が見られるなんて」という興味もあったりした。

 いろいろとある映像コンテンツのなで自分が選んだのが「HEROES」。

 W63CAをPCに接続して、映像コンテンツを購入する。このとき、課金認証をケータイを経由するために、W63CAは必ずつながなくてはいけない。しかし、この接続が意外とうまいかず、イライラさせられることが多い。

 認証後は、PCにコンテンツをダウンロード。HEROES1本だとだいたい150MB程度。これが2つのファイルに分かれている。コンテンツはPCでそのまま見るか、W63CAにコピーすることが可能。

lismovideo.jpg ただし、この再生期限が2日間ととても短い。とりあえず、W63CAにコピーしておいて、暇なときに見よう、と思っても、再生期限が切れていたというのでは話にならない。これなら7泊8日のTSUTAYAのほうがいいかも。

 それでも、TSUTAYA以上に便利だと感じたのが、続編が気になったら、すぐにダウンロードして購入できるという点。HEROESは後半から一気にはまって、1日に10話ぐらい立て続けに見ていた。

 映像自体はきれいで、字幕もW63CAの画面で読むことができる。ただ、家にいるときはほとんどPCで見てしまったが、ケータイ、PCどちらでも見られるのは便利。

 ケータイの課金で気軽に買えるのが便利だけど、再生期限が短いのと、ちょっとお高い気がする価格設定はなんとかして欲しいところ。いまのところ、HEROESはファーストシーズンのみの配信。セカンドシーズンが配信されたら、また見ちゃうかも。

 アップルiTunes Storeは、日本では映像コンテンツの配信が全くと言っていいほどダメダメなので、そこは是非ともLISMO Videoにはがんばってもらいたい。

 「ケータイ Watch」にも続々と原稿が上がっているように、Mobile World Congressでスペインに来ている。ということで、試してみたくなるのが国際ローミング。スペインへはドイツを経由して行ったため、両国での使い勝手をチェックした。

n04a_roam.jpg まず、ドイツだが飛行機から降り電源を入れたら、すぐにT-Mobileの電波をつかんだ。ただ、N-04Aは国際ローミング時に、自動で時計がダブル表示なるのだが、その機能が利用できなかった。手動でキャリアを変えてみても、結果は同じ。なぜか、自分でタイムゾーンを設定しなければならなかった。

 次にスペインに入国。N-04Aの電源を入れると、今度は自動でORANGEの電波をキャッチした瞬間に、時計が自動で2カ国表示に切り替わった。現地の時間と日本の時間を一気に知ることができるため、時差の大きい国に行く際は、やっぱりこの機能がある方が便利。なぜドイツで自動設定がきかなかったのか、少々不思議だが、恐らく接続するキャリアなどに依存するのだろう。場合によっては接続キャリアを変えてみてもいいかもしれない。

 ちなみに、初代amadanaケータイのN705iはGSMと3Gの両方に対応していたが、N-04Aは3Gのみになってしまった。なんとなく不安を感じたため、一応、初代と二代目の両方を携帯してみたが、その心配は杞憂に終わった。スペインでは地下鉄の中でもしっかり3Gがつながる。特に圏外で困ったという経験も、今のところしていない。渡航先にもよるが、3GだけでOKな国が増えているのは、うれしい限りだ。
 iPhoneにはハードウェアのキーボードがない。その代わりに、画面上に表示されるソフトウェアキーボードで文字を入力する。日本語用には、QWERTY配列とテンキータイプの2種類のソフトウェアキーボードが用意されている。

 テンキータイプのキーボードでは、普通のケータイのようにテンキーを連打していくほか、テンキーの上で指を滑らせる、いわゆる「フリック」でも入力ができる。

srn001.jpg このフリック入力のパフォーマンスが意外なほど高いことに、恥ずかしながら先週になってようやく気がついた。子音キーをロングタップしてパレットを呼び出さないといけないと勘違いしていたが、実際にはパレット表示を待つことなく、フリックさせるだけで良かったのだ。基本的に濁点や撥音をのぞき、すべての仮名を1フリックだけで入力できる。これならば片手の親指だけでいけるし、フルキーボードと違って各キーが大きいので、歩きながらでもそこそこ操作できる。

 慣れないとまったく意味のわからない入力方式だが、自称「変なUI好き」のわたしとしては、手を出さないわけにはいかない。そんなわけで、1週間ほど、寝しなに根暗な独り言を書き綴りつつ、フリック入力を練習してみた。

