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iPhone 3GSの最近のブログ記事

graph.jpg 苦節3カ月。去る11月6日、無事10kgの減量を達成できました!! 某編集部のI氏から「中の人みたいですね」という賛辞もいただき嬉しい限りです。しかし当日胃癌検診でバリウムを飲んでバリウムの腸詰めを作ってしまい、落とした体重が上り調子になりかけて大変でしたが。

 というわけで、今回は3カ月分の体重変動グラフ(だけ)を公開します。全体としてはほぼ直線で落ちてますが、ところどころ停滞したりぴょーんと跳ね上がっている箇所があります。2~3日続けて戻ってしまうこともあり、当初は非常に焦っていたわけですが、女性の体調の変化を知る上で便利なアプリを導入したところ、なんとなくその理由がつかめるようになりました。


 というわけで今回は減量に役立っているアプリとして、女性読者向けに「period tracker」(生理カレンダー/230円)をご紹介します。

period tracker-01.jpg 男性にとっては生々しい話になりますが、早い話これは子供が欲しい女性が自身の体調を把握し、妊娠へと導くための管理ツールですね。基本的なデータは生理開始日のみ。生理が始まったらホーム画面に出てくるボタンをタップするだけで記録でき、過去3カ月の平均から次の排卵日と生理開始日が予測されます。それに基づいて妊娠可能と思われる期間がカレンダーで確認できるのです。オプションとして体調の記録も可能です。基礎体温を登録しているわけではなく、あくまでも推測データなので過信は禁物ですが、使って見たところ概ね合ってるなという印象です(個人差はかなりあると思いますし、不規則な方は難しいかもしれません)。
 
 で、なぜこれが減量に役立つかといいますと、例のグラフの跳ね上がりの時期が排卵日前と生理開始前にほぼ重なるからです。私の場合、落ちていた体重が横ばい、もしくは少し戻り始めたり、突如猛烈な空腹感に襲われるといったことが起こり始めます。さらに半身浴をしても発汗量が大幅に減るといった現象もあります。しかし時期が過ぎれば戻るし、再び痩せ始める。何かがいけなかったわけではないので、ここで無理をしたり諦めたりせずに普段通りにしていればいいのです。
 
 実際、何度もアプリで確認して「これにはワケがあるのだ!」と自分を納得させてました。女性の体はホルモンに支配されているといっても過言ではないので、これを知っているのと知らないのとではモチベーションが大きく異なるというわけです。そのうち自分のパターンが分かってきて、より安心して取り組めるようになりました。空腹に負けドカ食いだけはしないように気をつけなくてはいけませんが。

 さて。開始時の体重からちょうど10kg落ちたわけですが、次の目標は切りのよい体重、その次はそれをちょっと下回る体重をめざし、できれば年内に標準体重を実現し、それをゴールにしたいという野望を抱いております。その前にリバウンド対策もしなくてはいけないのですけど。

 リバウンド対策といえばやはり運動は欠かせない。そこで「F-01B」のタニタの体組成計連携機能、脈拍測定機能「パルスチェッカー」が猛烈に気になっているこの頃です。

 しばしば人に「どちらかといえば痩せている」あるいは「日影栽培のモヤシ」とスタイルの良さを讃えられる(?)筆者であるが、スポーツの趣味など持ち合わせない引きこもり体質なため、体重は軽いのに、実は下腹部はプニプニしていたりする。プニプニ。まぁ要するに運動不足だ。ビリー兄貴とまではいわないが、もうちょっと引き締まった体が欲しい。そんなわけで、たまにジョギングもするようにしている。

nikep01.jpg しかしジョギングというのも、モチベーションがないとすぐに三日坊主になってしまう。三日坊主ならばまだ良いが、筆者の場合はしばしば三カ月坊主になってしまう。もちろん良くないことだ、わかっている。そこで、Nike + iPod Sensorを買って、「ジョギングのログを取って目標を明らかにする」という方法でモチベーションを高めることにした。

