ケータイ Watch
みんなのケータイ

mcdonalds.jpg 前回も似たようなことを書いていたような気がするが、またまたケータイアップデートがかかった。無用なトラブルに遭遇しないように、早めにアップデートしておこう。

 さて、これまでGPSやらBluetoothやらについて書いてきたが、今回はちょっとお得なお話を。自分で言うのも何だが、筆者はハンバーガーにうるさい。かつてマクドナルドが地域限定バーガーを出していたころには、週末、わざわざ飛行機に乗って食べに行っていたほどである。

 そんなハンバーガーバカの私にとって手放せないのが、マクドナルドの「かざすクーポン」アプリだ。安さをウリの一つにしていたマクドナルドだが、小麦などの原材料高騰のあおりを受けて、ハンバーガーの値段がじわじわと上がっている。おまけに最近は地域別価格なんてのが設定されているため、都内のマクドナルドは地方より割高。モスバーガーが割安に感じられるくらいだ。そうなると、やはりクーポンを使って節約したいところ。

 マクドナルドでは、以前からケータイの画面を見せるクーポンを提供しているが、こちらのクーポンの値段はチラシのものと同額。一方、「かざすクーポン」の場合、そこからさらに10円引きになっている。

 「かざすクーポン」が利用できるエリアは、九州の一部地域と都内+αといった感じでまだまだ狭いが、ダウンロードしておいて損することはないだろう。

quicpay.jpg 地域差があると言われるものの、やはり、今どきのケータイに欠かせない機能のひとつが「おサイフケータイ」。以前のエントリーでも紹介したけど、『My W62SH』は結構、おサイフケータイを活用している。

 もっとも利用頻度が高いのが『モバイルSuica』。ボクは普段、クルマで移動することが多いんだけど、夜に人と会う約束があったり、友だちと遊びに行ったりするときは、当然のことながら、電車。ひと昔前なら、「この駅で乗り換えるから、キップはこれを買って......」なんてことを考えてたけど、今はW62SHを自動改札にかざして乗るだけ。東京及び近郊エリアはSuicaとPASMOの相互乗入れのおかげで、JRも私鉄も地下鉄も関係なく乗れる。あとはEZナビウォークや乗換案内をチェックしながら、目的地に向かえばいい。電車に慣れない者にとって、キップ購入というストレスから解放されたのはうれしい。

 モバイルSuicaに次いで、よく利用するのが「QUICPay」。こちらは早くから登録していたんだけど、当初は使えるところがホントに少なかった。ところが、セブン-イレブンが対応したおかげで、一気に利用頻度が増えている。最近はセルフ式ガソリンスタンドにもQUICPay対応のところが増え、利用率はにわかに上昇中。

 そんな感じで便利に使ってるW62SHのおサイフケータイだけど、実はちょっと気になるところがある。auの端末に限らず、多くのおサイフケータイ対応端末ではFeliCaによる通信が発生したとき、何らかのアクションを起こす機能が搭載されている。具体的に言えば、モバイルSuicaで改札を通過したとき、QUICPayやEdyなどで支払いをしたときなどに、端末のLEDが点滅したり、バイブが振動したりして、FeliCa通信が行われたことをユーザーに知らせるというヤツだ。全機種ではないが、最近の機種なら、大半の機種に機能が搭載されているはずだ。

 もちろん、W62SHにも「コンビネーションバイブ」という機能が搭載されており、EZ FeliCaメニュー内の[各種設定]-[コンビネーションバイブ]を「ON」に設定すれば、リーダーライターと通信をしたときにW62SHのバイブを振動させられるのだが、今までボクが利用した範囲では、おサイフケータイ利用時にW62SHのバイブが振動した記憶がほとんどないのだ。もしかしたら、酔っぱらっていて、ボクが感知できなかったのかと不安になったけど、取扱説明書によれば、「リーダーライターによっては、通信時にFeliCa対応アプリの起動や振動をしないものもあります。」ということらしい。

