ケータイ Watch
みんなのケータイ

CA001の最近のブログ記事

 ケータイの中にある最も重要なデータと言えば、アドレス帳だろう。端末を壊してしまったときなどには、「あぁ、バックアップしておけばよかった......」と後悔するものだ。アドレス帳のバックアップが大切なのは分かっているけど、やろうと思うとなかなか面倒で、忘れがち。

 そんな方にオススメなのが、「au oneアドレス帳」の自動保存機能だ。auが提供するポータルサイト「au one」と連携し、端末のアドレス帳をサーバー上で預かってくれるサービスだ。端末のアドレス帳を編集した際に自動的にサーバー上のデータを更新する機能もある。

auoneaddressbook.jpg さらに、パソコンからau oneにログインすれば、アドレス帳データを編集することも可能。データをまとめてCSV形式でダウンロードすることもできるので、他キャリアの端末も含め、複数の端末を使い分けている人にとっても便利なサービスだ。普段からLISMOを使っているユーザーは、LISMO Port(au Music Port)でもアドレス帳のバックアップを行えるが、本誌読者のように日ごろからWebブラウザを使っているユーザーにとっては、非常にお手軽。

 「au oneアドレス帳」はEZwebを契約していれば誰でも無料で利用できるサービスなので(もちろんパケット料金はかかるが)、使ったことが無いという方はぜひ一度お試しを。

 CA001固有の話ではないのだが、最近気になっていることがある。デコメ(auではデコレーションメール)とFlashの表示だ。

 デコメについては、他キャリアに比べて標準の絵文字がちょっと古くさいドコモユーザーを中心に、デコメ絵文字の形で活用されることが多い。で、そのデコメ絵文字入りのデコメが届いたりするのだが、このときのフォントサイズが固定なのだ。設定でメールのフォントサイズを最大にしても、標準サイズでしか表示されない。

font.jpg デコメもHTMLメールの一種なので、HTMLの記述でもフォントサイズの指定ができるとなると、表示フォントは標準サイズを基準にしないといけないというのは何となく理解できる。しかし、普段のCメールやEメールは最大サイズで表示しているのに、デコメだけ標準サイズとなると、老眼が入ってきた人など、小さな文字が読みづらいという人にとってはこの上なく不親切。多少表示が荒くなってもいいから、大きく表示してほしい。

 Flashについても同じことが言える。デバイスの進化によってディスプレイの解像度が変わっても、同じデザインを適用できるという利点はあるが、au one(EZweb)の標準のトップページのようなデザインを眺めていると、「Flashって、こういう風に使うべきなのかな?」と思ってしまう。

 幸い筆者はまだ老眼が進んではいないので大丈夫だが、10年後、20年後のことを考えると少し気になる仕様だ。

 運転中、携帯電話をどうするか。車に運転する人にとっては、わりと悩ましい問題だ。電源オフやドライブモードに切り替えて、着信音を鳴らなくするという後ろ向きな解決策もあるが、普通に電話を受けて話すぐらいのことは実現したい。できれば、よりスマートな方法で。

 というわけで利用することになるのがBluetooth機能。最も手軽なのはBluetoothヘッドセットを使う方法だろう。一度ペアリングしておけば、ケーブルを抜き差しする必要もないので、楽ちんだ。

 ただ、Bluetoothヘッドセットの場合、携帯電話本体ほどではないものの、それなりの頻度で充電しなきゃいけないし、電話がかかってきたとき、耳に装着する作業に手間取ることもしばしば。何とかならないものか。

 そこで筆者がとったのは、車にBluetooth対応のカーナビを取り付けるという方法だ。購入したのは、パイオニアの「楽ナビLite」。Bluetoothヘッドセットを買うのと比べると、桁が違う金額になってしまうが、PNDは別として、カーナビの中では一番安い価格帯で、取付工賃込みで9万円ほど。標準でBluetoothに対応しているので、オプションでBluetoothユニットを購入する必要もない。

navi.jpg 実際に使ってみると、非常に快適。CA001の電話帳データをカーナビ側に転送しておけば、電話を受けるだけでなく、カーナビの画面を操作してこちらから電話をかけることもできる。さらに、楽ナビLiteの場合、Bluetooth経由でデータ通信して、交通情報を取得することで、渋滞を回避することもできる。ヘッドセットを使った場合と比べると、車載スピーカーから音が出るため、同乗者にも通話内容が聞こえてしまうが、それが問題になるケースも少ないだろう。

 最大の問題は、楽ナビLiteのカーナビとしての性能なのだが、まあ、これは値段相応ということだろうか。今後のバージョンアップに期待したい。

 今回は、CA001に搭載されているタッチ機能を活用した楽器演奏アプリ「Touch Session」をご紹介したい。

 Touch Sessionでは、ピアノ、エレキギター、ベース、ドラムといったメジャーな楽器に加え、カリンバやガムラン、日本の筝など、普段はあまり触れる機会が少ない楽器も演奏できる。それらの楽器を自由気ままに演奏し(もちろん、楽譜通りに演奏してもよい)、録音して着信音に設定できるようになっているところは何ともケータイらしい発想だ。

ca001ts01.jpg 筆者の場合、ギターを少々弾けるので、まずはエレキギターを試してみた。まず、エレキギターを選択して表示された画面に愕然。えっ、フレット押さえないの? どうやら弦のところをタッチすれば音が出るらしい。一応、弦を押さえたまま指を左右に動かせば、ビブラート的な効果も得られるのだが、音程が下がるのは原理的におかしくない? トレモロアームみたいなものか?