 Nike + iPod Sensorは、iPodやiPhoneにつながる歩数センサーだ。センサーはコインほどの大きさで、Nike +対応シューズのインソールにある専用ポケットに入れて使う。センサーが計測した歩数は、iPhoneやiPodへと無線で転送され、記録される。iPhone 3Gでは受信機も必要だが、iPhone 3GSは受信機を内蔵しているので、センサーだけ(2200円)を購入すれば良い。記録されたデータは、iTunes経由でNikeのウェブサービスに転送され、そこでトレーニングのデータを管理できたりする。

 Nikeのウェブ上ではジョギングの履歴を確認できるほか、トレーニングメニューを設定したり、あるいはコミュニティ機能でほかの人と目標を共有できたりする。いつどれだけ走ったか、どれだけ走れるようになったかがわかるだけでも、モチベーションを高めることにつながってくれる。

nikep02.jpg 筆者はランニングシューズを持っていなかったので、センサーとあわせてNike +対応のシューズを買った。スポーツ用品店で「初心者向け」とされていた、ソールのクッション性能が強めのモデルだ。シューズだけでなく、ランニング用のウェアやタイツ、ウェストポーチなども購入した。

 ランニンググッズの道は奥が深いようで、それなりの価格のものが多いが、使ってみると感心するような機能・性能を持ったものがそろっている。スポーツとは真逆の方向に例えれば、まるで自作PCパーツを買いそろえるように、装備を強化していけるのだ。それだけでなく、ワークアウトにより自分自身の肉体も強化できる。筆者もむかしは秋葉原に通ってパーツをそろえ、ベンチマーク結果を向上させることにムフムフしていたが、ランニングの世界にもそれと同じ感覚があるようだ。

 そんなランニンググッズの中にあって、Nike + iPodは、悪くはないのだが、残念ながら最優秀とは言いえない。ジョギング・ランニングの記録を取るガジェットは多数あるが、数万円クラスの高級品の中には、歩数計だけでなくGPSや心拍数計を内蔵するものがある。GPSと連動してくれれば、走行距離がより正確に測定できるので、ここはiPhoneとNike + iPodアプリにも改良を期待したいところだ。

nikep04.jpg 心拍数計は、最適な運動強度が測れるので、トレーニングの効率をかなり高められる。しかし特殊なデバイスが必要なので、これはさすがにiPhoneではムリだろう……と思っていたのだが、どうにもわたしの買ったNike + iPodのマニュアルには気になる記述がある。なんでも、「iPod nano(第5世代)は、Nike + iPod互換の心拍数モニタにも対応します」とある。別売りで心拍数モニタが登場する可能性があるようだ。iPod nano(第5世代)にしか対応しないのかもしれないが、iPhoneにも対応すれば、これはかなり欲しい。

 もっとも、肝心なのはそういう周辺機器とかグッズではなく、三日坊主にならないで走ることだ。あ、いけない、2週間くらい走っていない。いや、この時期はケータイの新製品登場が続くから忙しくて……スンマセン、走ります。

mura01.jpg 前回、iPhoneでGoogleカレンダーを利用する方法として、ブラウザを使用することを紹介したが、読者の方から「Google Syncを使えば、iPhoneのカレンダーに同期できる」というご指摘をいただいた。

 ボクもさっそく試してみた。Google Syncのページを見ると、英語で同期の仕方が説明されていた。日本語ではサポートされていないようだが、問題なく、しかも簡単に同期できたので、ざっと設定の手順を説明しておきたい。

1)iPhoneをMacにつなげて、iTunesでiPhoneの設定画面を開く。「情報」をクリックして「Googleの連絡先を同期」にチェックを入れて、GoogleのIDとパスワードを入力する。これでMac側の設定は完了。

2)iPhoneのホーム画面から「設定」をタップして、「メール/連絡先/カレンダー」を選択する。そこで「アカウントを追加」をタップして「Microsoft Exchange」を選択。


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3)続いて表示される画面で、次の画面のように入力しよう。ドメインは空欄のまま、サーバ欄には「m.google.com」と入力する。続いて表示される画面で、同期する項目として「カレンダー」を「オン」にすれば設定完了。

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mura06.jpg さて、カレンダーを起動して、しばらく待つと……。MacでGoogleカレンダーに入力したスケジュールがそのまま同期された。ただし、複数のカレンダーを使い分けている場合、最初からあるメインのカレンダーしか同期されない。

