ケータイ Watch
みんなのケータイ

 今回は、一度は触れておかなければいけないWオープンスタイルの話です。

 改めて説明する必要はないと思いますが、Wオープンスタイルとは、閉じた状態の折りたたみ型ケータイがタテにもヨコにも開くスタイルのこと。VIERAケータイの第1弾「P905i」から継承されているスタイルです。

hsmt01.jpg  タテに開くときには脇のボタンを押すとワンタッチで開く「ワンプッシュオープン」がPの代名詞的な機構。「ここは頻繁に使う部分なのですが、塗装がはがれにくいんです」と書こうと思って確認をしたら、そんなことはなくちゃんと(?)はがれていました。ただフロスティホワイトという色を選んだためか、塗装がしっかりしているためか(その両方?)、キズが全然目立たないんです。ヌードボディで持ち歩くうえ、がさつな私が約半年使ってもこの程度ということは、普通の人なら2年間くらい経っても、みすぼらしい感じにはならないんじゃないかな? ということはご紹介しておきたいと思いました。

hsmt02.jpg 本機が話題になったポイントは、ヨコオープンスタイルのときにダイヤルボタンの文字が切り替わることでした。

 ただ、これってどうなんですかねぇ。私は、あまり重宝はしていないんです。そもそも私はヨコオープンスタイルで使うシーンがあまりない。カメラやウェブアクセスはタテスタイルで使っているし、ワンセグやゲームは頻繁に使わない。となると、文字がタテヨコに切り替わってもなぁ......そんな感じです。

 ただタテ/ヨコと開いたときによってキーボードの内容が切り替わるアイデアは、今後面白く進化することは考えられます。仮にテンキー部分も「D800iDS」(折りたたみ型で上下2画面になっていたケータイ。三菱電機製)のようなディスプレイになっていて、タテ開きのときには「0~9」と「*」と「#」のダイヤルボタン、ヨコ開きのときにはQWERTYキーなんてことになったら使いやすいですかねぇ。そんな楽しさが広がっていくアイデアです。