ケータイ Watch
みんなのケータイ

Bluetoothの使い勝手

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 カメラやワンセグなど、ここ数年でケータイに標準的に搭載されてきた機能はいろいろあるけど、なかでも「ようやく来たか」って感じなのが『Bluetooth』。もう何年も「すぐに普及する」「来年は一気に拡大する」「今年こそは......」なんて書いてきた気がする(笑)。NTTドコモのラインアップで振り返ってみると、当初はパナソニック製端末が積極的に対応してたけど、昨年夏に発売されたSH906iあたりから少しずつ搭載端末が増え、今夏のモデルでは18機種中12機種が対応という充実ぶり。

 じゃあ、Bluetoothを何に使うのかというと、個人的に頻繁に利用してきたのはカーナビのデータ通信。以前、N-01Aのエントリーでも紹介したけど、カーナビとケータイを接続し、渋滞情報や天気予報、プローブ交通情報などを送受信しようという使い方だ。「N-01A」はDUN(Dial-up Networking)プロファイルに対応していなかったけど、その後、機種変更した「N-06A」は対応していたし、現在の「SH-07A」も対応しているので、よく利用している。もっともボクの場合、仕事柄、複数の端末を持ち歩いているので、他の機種を接続に利用することも多いんだけどね。

 ケータイのBluetoothでもうひとつ大切なのがヘッドセットなどを利用した通話機能。クルマの中で待受をするときも便利だけど、意外に仕事部屋で作業をするときも使うことが多い。というのもBluetoothヘッドセットやイヤホンマイクでの通話なら、両手が空くから、キーボードやマウスも操作できるし、書類を書くなどの手作業もできる。おまけにケータイは卓上ホルダに置いておけば、電池切れの心配もない。もっともBluetoothヘッドセット側の電池残量は注意しなきゃいけないけど。

 ただ、Bluetoothヘッドセットでの通話って、ちょっと戸惑うことが多い。というのも機種ごとに使い勝手が違ったり、画面上のガイダンスが不十分だったりするからだ。たとえば、Bluetoothヘッドセットで通話したいのに、本体とBluetoothの音声の切り替え操作が煩雑だったり、画面上にガイダンスがまったく表示されない機種も多い。

 SH-07Aの場合、[決定]ボタンの長押しで、通話時の音声を本体とBluetoothで切り替えることができる。発信直後に操作できるので、呼び出し中からBluetoothを使うことも可能。正しく切り替えられると、画面にはスピーカー(ラッパ?)付きのBluetoothアイコンが表示される。ちなみに、他のNTTドコモの端末の多くは[開始]キーの長押し、auのKCP+採用端末の場合は[EZ]ボタンの短押しで切り替えられるんだけど、相手が応答して、通話が始まらないと切り替えられない機種もあるので、要注意だ。

 NTTドコモのシャープ製端末のBluetoothと言えば、忘れちゃいけないのがキーボード。SH906iが発売されたとき、アイ・オー・データ機器の「CPKB/BT」が話題になったけど、もちろん、SH-07Aでも使うことができる。そんなに利用頻度は高くないけど、iモードメールで長めの文章を入力したいときには役立っている。

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