 ボクは、Googleカレンダーは初期設定のものに仕事の予定を書き込み、プライベートが予定を書き込むカレンダーは「マイカレンダー」として追加している。これも同期させたい場合には、iPhoneからGoogle Syncにアクセスして、さらなる設定が必要だった。

4)iPhoneからGoogle syncのページにアクセスし、言語を「English」に切り替えると「Manage devices」というページが開く。そこで「iPhone」をタップすると、同期するカレンダーを選択できる画面が表示される。


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mura09.jpg この設定をすると、Mobile Meを使ってiCalと同期したときと同じように、予定が色分けで表示されるようになった。

 言うまでもないことであるが、Googleのオンラインサービスに利用料はかからない。Mobile Meのメールアドレスを必要とせず、Gmailをメインで使うのであれば、年間9800円のMobile Meに加入するより、Googleをフル活用したほうが経済的だ。

 iPhoneとHT-03Aを使い込んでいくほどにGoogleの利便性を実感しているが、最近、新たにGoogleモバイルが使いやすそうなケータイを入手した。「g」ボタンを押すだけでGoogleメニューが出ているドコモのL-06Aだ。


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 普通のケータイと同じような操作感で、しかもタッチパネル仕様なので、ディスプレイを表向きにして折りたたむとフルタッチケータイとしても使える。ボクは以前、PRADA Phoneを使っていたのだが、ほぼ同様のタッチインターフェイスが搭載されているので、非常に使いやすく感じている。GmailやGoogleマップの使用感もまずまず。一般的にGoogleケータイといえば、Androidを搭載したHT-03Aを指すのだろうが、このL-06AもGoogleケータイと呼びたくなる仕上がりだ。上り最大5.7MbpsのHSUPAに対応しているので、YouTubeに動画をアップロードするときなどは、iPhoneやHT-03Aよりも快適なのでは?……そんな期待を抱いてしまう。

 次回からは、このL-06Aも“Google使い比べ”の仲間に加えて、使用感をお伝えしていきたいと思う。

 10月5日からスイス・ジュネーブで開催された「ITU TELECOM WORLD 2009」。日本からもNTTドコモ・山田隆持社長、KDDI・小野寺正社長、ウィルコム・近義起氏、元NTTドコモの夏野剛氏といったキーマンが参加。世界的なメーカーの出展はほとんどなかったが、基調講演などはそれなりに盛り上がっていた。

swiss01.jpg 現地には1週間弱、滞在していたのだが、通信手段として頼りになったのが、海外渡航専用に購入した香港版のiPhone 3GSだ。香港版と言うことでSIMロックはない。どこのキャリアのSIMを挿入しても利用することが可能だ。

 というわけで、今回は海外の携帯電話事情に詳しい、このコーナーでもおなじみの山根さんから事前にアドバイスをもらい、ジュネーブ入りしてすぐにSWISSCOMの定額パケット通信対応のSIMを買うことにした。

 会場に向かう朝、7時から空いているという駅の中にあるSWISSCOMのお店に入る。あれこれ、物色していると、見慣れた日本人が入ってきた。なんと、同じく会場に向かう山根さんと遭遇。同じ方向に向かうとはいえ、タイミングが良すぎる(実は、あとから解ったことなのだが、山根さんとは宿泊ホテルも一緒だった!)。

 早速、店員に「SIMカードが欲しい」と英語で伝えるものの、店員は英語がNG。どうやらフランス語しかわからないらしい。すでにSIMカードを購入していた山根さんに協力してもらい、なんとかSIMカードをゲットした。価格は19.9スイスフラン、日本円にすると1800円弱といったところだ。パスポートとホテルの住所さえ伝えれば、日本からの渡航者でも買える。このときプランを「NATEL Easy BeFree」にしてもらった。

swiss02.jpg このプランだと1日4スイスフラン(約350円)でパケット定額制が利用できるようになる。SIMカードは19.9スイスフランであったが、5日間はiPhone 3GSを定額で使えるようになるのだ。

 早速、iPhone 3GSにSIMカードを挿入してみる。スイスではSWISSCOMがiPhoneを販売しているためか、APNなどは何も設定することなくすぐにデータ通信が使えるようになった。これはかなり便利。