 多くの店舗では写真のようにリーダーライターが光ってくれるからいいけど、W62SHはトップパネルに大きな「充電/着信ランプ」が装備されているんだから、そっちも負けじと光って欲しいよなぁ......。ぜひ、次期モデルではバイブとランプの両方で、しっかりとFeliCa通信をユーザーに知らせてください。

rwgps.jpg 仕事で都内を移動中、カバンの中にSportioを入れて歩いていたのだが、用事を済ませ会社に電話をしようとしてSportioを取り出すと、キーロックがかかっておらず、不在着信がいくつかたまっている。これはもしや......と思い発信履歴を見ると、明らかに移動している時間帯に何度も友人に電話をかけた形跡が。メールではなく通話なので、気になった友人からは折り返しの電話が数回かかってきており、それが不在着信として残っているという始末だった。カバンの中でボタンが押され、意図せず無言電話をかけまくった友人数人に対しおわびの電話やメールを送る羽目になってしまった。ストレート型端末ばかりだった昔ならありがちなミスだが、ご迷惑をおかけした方々にはひさびさのストレート端末ということでお許し頂きたいところだ。

 ちなみにキーロックはほとんどの場面で即座に機能させられるが、一部のシーンでは認識されない場合がある。筆者が経験しているのは、Run&Walkアプリにおける、GPS測位中の場面だ。Run&Walkアプリには「休息」ボタンがあり、これを押すとトレーニングの経過時間が一時停止され、GPSの測位も同様に一時停止される。休息を終えて「再開」するとGPSも測位を再開するが、上の写真のように、GPSの測位が始めるまではキーロック操作が受け付けられないのである。これに気づかずに、「再開」後にキーロックをしたつもりでさっさとカバンに放り込んでしまうと、前述のような嫌がらせが再び発動してしまうことになる。ストレート型端末ではキーロックが重要なだけにこのような場面には注意したい。

hansya.jpg さて、最近は占いに頼るぐらいしか思いつかないので、「Run&Walk」携帯サイトで提供されている「Run&Walk占い」を試してみたところ、本稿執筆日のラッキーアイテムが「金運UP!夜に輝け反射材入りのウェア」で、ラッキースポットは「国道沿いをランニング」と少々強引な結果になっている。むしろ反射材入りウェアを買ってどんどん金が逃げているのが実情だ。さらにアドバイスは「満月の日、物事を完成させれば恩恵を受けられますが、何かを完成させましたか?」と妙に鋭い内容だったりする......が、めげずに「Run&Walk」とSportioを使って秋の夜長のサイクリングを満喫したいところである。
 

w62ca_bluetooth2.jpg 先週、auからこんな案内があったので、W62CAをお使いの方はすぐにケータイアップデートをやっておこう。しかし、落下衝撃に弱いG'zOneって......。

 話を本題に戻すが、Bluetoothである。「本日の一品」でソニーのBluetoothレシーバー「DRC-BT15P」をご紹介したことがあるが、実はそれには続編がある。いや、DRC-BT15P自体は非常に快適に利用できているのだが、問題はW62CA側、というかKCP+端末全般のBluetoothの仕様である。

 というのも、この手のBluetoothレシーバーを使っていてよくあるのは、音楽を聴いているところに電話がかかってくるケースだ。実は、現状のKCP+端末では、この場合、Bluetooth経由での通話が行えない。着信音は鳴るのだが、通話は携帯電話本体で行うことになる(取扱説明書の340ページを参照)。他キャリアのBluetooth対応端末では、そのまま通話できるのが一般的なだけに、なぜこんな仕様になっているのか不思議でならない。

【お詫びと訂正】
 ↑と書いていたが、読者の方からご指摘いただき、音楽再生中にそのまま通話に移行できることがわかった。あらかじめBluetoothの設定メニューの「ワイヤレス機器選択」で音出力先を該当機器に設定しておけば、大丈夫なようだ。ちなみに、下記の3g2形式の音声の問題は依然として解決していないので、情報をお持ちの方はぜひ教えてほしい。

 また、端末のカメラで動画を撮影すると3g2(3GPP2)形式で保存されるが、この音声をBluetooth経由で聞くこともできない。ヘッドホンをして、「あれ? なんか音が小さいな」と思ってボリュームを上げていくと、実は端末のスピーカーから大音量がしていて恥ずかしい思いをする、なんてことになる。

 そんな謎な仕様があるものの、Bluetoothは活用の仕方さえ心得ていれば非常に便利。たとえば、W62CAのようにmicroSDカードを取り出すために電池を外さないといけない端末の場合、PCと写真データをやりとりするのが面倒くさい。もちろん、USBクレードルに乗せるという方法もあるが、写真1枚とか、ちょっとしたデータのやりとりならBluetoothの方が簡単。

