ケータイ Watch
みんなのケータイ

機種変更、まずは環境構築から

 これまで使っていたドコモ端末は「SH-01A」。2008年冬モデルとして昨年12月から使ってきたが、今回、P-09Aに乗り換えた。店頭での購入手続きは比較的スムーズで、申し込みしてから1時間後には受け取ることができた。量販店で購入したこともあり、ドコモショップには立ち寄らず、自分自身の手でデータを移し替えることにした。

p09a02.jpg 自分自身で行うとなると、おサイフケータイ関連アプリの移行が1つの山となる。最近メインで使っているアプリは、「モバイルSuica」や「DCMX」、「nanaco」、「Edy」、ヨドバシカメラのポイントカードアプリなど。移行の手軽さを比べてみると、もっとも手軽に移行できるのは「DCMX」で、続いて「nanaco」や「モバイルSuica」が続く。ヨドバシのポイントカードアプリは、Webサイトの会員等になっていればスムーズに終わる。ちょっと煩雑に感じたのはEdy。電子マネーを旧機種から新機種へ移し替える際に手数料がかかるし、チャージ用クレジットカードの登録に2日ほどかかるといったあたりが少々辛い。

 続いて行ったのは、メールデータの転送だ。アドレス帳やブックマークは店頭で移行が済んでいたが、メールは自分自身の手で行おうと帰宅してからPCで作業することに。旧機種のデータをバックアップして、P-09Aに転送してみると、フォルダごと転送できていて少し驚いた。実は、昨冬モデルからドコモのケータイはいろいろと共通化が進められており、メールフォルダごと移行できるようになっていたのだ。ちなみに今夏モデルの多くでは「設定引継」が可能になっていて、メールフォルダだけではなく、メール振り分け設定やアラーム時刻設定、学習履歴などを今夏以降のモデルへ引き継げる。

 と、ここまではスムーズにデータ移行が完了した。だが、microSDカードを「SH-01A」から「P-09A」に差し替えたところ、ほとんどの動画や写真の一部が閲覧できない。どうやらSH-01Aで撮影した動画や写真が見られないようだ。これにはちょっとがっかり。「撮影できる写真・動画の解像度/フレームレート」といった部分は、機種ごとに違いがあるのは当然だろう。だが、ビューアーとしての仕様はなんとか共通化したり、制限をなくしたりしてもらえれば、より便利になると思う。
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