 さらに驚いたのが、SWISSCOMではテザリングもOKになっているという点だ。設定画面を見るとテザリングをONにできるようになっている。MacBook Airに接続して使ってみたが、速度もそれなりに出ていて、仕事の利用にはまったく問題ない。

 夜間、ホテルの部屋にいるときなどは、iPhoneテザリングでインターネットに接続し、日本のインターネットラジオをストリーミングで聞いていたくらいだ。いくつかの動画サイトのストリーミングも問題なく使えた。

 海外にソフトバンクモバイル契約のiPhoneを持って行っても、パケット料が高額になりそうで、無線LANの場所しか使わない、ということがほとんどだ。しかも、ホテルの無線LANサービスを使おうと思うと、1日1500~2000円程度の課金となってしまい、長期出張だとそれだけでかなりの出費になってしまう(個人事業主にはこれが結構つらい)。

 海外でも定額でiPhoneが使えるとなると、メールのチェックも四六時中できるし、レストランや観光スポットはGoogle Mapsで検索して、電子コンパスを頼りに行くことができる。今回の旅行中は、Twitterでつぶやきながら、仕事や観光を楽しめた。

 海外出張の多いビジネスマンであれば、香港版iPhone 3GSはかなり重宝することだろう。

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拙者のお出かけ端末セット、iPhone 3GとBlackBerry Bold
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iPhone 3G内には多々のアプリをインストールしている。これはゲームアプリ集。最上段のゲームを頻繁にプレイしちまうのである
 2009年4月にドコモのBlackBerry Boldを買ってから、持って出かける端末はiPhone 3GとBlackBerry Boldの二刀流となっている俺。

 その当時は両機とも仕事にも活躍する端末だったが、しばらくすると、仕事関連にはBlackBerry Bold、遊び方面にはiPhone 3Gという棲み分けができちゃった。拙者にとって前者は最強のスマートフォン。コレなしでは連絡先も予定もわかんニャい!! みたいな。後者は最強のマルチメディア(←古っ!?)端末ですな。

 ただ、一日に使う時間としては、iPhone 3Gのほうがずっと長い気がする。それは、音楽を聴くためでもウェブを見るためでもなく、ヒジョーに全く大したことのないゲームを飽きずに何度もプレイしてしまうからだ。

 iPhone 3Gにインストールしているゲームは30本程度。だが、そのうちの多くは「ヤレば楽しい優良なゲームなのでアンインストールしていない」てな感じのものが多い。時間があったらたっぷり遊ぶゼ!! みたいなゲームアプリですな。

 でも、毎日やっちゃうゲームは、そういった優良ゲームアプリではなく、フツーの人から見ればどーでもいいようなゲーム。至極原始的なルールで遊び、目指すところとか、達成感とか、そういうものはあんまりない単純なゲームだ。

 具体的には、BattleAtSeaCannon Challenge。これらゲームについて「ハマるよね」と言うなら拙者の同志だが、「ツマンネ」と言う人のほーが多いような気がしなくもない。



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BattleAtSea(600円)。古典的な海戦ゲーム まず自軍の船をマス目上に並べる。で、ゲーム開始 敵が弾を撃ってくる。船全体に弾が当たったら沈没 こちらも撃つ。でも敵船がどこにいるかは、弾が当たるまでわからないのだ。これを交互に繰り返して、先に敵を殲滅したほーが勝ち
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Cannon Challenge(無料)。砲弾で標的を破壊するゲームなり 砲弾の射出角度および射出強度を決めて撃つのダ 撃ったところ もうすぐ命中するかもしれないところ。弾数内で敵のユニットを全部破壊すれば面クリア


 という2本のゲームですな。

 BattleAtSeaのほーは、敵がどこを撃ってくるかわからない点、敵がどこに潜んでいるか探る点などにちょっとしたオモシロミがあるが、どうだろう、600円……のゲームだろうか? でも、拙者的には短時間で終わるしミョーな感情起伏もないしで、多くのシチュエーションでのんびり遊べる1本となっている。

