ケータイ Watch
みんなのケータイ

meiwaku.jpg 5月も中盤にさしかかった頃から、「931SH」のメールアドレス宛に毎日のように迷惑メールが届くようになった。それまでは全くといっていいほど届かなかったので、「どうした!? 突然?」と少し不安になる。まぁ、これもいい機会、迷惑メールの設定を見直してみよう。

 メールは1日2~3通のペースで届いた。差出人メールアドレスのドメインは、いずれも「yahoo.com」と「live.jp」。メール本文の内容は毎回異なっていたが、どれも日本語によるエッチなサイトへの勧誘だった。

 迷惑メール設定は、Yahoo!ケータイの「設定・申込」から行える。「迷惑メール対策らくらく設定」という項目があるので、面倒な場合はここで手軽に設定してしまおう。迷惑メールブロックの強度が3段階用意されている。今回は、より詳細な設定が可能な「迷惑メールブロック設定」の「個別設定」を利用した。

 前述の通り、津田宛の迷惑メールはいずれも「yahoo.com」と「live.jp」から届いている。友人・知人がこの2つのドメインを使っている様子もないので、個別設定の受信拒否リストに該当のドメインを登録した。――設定から2日経過、迷惑メールはぱたりと来なくなった。それはそれでうれしいのに、なんだかちょっと寂しい気分になるのはどうしてだろう。
 ケータイで撮影した写真はどうしているだろう。ずっと端末の中に保存しっぱなしではもったいない。友人に見せたり印刷したりすることもあるだろうが、ブログやオンラインアルバムにアップロードするという使い方は、もっと広まって良いと思っている。せっかく撮ったモノは、人に観られてナンボなのだ。

 930CAには、「ブログアップロード」と名付けられた機能がある。これは、「ユーザーデータ」と呼ばれる場所に、ブログなどの特定のメールアドレスを登録しておけば、データフォルダ内の写真を観ているときに通話ボタンを押すと、すぐ投稿できるというもの。写真撮影時でも自動保存をオフにしておけば、撮影直後に投稿することもできる。似たような機能は、他社製のケータイでもサポートされており、使い勝手はほとんど同じだが、ブログ以外にもflickrなどのオンラインアルバムサービスへの投稿もできるので、コンテンツプロバイダとの連携や、機種変更時の投稿用アドレスの引継仕様の統一といった課題はあるかもしれないが、今どきのケータイとして必須と言えるかもしれない。

 ほかにも930CAで便利な機能の1つは「クイックリスト」だ。930CA独自の機能というわけではないが、家族などよく連絡する相手のアドレス帳データを指定しておけば、待受画面で通話キーを押すだけで最大5人の電話番号・メールアドレスを参照できる。

 電車通勤する人にとっては、「8」の長押しで呼び出せる覗き見防止機能「スクリーンフィルター」は覚えておきたいところだし、「今日は一日外出だ」なんて時は、待受画面で「5」を長押しして、パワーセーブモードにしておくのもオススメだ。ほかにもいろいろと"930CAをクイックに使う技"はあるので、徐々に見つけていくのも楽しいだろう。

IMG_0098.jpg iPhoneのメインメニューであるところのホーム画面は、追加したアプリと標準の機能・アプリがアイコン形式で1ページあたり16個表示される。そしてアイコンが増えると、ページが増えていく。

 わたしのiPhoneの場合、40個弱のアプリが追加されていて、ホーム画面は4ページになっている。よく使うアプリならばドコにあるか覚えられなくもないが、やはり使用頻度の高いアプリを使いやすい位置にあった方が良い。

 そんなわけで、iPhoneのホーム画面のアイコンを並べ替え整理してみた。

 ホーム画面でホームボタンを押すと、一番左のページに戻るようになっている。この一番左のページに使用頻度の高いアプリだけを置くようにした。そして使用頻度の低いものは、標準アプリだろうがなんだろうが、2ページ目以降に移動させた。

 これがなかなかよかった。1ページ目のアイコン数を減らし、空きスペースを作っておくことで、ダウンロードしたばかりのアプリも試しやすくなったのも嬉しいところだ。

 iPhoneのホーム画面には16個のアイコンのほかに、どのページでも固定で4個のアプリアイコンが下部に表示される。標準状態ではここに「電話」「メール」「Safari(ブラウザ)」「iPod」の4つのデフォルトアプリが登録されているが、わたしは「電話」と「iPod」を移動させ、代わりにメモアプリとWikipedia検索アプリを登録することにした。