 海外メーカーの端末では、アドレス帳の管理をBluetooth経由で行えたりもする。日本のBluetooth対応端末も、そこまでサポートしてくれるといいのになぁ。

ishikawa.jpg 10月10日~12日に静岡県・富士スピードウェイで開催された「F1日本GP」に行ってきた。今回の旅のお供はiPhone 3G、W62SH、SH706iwの3台。

 昨年の日本GPは大雨と霧によってレースは混乱。さらに場内の道路が陥没してシャトルバスが動かなくなってしまい、数万人が雨のなかで何時間も待たされるという大失態を演じた。今年は一年が経過して富士スピードウェイがトヨタのグループとしての「カイゼン」をちゃんとしているかが注目だった。

 日本GP開催中の3日間、サーキットをくまなく回って「アラ探し」をしてみたが結局、問題なし。警備や案内スタッフが5000人近くいたこともあって、運営はとってもスムーズ。

 取材中、SH706iwを持ち歩いていたが、歩数計は金曜日が1万5643歩、土曜日が1万9648歩、日曜日が1万7598歩とトータル30km近く歩いたことになる。ただの取材でサーキットをぐるぐる歩くだけだとつらいが、歩数計があると結構楽しいかも。

 また、かなり活躍したのがW62SH。今年、F1日本GPは予選、決勝ともフジテレビが生中継をやっていたこともあって、ワンセグを観ながらレースを観戦できたのだ。目の前にも大きなビジョンがあるが、細かな順位は把握しにくい。そんなときはワンセグの中継で実況を聞くだけでもレースの展開をさらに知ることができて便利。

 実は、富士スピードウェイは今年からワンセグ視聴が可能になったという。こうした面も「カイゼン」が見られるのだ。

 今年は携帯電話のエリアの強化も行っていた。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各社が移動基地局車をサーキットに派遣していたのだ。しかも、NTTドコモは2台も配備。気合いの入り方が違う。

 で、自分のiPhone 3Gといえば、メールのチェックをしようにも、あまりパケットが流れずに受信できず。結果、W62SHでメールチェックをすることに。やっぱり、スポーツイベントの時にはワンセグがあったほうが便利かも......と実感した週末だった。

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auはカシオ製端末のW62CA。G'sOneシリーズとしては最もスマートかもしれない。サブディスプレイは電子ペーパーで、常時、視認性が良い。おサイフケータイ(FeliCa)としては、このサブディスプレイ側を改札などの読み取り機にかざす
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非常に打ちにくいと感じられまくりのテンキー部分。右下に見えるBluetoothマークにより、拙者におけるテンキー使用感のストレスが少し解消されるが
 iPhone 3G野郎化著しい俺なんですけど、auの端末も使っている。

 キモチ的には、常用端末をiPhone 3Gに一本化したい。しかし"この日本で使う常用端末の一本化"を考え出した途端、日本製の日本市場向けケータイの力量に気づいたりして。いや、単純な話、ケータイ間メールがマトモに送受信できたり、おサイフケータイの利便があったり、やっぱりカメラ機能の高さがナイスだったり、とネ。

 さて、これまで約1年使ってきたのは、auのW53CA。EXILIMケータイですな。コレはコレで良かったんですけど、Bluetooth対応の端末が欲しくなった。で、チラリとauのサイトを調べたら、auにはBluetoothケータイ少ないっスねぇ、もっとBluetoothして欲しいですのう。

 ......あ!! でもアレがあったか!! と思い出したのがauのビジネスケータイE03CA。一般にもフツーに売られている(上記リンクのスタパブログ記事では"時期やショップ"により状況が違ったけど)。現在でもわりとマニア人気があったりする、防水で硬派で電源的にもタフな端末である。

 てなわけで、速攻でE03CA(の白ロムをネットで)購入。入手直後、auショップで登録手続(手持ちのau SIMで機能するようにするというヘンなロックの解除)。待ち時間にウロウロしていたら......お、コレがG'zOne W62CAか、初めて触ったヨ。意外に薄いっスね。サブディスプレイの電子ペーパー、イイじゃん。

 と、W62CAに興味を持った拙者。でもなー、Bluetoothがなー、とか思いつつテンキー触ってたら、ニャニャニャ!! Bluetoothマークが!! W62CAはBluetooth対応だったのかーッ!! 知らなかった、ってか、調べたけど知れなかったというよりスペックを見落としていた!!