 Cannon Challengeは、グラフィックやサウンドは今時的であるものの、内容は昔からある大砲ゲーム。弾の射出角度/強度をパッと決めてビシッとマトを破壊できるようになると、ちょっとした職人気分になれるが、おもしろいのかーッ!? と問われると、んーと、えーと、つまんない可能性がありますヨ的な。しかしこれもまた、単純に淡々と遊べるので気に入っている。

 すニャらしいのは、両ゲームとも、遊んだ後に「あそこはこうすべきだった!!」的な後悔とか「次回はこういうテで攻めてみよう」といった向上心などを全然もたらさないことだ。数分遊んでスッと気分転換でき、ゲームのことを忘れ去れる。ので、半日やっちゃうとかいったハマり方をしない。そういう点では非常に優良なゲームと言えよう。

 とか書いてる拙者だが、これらゲームを1日に何度かやっちゃったりするので、実は長い目で見ると、この2本のゲームに大ハマりしているのかも。両ゲームとも、ある種の知恵とか体験などはちっとも得られないので、言っちゃえば「無意味かつ不毛なゲーム」かもしれない。何時間やっても得られるものがナシor微少、みたいな。

 そういうゲームを毎日やってるので、トータルで考えると、とても大量の不毛時間を過ごしている俺とも言える。
S5_1-001.jpg iPhone 3GSがダイエットサポート端末と化した夏。秋も深まってきた現在でも、ダイエットは続いております。前回は1カ月で約3kg減とご報告しましたが、丸2カ月経過した時点で約6kg減、3カ月目に突入した現在は合計で7.7kg減といったところです。2カ月目スタートの決意として始めたレコーディングも欠かさず継続中で、紙の手帳に食べたものとカロリーを記録し続けています。

 iPhone 3GSは何をしているかといえば、ウォーキングの時にはBluetooth対応ヘッドセットと組み合わせて音楽を再生。食べたものを忘れそうなときはカメラで撮影。カロリーを知りたいときは検索し、カロリーを計算するときは電卓を起動。体重や体脂肪率を記録したり、データをグラフ化して状況を客観的に見せてくれます。つまり、無かったらダイエットのモチベーションに影響しそうなくらいの存在になってるわけです。


S5_1-002.jpg そんなiPhone 3GSにさらに強力な助っ人を導入しました。それは「RainbowNote」。気分にあわせていろんな用紙が選べるメモ帳アプリです。布団の中で思いついたことを気軽にメモしたり、読んだ本で覚えておきたい内容を転記したり、買い物メモを作成したりしています。画面の回転を制御できるので、布団の中でゴロゴロしながらでも安心。パスワードでロックもかけられますから、大事なメモを見られる心配もありません。

 中でも一番のお気に入りはGoogleドキュメントとの連携機能です。食べたものを記録するにあたり、やっかいなのがカロリー計算。地道に調べた食材のカロリーをパソコン上でGoogleドキュメントにメモしてゆき、「RainbowNote」でiPhone 3GSにインポート。すると外食や買い物の際にいつでもデータを参照できるようになるので参考になります(地下などでは、常にオンラインで参照できるとは限りませんからね)。Googleへのバックアップやリストアもサポートしているので、大事なメモの消失も防げます。

S5_1-006.jpg また、最近のアップデートでメモ帳に画像を添付できるようになりました。カメラロールからのデータはもとより、その場でカメラで撮影して添付することもできます。これはお買い物にかなり便利! 台所のボードに書き込んだ買い物メモや、レシピ集の材料を写真で貼り付けておけば転記の必要もなく、スーパーで「あとなんだっけ?」と悩むことがありません。ただのメモ帳かと思いきや、まぁ使えること使えること! すっかりお気に入りのアプリになりました。

 当初の目標値までは残り3kg少々。この1カ月でなんとか達成したいところです。しかし最近は「標準体重」のほかに、それをさらに下回る「美容体重」なんてものがあるんですね。ショックです。

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何だかんだ言いつつ便利に使用中のiPhone 3G。アプリの多様性はiPhone 3Gの類い希なる魅力である。が、AppStoreでのアプリ探しがタイヘンなのも事実
 2008年の9月にiPhone 3Gのお勧めアプリを特集したが、あ~あの頃は良かったなあ(遠い目)、と思う。当時はiPhoneアプリが楽しくて毎日半徹夜でアプリを探しまくったものだ(充血した目)。しかし、今はアプリの樹海に飛び込む勇気がない(怯えた目)。