 そして、119文字の例文入力で入力の速さを比較してみた。純粋にかなの入力効率を見るため、いずれも1回は試し入力をし、単語を学習させているが、いずれも予測変換による文字入力数の省略は行なっていない。

  • パソコン(両手・卓上):33秒
  • Nokia E61(両手):68秒
  • iPhoneの横画面フルキーボード(両手):98秒
  • iPhoneの縦画面フルキーボード(両手):102秒
  • N905iμのT9入力(片手):105秒
  • iPhoneのフリック入力(片手):114秒
  • N905iμの通常入力(片手):199秒

 わたしにとっての最速はパソコンだ。これはまぁ、四六時中キーボードを叩く職業なので、当然ではある。逆に普通のケータイの入力方式が遅いのは、ケータイをメシのタネにしている人間としては恥ずかしい限りだが、ここは敢えてスルーして欲しい。

srn002.jpg 立ったままの両手操作での最速は、取材時のメモに使っているNokia E61となる。片手操作での最速はT9になっているが、T9は予測が基本なので、辞書になく、学習もしていない固有名詞の入力効率は著しく低い。

 意外だったのは、iPhoneで両手を使うフルキーボードと片手でのフリック入力があまり変わらなかったことだ。これならば、フリック入力だけでも良さそうなものですらある。そしてさらに、フリック入力は慣れればまだまだ速くなりそうな感触もある。

 フリック入力は、正直言ってちょっと変わった方式だと思う。万人にお勧めできるものではないかも知れないが、「iPhoneは、歩きながらとか片手で文字入力しにくいっ」と感じている人は、食わず嫌いをせずに試してみることをオススメしたい。

GSPK-01.jpg 眠れなくて困ることないですか! 例えば疲れすぎて眠いのになぜか眠れないとか、気になる仕事があって緊張状態が解けずに眠れないとか、イヤなことが思い出されて、どんどんネガティブなことばかり考え出して眠れないとか、あとは生活リズムが狂いすぎて単純に眠れないとか。そんなときにゆったりとしたピアノの曲を聴くといい感じだと気づいたのです。あくまでも個人的な効果ですが。歌詞が入った曲だと聞き込んでしまったりするので、距離をおいてBGMっぽく聴けるものがいいみたいです。

 そこで、よさげな曲を集めたかったんですが、一口にピアノの曲といってもどれを聞いていいのか全くわからなかったので「BEST PIANO 100」というクラシックの名曲がずらりと並んだオムニバスCDを購入しました。

 しかし寝る前にどうやってきくかが問題に。イヤホンタイプのプレーヤーではケーブルが邪魔だし。そもそも寝る前なので、かすかな音でいいんですよね。ガンガン鳴らす必要ないわけで、耳元で静かにそっと鳴ればいい。タイマーもついてて、指定した時間が経過したら勝手に終了し、電源が切れてくれたらなおいい。

 そこで気の利いた無料アプリが使えるWILLCOM 03が活躍するというわけです。プレーヤーとして選んだのは「窓の杜」で見つけたGSPlayerK」なのでした。シンプルですが、キーの割当機能があり、イコライザもついていますし、動作も軽くてなかなかお気に入りです。スリープタイマーがついている点は特にいい(笑)。

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 「BEST PIANO 100」は、気分で聞き分けられるよう「フェイバリット・ピアノ」「元気がでるピアノ」「リラクシング・ピアノ」「ドラマティック・ピアノ」「ロマンティック・ピアノ」「ノスタルジック・ピアノ」と6枚に分かれてるんです。これらを一旦パソコンに取り込み、microSDカードにごっそりコピーし、種類ごとにフォルダに分類します。

 「GSPlayerK」を起動して、「リラクシング・ピアノ」や「ロマンティック・ピアノ」あたりの曲をごっそり選択してシャッフルモードに。あとは「ツール」の「スリープタイマー」で、30分か1時間程度で電源が切れるようセットし、WILLCOM 03を枕元に置きます。

 すると、ゆったりとしたピアノの音色が聞こえてきて、いつの間にか寝てるんですね~。もちろん寝る前じゃなくてもOK。気持ちがリセットできない時なんかは特にオススメでございます。

 iPhone 3Gは毎日の日課のように使っている。ので、毎日のように充電もしている。充電にはApple Universal Dockを使っていた。もちろん、iPhone 3GをちゃんとセットできるようにiPhone 3G用のDockアダプタと併用して。