 というわけで、E03CA登録手続きに次いで(手続きツイデに?)、W62CAも買っちゃった俺であった。すなわち、最初からW62CAに機種変しときゃよかったとも言えるが、ところがE03CAにも興味があったっていうか、でも実は勘違いの不要ケータイ購入と言われるとイタいっていうか、あうあうauau(汗)。

 Bluetooth端末が欲しくなったのは、パイオニアのサイバーナビとケータイを、Bluetooth接続したかったから。クルマ乗るたびにスマートループ系の通信機能を使う=ナビとケータイをケーブル接続していたが、この、接続という小さな手間をなくしたかった。

 W62CAはまだナビと無線接続していない(クルマ側のアダプタ取り付け工事がまだなので)。ケータイとして使っていての違和感としては、テンキーが非常に使いにくい点と、操作手順がややまどろっこしい点くらい。って使用上、かなり重要なトコロが使いにくかったりするが、日本製ケータイとしての強みは満載───防水・耐衝撃・おサイフケータイとして使えてワンセグも観られる。

 特におサイフケータイとして、ラフに扱っても安心な端末を使えるという点がナイス。改札にガチャッと当たっても気にならないしネ。また、モバイルSuicaってやっぱり一度使うと後戻りできない利便がある。......香港で防水・耐衝撃・FeliCa(オクトパス)対応のGSM・G'zOneとか出したらウケるんじゃ? とか思ったりもした。

 一方のE03CAとiPhone 3Gだが......。

 E03CAはおサイフケータイ不要エリアのアウトドア端末となりそう。ただ、使いやすいっスねコレ。ボタン押しやすいし、操作手順の回りくどさが少ないし。Bluetooth対応なので、拙者的には長寿な端末になりそうだ。

 iPhone 3Gは、てゅーか、iPhone 3GとナビがBluetooth接続できてデータ通信できれば、それでよかったのだ。ま、Bluetoothプロファイルの件はアップルになんか思惑があるのかもしれないし、データ通信の件はソフトバンクになんか思惑があるのかもしれないが、そーゆー思惑をユーザーの思惑と摺り合わせていかないと、iPhone 3G大好きだけど日本製端末手放せない俺が居続ける、というのが拙者の思惑な感じ。

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auはカシオ製端末のE03CA。ビジネスユーザー向けではあるが、誰でも購入・使用可能。現行品だが多くのショップで「お取り寄せ品」となっているようだデカいバッテリーを搭載。かなり分厚いが、通話・通信しまくりのビジネス用途には有り難い仕様である。また、防水性や堅牢性、バッテリーの保ちはアウトドアユースにも最適な感じ

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フツーに打ちやすいキー部分。W62CAもこういうフツーのキーであって欲しかったサイバーナビ用のBluetoothアダプタND-BT1。E03CAで接続が可能らしい(ユーザーの報告がネット上にあった)が、W62CAでどうなのかは現在不明

w62sh_4.jpg 第1回のエントリーでも紹介したように、ボクはこういう仕事をしていることもあり、昨年の冬モデル、今年の春モデル、夏モデルと、毎回、KCP+採用端末を選んでいて、W62SHがすでに3機種目。今年の前半は頻繁なケータイアップデートで心配されたKCP+採用端末だけど、改良が進んだこともあり、W62SHは快適に使えている。実現される機能を考えると、個人的にはKCP+採用端末が手放せない状態になりつつある。

 たとえば、BluetoothやLISMO VideoもKCP+採用端末ならではのメリットだけど、実は意外に実用面で役に立っているのが「マルチプレイウィンドウ」。複数の機能を同時に起動して、切り替えながら操作できるというもので、パソコンで言うところのマルチタスクというか、タスク切り替えみたいなものだ。よくレビュー記事などでも触れているように、ワンセグを見ながら、受信したメールの内容を確認したり、メールを閲覧中にスケジュールを確認するといった使い方ができるわけだ。