 とまぁ、本物の楽器とは大きくかけ離れた独自の世界が広がっている。これはこれで新しい楽器と考えた方がいいのかもしれない。ちなみに、ベースはフレット上の弦を押さえて音を出す形なので、多少本物に近い気がする。ほかにもいろんな楽器があるのだが、筆者的にはカリンバあたりがこのUIに一番しっくり来る。

 それにしても演奏の難易度はかなり高い。であれば、次は電波強度に応じて音程が変わるテルミンみたいな楽器も収録してはどうだろう? タッチしないけど......。

 ケータイアップデートでCA001のソフトウェアを最新版にすると、なんとタッチUIがiPhoneのように! ピンチイン・ピンチアウトやフリック操作で、メールやウェブを快適に利用できるように......なるわけがない。エイプリルフールなので、それくらいのウソは許していただきたい。

 さて、今回はそのCA001の話ではなく、たまにはケータイコンテンツの話をしておこう。皆さんは「ケートラ」というサービスをご存じだろうか? 位置情報機能を活用したコミュニティ風ゲームとでも言おうか、何とも表現しづらいサービスなのだが、何だか最近このサービスにはまっている。

ktra.jpg モバターという自分のキャラクターが、他のユーザーのケータイを乗り継いで日本全国を旅していく。モバターは日記を書いたり、おみやげを買ってきてくれたりする。一昔前にはやったポストペットやリヴリーのようなキャラクターを活用したサービスなんかと、ケータイ国盗り合戦のような位置情報を活用したサービスなんかを掛け合わせた感じで楽しめる。ちなみに、私のモバターは現在、広島にいるようだ。

 で、面白いのは、なぜかこのサービスを提供しているのが自動車メーカーのホンダだということ。将来的には通信ナビにこんな機能が搭載されたりするんだろうか?

 au初のタッチパネル搭載ケータイとなるCA001。iPhoneが登場してからというもの、ケータイのタッチパネルに注目が集まっている。で、CA001はどうなのか。

ca001b.jpg 結論から言ってしまうと、他のタッチケータイに比べると、ややオマケ的な要素が強い。というのも、今どきのタッチケータイでは、アイコンやボタンをタッチすることで個々の機能を呼び出せるようになっているが、CA001の場合、カメラやワンセグなどの一部の操作を除き、一回タッチすると画面にカーソルが現れ、それをハードキーのカーソルと同じように押して操作する形になる。文字入力なども行えない。

 もちろん、ビュースタイルにした時、サイドキーへの機能の割り当てを思い浮かべながらチマチマ操作するよりは快適なのだが、タッチという部分に過度に期待してしまうと、少なからずガッカリすることになるかもしれない。この辺りはKCP+というプラットフォームの扱い方の難しさが見え隠れする。

 iPhoneの場合、登場した頃はアプリがポコポコ落ちるし厳しいものがあったが、ソフトのアップデートを重ねて、かなり使えるようになってきた。なかなか同じようには行かないのかもしれないが、そろそろ日本のケータイもバグ修正以外の目的でアップデートを行ってもいいんじゃないだろうか。ユーザーを一つの端末に長く縛ろうというのなら、そういうアフターサービスも必要だと思うのだ。

ca001.jpg まだまだ寒い日が続いているが、各社から春モデルが続々登場している。というわけで、これまで使ってきたW64SHからの機種変更を検討。前回の機種変更同様、私のこだわりポイントは「防水」「カロリーカウンター」(歩数計)である。

 で、auの春モデルのラインナップを眺めてみると、今回は防水モデル無し。そして、カロリーカウンター対応モデルは「CA001」のみ。うっそーん(泣)。私は時代に逆行しているのだろうか。

 かくして、半ば自動的にCA001へとたどり着いたわけだが、今まで使っていたW64SHと比べると、144gから122gへと約20g軽くなった。たかが20gと思うかもしれないが、日々Yシャツの胸ポケットにケータイを入れて暮らしていると、この20gの差が非常に大きいことを実感する。

 他力本願で20gの減量に成功し、身も心も軽くなったことだし、これから春に向けて少しは活動的な生活を、と思っているのだが、はたして......。