 で、それはソレとしていいんだが、iPodも充電したいわけですな。単純にDockコネクタ用のUSBケーブルとUSB給電可能なACアダプタを組み合わせればいい話ではあるが、どーせiPhone 3GもiPodも毎日充電するんだし......ってコトで、ちょいと色気を出してGriffin PowerDock 2 for iPod and iPhoneを買ってみた。

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Griffin PowerDock 2 for iPod and iPhone。iPhone 3GとiPodなど、Dockコネクタを持つApple製品なら何でも充電OK、なハズ。 このようにiPhone 3GとiPod Classicとかを同時に充電できる。

 コレ、ふたつのユニバーサルDockを持つ充電専用の台座。単純に"2台のiPod系機器を同時に充電できる充電台"として便利っス。  電源は付属のACアダプタ。Dockアダプタとして、iPhone、iPod nano(第2世代/第3世代)、iPod classic(80/160GB)、iPod video(第5世代・30/80GB)、iPod touch(第1世代)用のものが付属する。

  のであるが、"iPhone用Dockアダプタを使ってもiPhone 3Gをシッカリと固定しにくい"のが若干ナニである。ほかのDockアダプタ同梱の海外サードパーティ製アクセサリも同様なんだが、iPhone用のDockアダプタとiPhone 3G用のDockアダプタは若干形状が違うのだ。この点がわかりにくいわけですな。「iPhone対応ってあるから、iPhone 3Gをビシッとセットできるだろ」とか細かな誤解を生む可能性が。

 ま、iPhone用のアダプタにiPhone 3G置いても、だいたい何となくセットできはするんですけどね。ピッタリとフィット、というレベルでセットしたい場合、結局、アップルストアでApple iPhone Universal Dock アダプタ - iPhone 3Gを買う必要があるってワケですな。
 
 ケータイの待受画面と言えば、家族の写真だったり、お気に入りの芸能人だったりと、みんなそれぞれにこだわりのあるグラフィックを設定しているはず。ただ、ボクらのような仕事をしていると、他人にケータイを見せることも多いので、結構、出荷時設定やプリインストールのデータをそのまま使うことが多い。

 昨年11月に発売されたNTTドコモの新シリーズでは、新サービス「iコンシェル」が開始され、待受画面にはマチキャラとして「ひつじのしつじくん」が陣取ることになった。自分で設定した待受画面に重なるように表示され、ときどき、隠れたりするんで、それほどジャマにはならないんだけど、せっかくなので、プリインストールされている他のマチキャラを設定してみた。

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 N-01Aには出荷時に「ひつじのしつじくん」のほか、箱の「Paco-chan」、NECのキャラクターとしておなじみの「バザールでござーる」、正体不明の不思議な動物「チェブラーシカ」がプリインストールされている。最初はあまり気にしなかったのだが、「渋滞情報をお届けしました」という表示の横にいるマチキャラを見ると、ちゃんとクルマに乗っていたりする。「ひつじのしつじくん」はクルマが小さいせいか、あるいは正面から描かれていて、わかりくかったが、バザールでござーるやチェブラーシカ、Paco-chanはちゃんとクルマを表わしていて、わかりやすい。ちなみに、鉄道運行情報のときは駅員のコスプレをして、情報を案内してくれる。他のマチキャラはどうなのかと、NECの公式サイト「みんなNらんど」からダウンロードした「豆柴」を試してみたら、こちらは封筒のみのグラフィックで意外にシンプルだった。でも、こういう細かい演出の積み重ねって、ケータイを長く使っていくうえで大切なことだし、マチキャラを変更して、気分を変えることもできる。

 ちなみに、マチキャラなどのデータのダウンロードについてだけど、データBOXのマチキャラの一覧画面を見てもらうとわかるように、N-01Aは同じデータを重複してダウンロードしてしまうことがある。つまり、ダウンロードするデータの同名チェックをしていないわけだ。間違って上書きダウンロードしないという安心感はあるんだけど、パケ・ホーダイダブルも始まり、余計なパケット通信料を抑えたいユーザーも増えているのだから、もう少し工夫をして欲しいところだ。
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n05_screen.jpg待受画面と言えば、N-01Aは出荷時に試供品の「液晶保護シート」が付属していた。筆者も購入直後、即座に貼ったのだが、さすがに購入から3カ月近くなると、液晶保護シートにキズが付き、気泡のようなものができてしまった。もちろん、早々に市販の液晶保護シートに貼り替えるつもりだけど、スライド式をはじめ、こういったディスプレイが前面に露出するタイプのケータイって、液晶保護シートのそのものの消費も結構、早いんじゃないかな。画面がすぐに見える半面、意外なところでストレスが掛かるような気もする。そんなこんなで、「次は折りたたみにしてみようかなぁ」などと考える今日この頃なのでした。
mkito-d.jpg 相も変わらず、F-01AとiPhoneの2台持ちを続けているわけだが、F-01Aを手放せないのは、おサイフケータイの存在があるからだ。ズボラな性格ゆえ、手持ちの現金がないなんてことも多い私にとって、電車に乗れて、コンビニで買い物もできるおサイフケータイは絶対欠かせない機能だ。