 つーかぶっちゃけ、アップルのAppStoreはヤバいですな。アプリあり過ぎ。検索性もよろしくなく、探す気になれない。

 アプリ数のチョー増加は歓迎すべきこととは思う。しかもその品揃えは郊外型巨大ショッピングモール並み。でも、言い方は悪いんですけど、品物の並べ方がジャンクショップみたい。ザラザラザラッと似たようなアプリをごちゃ混ぜで売ってるもんだから、アプリを探す側は途方に暮れますな。

 だからもーちょっとさー詳細なタグ付けとかダウンロード実績表示とかエージェントによる的確なオススメとかし(中略)とか言いつつ、それでもiPhone用アプリを有り難く使わせていたたいでいる俺。

 アプリを多々使用中だが、たびたびお世話になるアプリが2本ある。どちらも電子工作に役立つアプリで、それぞれiResist(無料)とElectronics ToolKit(無料)。それからたまに、Electrical Ref(115円)も使っている。

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iResist(無料)。抵抗器のカラーコードをスパッと抵抗値に換算できたり、3桁表示の抵抗値を手軽に換算できたりして便利。オームの法則から電圧/電流/電力を求める機能もあるが、この機能は目的が絞り切れていないようで使いにくいカモ!?

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Electronics ToolKit(無料)。いくつか機能があるが、555タイマICの定数(抵抗値やキャパシタ値)を入力して発信周波数を求められる機能は便利。LEDを1個使ったとき、複数を直列で使ったときの電流制限抵抗値も容易に求められる。シンプルながらもたびたび役立つアプリなのだ。

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Electrical Ref(115円)。抵抗器のカラーコード→抵抗値変換、3桁表示コンデンサの静電容量値換算、555タイマICの定数計算、LEDの電流制限抵抗値計算を行える。そのほか、よく使われる回路図やArduino関連のリファレンスや回路図も表示できる。ただ、上の2つのアプリで代用が利く機能が多く含まれていたりもする

 てな感じ。拙者の超オススメはiResistとElectronics ToolKit。両方とも無料だが、電子工作の基礎部分のプチ面倒な計算~気を抜くと間違える換算を手軽にできるのがイカス。電子工作入門な人は、ブレッドボーダーズプロトタイパーズを読みつつ、これらアプリを使うと理解が早いかも。

 

01.JPG ケータイでナビゲーションサービスを利用するには月額利用料がかかる。しかし、iPhone 3GSならプリセットされている「地図」がGPSと連動し、現在地から目的地までの簡易ナビを無料で利用できる。ケータイ向けの「NAVITIME」などのように歩行ルートや交通機関を組み合わせた詳細なナビを利用できるわけではないが、取材で郊外に出向くときなどのルート確認などには十分に役立つ。

 ボクは初めて行く土地でタクシーに乗るときにiPhone 3GSの地図(写真右)を利用することが多い。運転手がちゃんと最短ルートを走ってくれているかを確認できるし、現在地を示すポイントが地図上をぐんぐん進んでいく様は、見ているだけで気持ちがいいのだ。

 iPhone 3GSの「地図」にはGoogleマップが使われている。ならば、Googleサービスとの親和性がウリのHT-03Aでは、さらにGoogleマップの使い勝手がいいのでは? と思い、両機の操作性を比べてみた。

 ホーム画面の「地図」のアイコンをタッチするだけで起動できるのはどちらも同じだ。地図の表示モードは、どちらも平面地図と航空地図から選択できる。HT-03Aでは「ストリートビュー」が選択できるが、iPhone 3GSでも地図上のピンをドラッグして地名表示の左側にある人のアイコンが点灯すれば、それをタッチするとストリートビューを起動できる。ちなみにiPhone 3GSでは、地名表示の右側の「→」のアイコンをタッチすると住所などの詳細情報を確認でき、そこを出発点または到着地に設定したルート検索にも移行できる。

