ケータイ Watch
みんなのケータイ

 この夏は「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(HIY01)に機種変更して、我が家の暴れ回る1歳児をHDで記録しまくり、と思っているのだが、肝心の端末がなかなか発売されない。早く発売していただかないと、書くネタが無いんですが......。とも言ってられないので、今回は変化球「PhotoVision HW001」で勝負してみよう。

 HW001というのは、ソフトバンクから販売されているデジタルフォトフレームである。SDカードが使える普通のデジタルフォトフレームとしての機能に加え、3G通信モジュールを内蔵することで、ケータイから送信された写メール(MMS)を表示させられる。

hw001.jpg スライドショーやカレンダー表示、時計表示といった表示パターンで楽しむことができるほか、自動ON/OFFの時間も設定できるようになっている。昨今のデジタルフォトフレームは、音楽や動画の再生に対応したものも多く出回っているが、その点、HW001は静止画に特化する形で非常にシンプル。背景がグレーにつぶれるのはちょっと嫌だが、絵文字まじりのメール本文をそのまま表示できるのも面白い。

 せっかく3Gネットワークにつながっているのだから、写真と一緒にBGM用の着メロや着うたフルをプレゼントできるようになるともっと便利なんじゃないかと思う反面、機能が多くなると操作がややこしくなってしまうので、その辺のさじ加減は難しいのかもしれない。

 いかんせんソフトバンク端末からのメールしか受け付けないという悲しい制約事項が存在するため、他キャリアのユーザーがなかなか手を出しづらいのも事実。それさえ許容できるなら、月額490円(キャンペーン料金)で使えるし、お盆の帰省土産にも悪くないんじゃないだろうか。

 ケータイの中にある最も重要なデータと言えば、アドレス帳だろう。端末を壊してしまったときなどには、「あぁ、バックアップしておけばよかった......」と後悔するものだ。アドレス帳のバックアップが大切なのは分かっているけど、やろうと思うとなかなか面倒で、忘れがち。

 そんな方にオススメなのが、「au oneアドレス帳」の自動保存機能だ。auが提供するポータルサイト「au one」と連携し、端末のアドレス帳をサーバー上で預かってくれるサービスだ。端末のアドレス帳を編集した際に自動的にサーバー上のデータを更新する機能もある。

auoneaddressbook.jpg さらに、パソコンからau oneにログインすれば、アドレス帳データを編集することも可能。データをまとめてCSV形式でダウンロードすることもできるので、他キャリアの端末も含め、複数の端末を使い分けている人にとっても便利なサービスだ。普段からLISMOを使っているユーザーは、LISMO Port(au Music Port)でもアドレス帳のバックアップを行えるが、本誌読者のように日ごろからWebブラウザを使っているユーザーにとっては、非常にお手軽。

 「au oneアドレス帳」はEZwebを契約していれば誰でも無料で利用できるサービスなので(もちろんパケット料金はかかるが)、使ったことが無いという方はぜひ一度お試しを。