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データも設定も「DOCOPY」で丸ごと引き継ぎ

sh07a1.jpg このコーナーでも紹介してきたように、ボクはNTTドコモのメイン端末として、昨年末から「N-01A」を使ってきた。夏モデルはいろいろと悩んだ結果、StyleChangeの進化を見届けたくて、「N-06A」に機種変更をした。無線LANを活用し、ひかり電話に内線登録したり、最大54Mbpsの『爆速iモード』を楽しんだりしてたんだけど、普段の操作はどうもストレスがたまるというか、今ひとつしっくり来ない。無線LANはスゴいのに、スタイルを変更するときの動作に、画面表示が追いつかなかったり、Bluetoothも環境によって、利用が制限されていたりして、いろいろと今イチなのだ。

 そんな中、このコーナーも次のシーズンに入るとのことなので、ここは気分一新、docomo PROシリーズ「AQUOSケータイ SH-07A」を使ってみることにした。シャープ製端末はソフトバンクのメイン端末として使ってるけど、NTTドコモのメイン端末は久しぶりだし、実はNTTドコモのメイン端末として、サイクロイドを使うのは初めてだったりする。

 そんなわけで、N-06AからSH-07Aという『超・短期』の機種変更をすることになったけど、機種変更のとき、必ずやらなきゃいけないのがデータの移行。最近は赤外線やBluetooth、メモリーカードなど、端末間のデータ転送手段が充実しているし、各キャリアが電話帳編集ソフトを無償で公開しているので、以前に比べれば、かなり移行しやすい環境が整っている。でも、ボクはメイン端末のデータ移行にほぼ毎回、ドコモショップに設置された「DOCOPY(ドコピー)」を利用している。理由はカンタンで、電話帳データだけでなく、メールやデータフォルダの内容も可能な限り、引き継げるからだ。ボクの場合、基本がパソコンメールの人なので、iモードメールはそんなに多くないんだけど、それでも過去のメールが引き継げるのはやっぱり便利。「機種変更したから、先週のメールがない!」なんてことも起きないわけだ。

 ちなみに、データを丸ごとコピーすると、出荷時にプリインストールされているメールやブックマークが消えてしまうけど、これはあらかじめ新機種から旧機種に赤外線通信やiC通信で個別にコピーしておき、その後で、旧機種から新機種に丸ごとデータを移行すると、残すことができる。また、機種変更でメールデータを移行したとき、デコメールの画像やデコメ絵文字が抜けたままという経験はないだろうか。そんなときは、旧機種にFOMAカードを挿した状態で、新機種にメールデータをコピーすると、新機種にFOMAカードを挿したときに正しく表示されるはずだ。

 ところで、発表会レポートでもお伝えしたように、NTTドコモの夏モデルは一部の機種で機種変更時の設定引き継ぎがサポートされているけど、今回のデータ移行では早速、その効果を体験できた。細かい機能設定はともかく、メールのフォルダ振り分け設定が引き継げたのは、再設定がいらないので、かなり助かったかな。発着信履歴やユーザー辞書、学習履歴の引き継ぎもできるので、極力、使い勝手を損なうことなく、機種変更ができるという印象だ。次回以降もこの調子で、サクッとデータと設定の引き継ぎができるといいな。

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