 ストリートビューはどこでも見られるわけではなく、ちょっと郊外に出るとほとんどの場所が対応していない。自宅や会社のパソコンで、これから行く場所の確認をするためには重宝するが、実際のナビゲーションではさほど役に立たないように感じている。いちいち地図モードを切り替える手間が生じるHT-03Aよりも、「ストリートビューを見られるときだけにチラッと確認する」といった感覚で利用できるiPhone 3GSのインターフェイスのほうが実地での利便性は高い印象だ。

02.JPG HT-03A(写真左)は内蔵の地磁気センサーと連動してストリートビューを見られる機能がある。ユーザーが向かっている方向の画像が表示されて、画面を見上げるような角度にすれば、空を仰ぐアングルで表示されて、見下ろすアングルにすると道路を見据えた画面表示になる。これは、なかなか楽しい。友人に「こんなことができるんだよ」と自慢できるポイントでもある。しかし、実際にナビを使いたいときにはほとんど活用していない。そもそも、いろんな角度を見る必要が生じないのだ。進行方向に真っ直ぐ目を向けた映像が見られればそれで事足りるのだ。

 なお、どちらの端末にも電子コンパスが内蔵されている。iPhone 3GSではどの地図モードでも画面左下のアイコンをタッチするだけでON/OFFを切り替えられる。HT-03Aではストリートビュー表示にした場合のみ、MENUボタンをタッチして「コンパスモード」のON/OFF操作を行える仕様になっている。通常の平面地図では電子コンパスを起動できず、利用したいときにはひと手間がある、という感じだ。

 ルート検索の手順は、現在地を取得(または出発地を指定)して、到着地を指定すると、地図に経路が表示される。経路は曲がり角などを境に分割した状態でもチェックできる。これは両機ともに同じ。iPhone 3GSでは、画面上の車、電車、歩行者のアイコンをタッチすると、車に乗る場合、電車に乗る場合などの検索結果に切り替えられる。一方、HT-03Aでは、交通機関を交えた検索はできず、車の利用を想定した検索結果だけが表示される。iPhone 3GSを使った人がある人には物足りなく感じるだろう。

 両機の地図を使い比べた結果、そもそも同じGoogleマップなので地図の見やすさに大差はないが、操作感はiPhone 3GSに軍配が上がるような印象だ。どこかに行くルートを調べるときに、まず現在地を調べて、目的地を入力して、地図でルートを見て、電車に乗れる区間を確認して、駅に到着してからストリートビューなど見る、といった流れるような操作が可能なのだ。欧米向けのiPhone(2G)から3世代目を迎えて、アップルがユーザーインターフェイスを改良させてきた賜物だろう。HT-03Aは日本向けの初のAndroidケータイだ。今後のさらなる進化に期待したい。ただし、どこでも安定してつながりやすいのはHT-03A。これは端末の性能ではなく、ドコモのインフラによるものだろう。

AidHealth-1.jpg 「iPhoneは婚活(恋活)端末にするのだ!」と鼻息も荒く突入した夏。あれやこれやの末、現在のiPhoneはダイエットサポート端末と化しております。

 最初は聞くのが嬉しかったメールの着信音も、最後は「Googleからスケジュール通知かよ!」とツッコミを入れたくなるような状況になり……その間に何があったかは大いに割愛させていただきますが(メールに応じて着信音が分けられたらいいのにと思いました)。

 やがてなりゆきで「まずは痩せてからだ!」と10kgの減量を決意。当然のことながらダイエットをサポートするアプリ探しになるわけです。いろんなアプリを落としては試してみましたが、なかなか自分にしっくり来るものに出会えず。減量方法が千差万別だからかもしれません。

 結局、今愛用しているのはmimolasoftの「BMIと健康録 Free」です。初期設定で生年月日、身長、目標体重などを設定し、毎日、体重と体脂肪率を記録するだけというシンプルなアプリです。無料版なので管理できるユーザーが1名に限られており、しかも記録期間が100日まで、小数点以下1桁なので、0.05は0.1に切り上げられてしまうというのがネックですが(微妙な減少がうれしいのに!)、Googleドキュメントにデータをバックアップできますし、履歴が数値の一覧とグラフで確認できるのが嬉しいです。また自動的にBMI値を計算し、グラフにラインを入れてくれますから、あとどれくらいで次の数値になれるかというのが一目瞭然。やる気につながりますし、一度入力した数字もいつでも変更できます。