 これが大当たりだった。正直言って、わたしはiPhoneで「電話」も「iPod」もそれほど使わない。そもそもホームボタンをダブルクリックするとiPodが立ち上がる設定にしているので、この一等地にiPodアイコンを置くのはもったいない。

 一方、メモアプリは起動しやすければしやすいほど、使い勝手が向上した。メモを取りたいな、と思った瞬間、実際にメモ帳とペンを手に取るよりも遙かに素早く、メモアプリを起動できるのだ。ゴールデンウィーク中は、酒の銘柄をメモする酒メモの内容が増えた。いまいち読み返しても意味がわからないが。

 Wikipedia検索アプリも大活躍だ。SafariのGoogle検索だけでもほとんどの調べ物は問題ないが、Wikipedia専用のアプリがあるとさらに便利になる。歩きながらや食事をしながら、友人とダベりながらなど、いつでもパソコンがない場所でも、ちょっと気になったことがあったらすぐに調べる癖がついた。

 ホーム画面を整理したことで、iPhoneの使いやすさが格段に向上した気がする。しかし、今後お気に入りのアプリが増えたり、iPhone OSがアップデートして機能追加されたりすると、使いたいアプリが増え、置き場所に困ったりするんだろうなぁ。いや、使いたくなるようなアプリが増えることは良いことなんだけど......。

932sh3.jpg
932sh32.jpg

 先日、テレビを見ていたら、日本人がもっとも好む余暇の過ごし方が「テレビ」なんだという。ワンセグ搭載ケータイの出荷が累計で5000万台を超え、実働端末を考えてもおそらく国内のケータイ3台に1台くらいはワンセグが搭載されるというところまで普及したのも何となく納得できてしまう。

 932SHはそんな広く普及したワンセグケータイの中でも『最強』と言えるモデル。サイクロイド機構やフルワイドVGAの液晶ディスプレイ、充実したAV機能などは、AQUOSケータイの基本中の基本だけど、やはり、ダブルチューナー搭載はスペック的にも技術的にもかなりインパクトが大きい。

 「ワンセグで2画面、見ないんじゃない?」なんていう声もあるかもしれないけど、実際に使ってみると、意外に役立つシチュエーションが多い。たとえば、朝のニュースは二画面で見られると、いろんなネタを追っかけられるし、ドラマや野球など、通常の番組を見ているときもテレビCMの合間に、他局もチェックできる。そう言えば、先日も友だちと飲んでいるとき、記者会見の中継が始まるなんていう話が伝わってきて、二画面表示で片方のチャンネルを切り替えながら、会見の開始を待ち伏せしてたなんていうこともあった。

 とまあ、なかなか便利な932SHのワンセグだが、実はダブルチューナーだけがスゴいわけではない。機能もかなり多彩で、なかなか実用的なのだ。

 たとえば、個人的によく便利に使うのが字幕。電車などで移動中にワンセグを視聴するとき、音声を出すには周囲に迷惑が掛かるので、イヤホンをつなぐしかないけど、字幕が表示できれば、番組によっては音を出さなくても話の内容がわかる。これはワンセグの基本。

 これに加え、932SHには「字幕読むモード」が搭載されており、最新の字幕と直前の字幕を最大11行までいっしょに表示できる。実は、ワンセグの字幕って、切り替えのタイミングが微妙で、うまく話の流れがつかみにくいこともあったんだけど、字幕読むモードなら、同時に表示される字幕の内容が多いため、話が理解しやすいというわけだ。

 また、932SHの字幕表示は、通話時やマナーモードと連動させられるのも便利な点のひとつ。通常モード時はワンセグ視聴中に音声を流しながら、マナーモードに切り替えたときや通話中は字幕表示に自動的に切り替わるというしくみだ。通話時の利用はイヤホンマイクが必須だけど、字幕表示のON/OFFを切り替える手間を減らせるのは便利だ。ちなみに、ダブルチューナーで二画面表示のときに両方とも字幕を表示させることも可能だ。

 注意したいのは、字幕表示に対応した番組が限られているということ。ニュースなどは比較的、対応しているが、その他の番組は対応していないものが多い。ワンセグケータイの字幕表示が広く普及して、字幕表示対応番組が増えることを期待したいな。