 ボクがマルチプレイウィンドウのお世話になるのは、EZナビウォークやEZ助手席ナビを使うときが多い。外出先でルートを調べるとき、先にEZナビウォークを起動してしまい、「あそこの住所はなんだっけ?」なんて思うことがある。いったん、EZナビウォークを終了して、アドレス帳やメールを参照してもいいんだけど、もう一度、EZナビウォークを起動するのって面倒でしょ。そういうときに「マルチプレイウィンドウ」を使うわけ。EZ助手席ナビで多いのは、ルートを設定したのに、マナーモードだったから音が出ず、音声ガイドが聞こえないという失敗(笑)。そんなときはマルチプレイウィンドウから待受画面を呼び出し、マナーモードをOFFにして、EZ助手席ナビに戻るわけだ。

 マルチプレイウィンドウを呼び出すには、[マルチ]キーを押すんだけど、今まで使ってきたKCP+採用端末はいずれも[マルチ]キーが側面に装備されているため、ちょっと操作しにくい印象があった。これに対し、W62SHはダイヤルボタンの左下に[マルチ]キーが装備されていて、ボタンも大きく、マルチプレイウィンドウが呼び出しやすい。

 ところで、話は変わって、前回のエントリーで触れたUSBケーブルの問題。いろいろと試してみたところ、本体に付属の専用USBケーブルを利用する場合、W62SHの「USB設定」を「高速データ転送モード」に設定すると、エラーになるが、「データ転送モード」に設定すれば、LISMO VideoでもMySync Bizでも問題なく、利用できた。LISMO Videoで海外ドラマ一話分を転送したけど、高速転送モードでも数秒しか速くなく、ほとんど誤差の範囲。だから、データ転送モードに設定したまま、使うのが正解のようだ。ちなみに、読者の方からも同様の情報をメールでご提供いただきました(名古屋のYさん、ありがとうございます)。しかし、こういう情報がMySync BizのFAQに載ってないのがちょっともったいないような......。

 Sportioを使い始めてそれなりに時間が経ち、気に入った点や残念な点がいくつか出てきた。やはりコンパクトなボディは「ポケットに入れる派」の人間向きで、薄着の夏場はありがたさを実感することも多い。ソフトウェア面ではハイエンドモデルに優るとも劣らない仕様なので、前回紹介したような豪華なゲームアプリが難なく動作するのも嬉しいポイントだ。

 使い始めて気付いた、当初予想していなかったポイントは、テンキーのアルファベット表記が"移動中に見づらい"というところ。キー自体が小さいので当然のように思われるが、室内などで手に持って見ている分には問題無く見えているため気づいていなかった点だ。歩きながら操作(あまり推奨できないが)しようとすると、とたんにテンキー上のアルファベットが見づらくなり、タッチタイピングなどできない筆者は立ち止まって文字を打つことになってしまう。また、個体差なのかもしれないが、背面の電池パックのカバーが黄変気味である点は残念。日光にさらすわけでもなく普通に使っているだけだが、ホワイト系のボディカラーということもあり、カメラ側ボディとの色の差が気になり始めている今日この頃である。

 さて、一向にシェイプアップ企画が進んでいない反動で前振りが長くなっているが、秋めいてきた最近は運動にも最適な季節だ。夏は、ダイエット効果という意味では最適かもしれないが、上着もズボンも汗でベトベトになったり、給水を怠ると生命の危機が感じられたりと、軟弱な筆者には精神的な障壁もそれなりにあるのが実際だ。自転車を使い、片道10km、往復20kmを1時間程度でこなす走行プランは構築してみたものの、途中経過として衝撃の事実を公表しておくと、体重計を見ても2カ月前のデジャヴとしか思えない状況だ。ひょっとすると、走行回数が週1~2回と少ないのが原因かもしれない。いや完全にそこだ。体重が増えずに維持できているのはむしろ黒烏龍茶をガブ飲みしているからでは? と自ら勘ぐってしまうほどだが、今さらながら走行プランの練り直しというか、最初から折れていたような軟弱な心構えの入れ替えが求められているようである。

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 ちなみに画像は走行コースの一例で、往復で全く同じコースを走っている。右の画像はランニングではなくSportioの歩数計で計測した歩数の数値(8月)で、それなりに歩いている印象だ。それにしても、土日に全く外出していない日があるのだが......。