AidHealth-3.jpg 1カ月後、苦労の末になんとか4kg弱の減量に成功。体重だけは怠りなく記録し続けることができました。もし最初から食べたものやカロリー計算して記録して……となれば、続かなかったかもしれません。あれもこれもと手を出さず、最低限の簡単なところから始めるほうがいいようです。

 2カ月目に突入すると多少気持ちに余裕がでてくるのか、いわゆるレコーディングダイエットへの興味もわいてきました。

 ただ、カロリー計算のネックはベースとなる情報がスムーズに引き出せないことにあると気づきました。どんなにカロリーデータが豊富だと言われても、特に内食中心の自分は、食堂やコンビニのメニュー通りにはならない。特にダイエット中ともなると食材が細かくなります。食事の記録ができるアプリも試してみたんですが、あちこちタップしてはメニューを選んで項目探して見つからなくて面倒になって……の繰り返し。

AidHealth-4.jpg たどり着いたのは、自分の定番化してるメニューを中心に、よく料理に使う食材のカロリーを地道に調べ上げ、専用のカロリー表を作るという方法(意外とパターン化してた!) 食べたものすべてをiPhoneで入力するのは意外と手間なので、別途紙の手帳に書きだしてからカロリーを計算し、結果の数値データだけiPhoneに登録することにしました。そうすることで、数値的な変化はiPhoneのアプリで確認でき、いつ何をどれくらい食べたのかは紙の手帳をパラパラめくることで振り返ることができる。アナログがラクな部分はアナログに任せてしまうわけです。外出時の食事はiPhoneで写真撮っておけばいいですしね。

 有料版「AidHealth BMIと家族の9種録」は、血圧(朝晩、高低の2件)、体温、摂取・消費カロリー、心拍数、血糖値の記録が可能だそうなので、これはちょっと嬉しいかも。YouTubeに動画があったので興味のある方はご覧ください。実際にお試し版で記録していたデータを一旦Googleドキュメントにエクスポートしてから有料版にインポートしたところ、無事データの移行が完了しました!

 やる気の変化に合わせて使用するアプリのグレードを上げていけば、継続させやすそうな気がしてます。これでなんとか10kg減量を達成してゆきたいところです。でもリバウンド分も含めたらマイナス13kgくらいは考えておいたほうがいいのかな(汗)。
vm.jpg 取材時にiPhoneのボイスメモ機能を使うことが多くなった。これは6月に公開されたiPhone OS 3.0で加わった新機能の1つだ。わたしは普通のICレコーダーも持っているので、iPhoneのボイスメモ機能はそれほど使わないかな、とも思っていたのだが、気がついたらかなり多用するようになってしまった。

 というのも、わたしのICレコーダーは単四形乾電池を使うのだが、ものぐさなわたしはというと、よく電池の交換を忘れてしまい、肝心なときに電池切れになってしまうことがあるのだ。対するiPhoneは、ヘビーに使うために毎日しっかり充電しているので、電池切れの心配は少ない。

 ケータイのマイクというと、本来は通話用なので、会議や講演の録音には少々心許ないところだが、iPhoneの場合はiPhone/iPod用の外付けマイクを使うこともできる。わたしはプロテック社製の小型マイク「カプセルボイス」を使用しているが、コンパクトなサイズで音質的にも満足している。

 ICレコーダーに比べると、iPhoneのボイスメモ機能は非常にシンプルで機能は少ない。録音時の操作は開始/一時停止と終了だけで、レベルや音質の調整はできない。しかしバックグラウンド録音にも対応するので、録音中にiPhoneのほかの機能も使える。また、録音中にスリープキーを押して画面の表示を消しても録音は継続されるので、電池の消費を抑えた録音も可能だ。

 録音したファイルは、iPhoneをパソコンと接続した際にiTunesへと自動で同期・転送される。ICレコーダー専用機に比べ、コピーも簡単で管理もしやすいが、わたしの環境(Mac)では、iTunes上でボイスファイルの名称を変更すると、再同期の際にエラーが発生してしまった。ファイル名は日時だけでは整理しにくいので、ここは修正して欲しいところだ。