 F-01A購入後に、もっとも面倒だった作業といえるのが、このおサイフケータイの移行。今回、訳あって、今までF-01Aで使っていた回線を解約し、別の新しい回線でF-01Aを使おうとしたわけだがこれがとんだ落とし穴だった。

 私は完全におサイフケータイジャンキーなので、iD、SmartPlus、QuickPay、Edy、モバイルSuica、nanacoといった電子マネーのほか、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ANA、JAL、GEO、マツモトキヨシのポイントカードが入っている。これらを移行するのだから、一大イベントだ。特にクレジットカード系の電子マネーは手続きが面倒くさそうだ。

 そもそも間違いの始まりが、各種移行手続きをしないで旧回線を解約してしまったこと。おサイフケータイの中のデータは、セキュリティ上、FOMAカードと結びついているため、鍵となるFOMAカードがないと、データの削除が端末だけでは行えない。そのあたりを全く考慮しないで解約して、さらにはFOMAカードにはさみを入れてしまった。

 困ったのは、新しい番号でICカードを元の状態に戻そうとしたときだ。これまでのデータをいったん削除しなければならないのだが、旧FOMAカードがないため削除できない。困り果てて、調べてみると、ドコモショップにある端末で「ICリセット」という手続きが必要とのこと。つまり、FOMAカードがない場合は、自力ではどうやったってムリだったようだ。

 ドコモショップを訪問して、ようやくこれで買ってきた状態に戻せたというわけ。

 だが、本当に面倒なのはここから。各種アプリをダウンロードして、IDを登録して......とまだまだ作業は山積み。機種変更に関しては「お引っ越し」サービスがあるようだが、やっぱり番号も変えるとなると、もういいかなという気にもなってくる。そうか、これが囲い込みか、などと妙に納得してしまった。

 みなさんも、MNPや機種変更の際は慎重に......。

 PC定額データ通信のために購入したTouch Diamondですが、実際に手にしてみると予想以上に携帯電話端末としても利用頻度が高まっています。

 スマートフォンというといろいろカスタマイズしないと使えない、という印象を持つ方も少なくないと思いますが、Touch Diamondはプリインストールされているアプリケーションでも十分に楽しめるほど高機能です。

 音楽と動画は標準搭載の「Windows Media Player モバイル」で再生。音楽ファイルはMP3やWMV、AACなど一通り対応していますし、動画に関してもMPEG-4が再生できるので、レコーダに録画したテレビ番組を夜中にMPEG-4に変換し、外出中に楽しんでいます。

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 動画と言えばYouTubeにも対応。ブラウザではなく専用のアプリケーションで視聴するiPhoneのような形式ですが、HSDPAの高速通信のおかげでスムーズに再生できるので、電車の中のひまつぶしにはもってこい。

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 さらにTouch Diamondが標準でBluetoothに対応しているのもポイント。ヘッドセットからワイヤレスで操作できるA2DPプロファイルにも対応しているので、音楽も動画もワイヤレスで楽しめます。音楽に関してはタッチパネルで早送りや一時停止を操作するのがちょっと手間なので、Bluetoothを併用すると格段に便利になります。メイン端末のドコモはBluetoothの対応プロファイルが少なく、使えるのもワンセグと音楽くらいでストリーミングや動画再生には使えないのですが、Touch DiamondはYouTubeも動画もすべてBluetoothで再生できるのもメリット。まあ、それが当たり前な気がしないでもないですが......。

 Google マップもGPS対応なので、手軽に自分の周りの地図を呼び出せます。また、標準搭載とは離れてしまいますが、Googleから最新のモバイル Google マップをインストールすると、経路検索やストリートビューも使えます。ちなみに先日始まったGoogle Latitudeも使えるので、Windows Mobileユーザーだとちょっと楽しい試みができるかも。

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 おサイフケータイやワンセグこそ搭載されていないものの、この小型サイズに音楽や動画、モバイルナビなど機能が標準搭載されているのが予想以上に便利。おサイフケータイがないので残念ながらメイン端末にはなり得ないのですが、セカンド端末以上の存在になっています。
 「Nokia N82」を手に取った人なら気が付くと思うが、上面の電源ボタンの隣にはiPodなどオーディオ機器で一般的な3.5mmのミニジャックが用意されている。パッケージ同梱のイヤホンマイクは音質的に残念なことになっていたと感じたのだが、3.5mmのミニジャックを用意するということは、好みのイヤホン・ヘッドホンを利用して下さいね、というメッセージでもあるわけだ。そこでいくつかイヤホン・ヘッドホンを用意して試したみた。

 とはいっても、ただ挿して音楽を再生するだけならどれでも同じ。一方で、イヤホン・ヘッドホンには感度やインピーダンスなどの要素があり、これにより「ボリュームをとれる量」が変わってしまう。簡単に言ってしまうと、例えば比較的大きい屋内用のヘッドホンでは、携帯など再生機器側のパワー不足などにより、ボリュームを最大にしてもたいして大きく聞こえない、という場合がある。

n82jack01.jpg そんなわけで、主観に頼るものの、"ヘビーな"ヘッドホンをN82に付けた場合、ボリュームがちゃんと取れるのだろうか?という点をチェックしてみた。合わせて、地味に問題になったりする(?)大きなプラグが挿せるかどうかについてもチェックした。

 ボリュームに関しては、まず手近にあったiPod付属のイヤホン(写真左上)は問題無く、ボリュームレベルは50~70%が常用域と感じた。KOSSの「PORTAPRO」(右上)やゼンハイザーの「HD25」(左下)はボリュームレベル70~90%が常用域といったところで、ひとまず再生できるといった感じだ。参考までにゼンハイザーの「HD650」(右下)も接続してみたが、感度103dB、インピーダンス300Ωというポータブル向けでないスペックもあってか、ボリュームレベルは90~100%がなんとか常用域というレベルで、案の定向いているとは言い難い。

n82jack02.jpg おまけのプラグ形状に関してだが、N82の3.5mmミニジャック周辺は比較的余裕を持って設計されており、手持ちの大柄なミニプラグもすべて装着できた。SWITCHCRAFTのミニプラグ(写真中央)はギリギリだが問題無く装着できたし、カナレ電気のミニプラグ(写真右)は径が大きいものの、プラグ端子付近は径が絞られているため、こちらも問題はなかった。
 

pring.jpg 取材先で「931SH」を見せる機会が多い......というより、搭載されているボイスレコーダー機能をICレコーダーのサブ機(保険)として使うため、話題に上りやすいのだ。そんな時、かなりの頻度で「そのストラップなんですか?」と聞かれる。この際だから紹介させていただこう。

 津田が絶賛利用中のストラップは、「ポケットリング」というリング付きのシンプルなもの。ストラップのひもの先に電車のつり革のようなリングがあり、そこへ指を通せるようになっている。リングはアルミ素材で、塗装は黒色マット仕上げ、指を通すとちょっとひんやりする。

 「931SH」は、弊誌の価格調査をご覧いただいてもわかるとおり、数あるケータイの中でもトップクラスの高価なモデルだ。なんとしても落としたくないし、かといって遠慮して使うのは道具に失礼というもの。「ポケットリング」で万全とは言わないが、指を通しただけなのに、「落とすかも」という不安から解消された気がしている。

 スマートフォンや大型の携帯電話にオススメで、とくにスライド式端末とは相性がいいと思う。片手でスライドさせたい場合、指を通しておくだけでかなりスライドさせやすくなる。また、普段は中指に通しているが、カメラ撮影は小指に通してストラップをピンと張るといい。シャッターを切る際のホールド感がよくなるはずだ。お試しあれ!

 パソコンで作成した動画をケータイで視聴する、というのは、個人的にケータイの重要な使い方の1つ。音楽を聴いたりWebサイトにアクセスしたりするのと同じくらい、ケータイでコンテンツを楽しむ方法になっている。

shsd.jpg 3GP形式のファイルを生成してから、USBケーブルなどを介して携帯電話の外部メモリカードに転送するのだが、これまでのケータイでは「MOL△△△.3GP」というファイル名にする必要があった。しかし、「SH-01A」ではmicroSDカード内の「PRIVATE」→「SHARP」にアクセスすると「IMPORT」というフォルダがある。その名の通り、外部からのファイルはここに入れるべし! という役割を果たすフォルダなのだ。

 IMPORTフォルダに3GPファイルを入れるとき、3GPファイルの名称は日本語でも良い。放り込んだあとは、メインメニューの「LifeKit」→「microSD」→「microSD一括振り分け」を選ぶと、ケータイ側が勝手に3GPファイルを適当なフォルダに移してくれる。もちろんIMPORTフォルダに置いたままでも視聴はできるが、Bluetooth経由で音声を聞く場合は、IMPORTフォルダではなく、3GPファイル用のフォルダに振り分けておいたほうがいい。

 どうやら類似の機能は、au端末で以前からあったらしい。だが、そんな便利な機能を知らなかった私は、「とりあえずIMPORTフォルダに突っ込んでおけばOK」ということで、これまでと比べ、ケータイをちょっと気楽に使えるようになり、こうした「ちょっと」の積み重ねで、ケータイはどんどん便利になっているのだとあらためて感じ入ったのだった。

w64shvv.jpg 電車の中でケータイでメールやWebサイトを見ていると、ふと隣からの視線が気になるときがある。別に見られて困るようなものを見ているわけでもないが、何となく気になる。

 そんな場合に活用したいのが「新ベールビュー」機能だ。上下左右からののぞき見を防止できるという機能なのだが、W64SHでは、側面のキーを長押しすることでONにできるようになっている。

 以前、電車の中でつり革につかまって立っていたところ、目の前の座席に座っていたオジサンのケータイの画面が目に入ってきた。で、その画面には、エッチなケータイコミックが表示されていた。

 やはり、こういう分野から新しい技術は普及していくのだな、とうなずく一方で、のぞき見をしようと思ったわけではないのに、それを見てしまったがために、ちょっぴり嫌な気分になることもあるのだなと思った。

 のぞき見防止機能というのは、見られたくないから使うのではなく、見せてしまって周囲を嫌な気分にさせないために有用な"視覚のマナーモード"と言えるのかもしれない。

 先週で5キャリアの春モデルも一通り出そろった。店頭には、秋冬とまとめて発表したドコモの端末が、すでに並び始めている。12月に931SHとXminiを購入したばかりで、まだあまり春の気分にはなれないが、秋冬に機種変更していなかったドコモの端末を購入することにした。

amadana01.jpg 入手したのは「amadanaケータイ N-04A」。しばらくSH906iを使っていた反動か、どうしても薄型端末を使いたくなったのと、どうせ買うならamadanaブランドがいい、というのがこの端末を選択した理由だ。薄型とは言え、N-04Aの基本性能はPRIMEシリーズと比べても、遜色ない。iコンシェルやiウィジェットにもちゃんと対応している。"実はNEC初のスライド端末"という点にも、興味を引かれた。

 購入したのはスペシャルパッケージの「amadana brown」。Bluetoothユニットとイヤホンがセットになっているカラーだ。NECのケータイはN705i以来になる。その前はN905iμやN904iを使っていて、N906i、N-01A、N-02Aなどはスルーしていたので、NEC端末はほぼ1年ぶりだ。新型番の端末からチップが新しくなったためか、細かな部分もしっかりと進化している。マルチタスクで音楽を聴きながらアプリを起動できるようになっていたり、ディスプレイの画質を設定できたり、さらにはワンタッチマルチウィンドウが10グループに分けられたりと、かゆいところに手が届くように進化している印象を受けた。懸案事項だったAdobe Readerの動作も、ずいぶんとサクサクになった。もちろんこれらはN-01AやN-02Aとも共通の仕様だが、1年ぶりにamadanaケータイを買ったという人には、うれしい改善と言えるだろう。

amadana02.jpg ただ、ちょっと驚いたのが「音量制限」。これは着信音などの出だしを3秒だけ小さくする機能で、デフォルトはオンになっている。このことを知らなかったため、最初、「あれ? 着信音が突然途中で大きくなる」と思い、何回か端末の電源を入れなおしてしまった。数時間かけて前の機種からデータをすべて移し終わった直後だったため、初期不良だったらどうしようと少々焦ったが、説明書を熟読して無事解決。ネットで調べたら、同じ症状に悩んでいる人がいるようなので、最後に設定方法を書いておこう。「SETTINGS/SERVICE」の「その他設定」→「音量制限」を選択。ここで、音量制限をオフにすれば、着信音の音量が途中で変わることはなくなる。気になっていた人は、ドコモショップへ駆け込む前にぜひお試しを。