ケータイ Watch
みんなのケータイ

 発売初日に購入した「W63CA」。最も興味を惹かれたのは8メガカメラだが、その次に気になったのがモバイルデータ通信の定額対応。ようやっとと言うべきか、ついにパソコンからのデータ通信も定額対象になったのはとてもありがたい。

 普段、モバイル通信用にはイー・モバイルの「D01HW」を使っている。しかし、晴れた日は自転車、雨の日は電車が移動手段なので、その日の天候に応じて鞄を変えていたする。パソコンは毎日、鞄に詰め替えるのだが、ついつい忘れてしまうのが「D01HW」。いざ、街中でネットにつなごうと思ったら「あ、D01HWは家においてきた鞄の中じゃん」ということがよくあるのだ。

 また、D01HWがあったとしても、なぜかUSBケーブルがついておらず、「やっぱり接続できない」とマヌケな状態に陥っていることが多い。

 せっかく、パソコンを持ち歩いているのに、ネットに繋げないなんて......。気がついた時、鞄がさらに重く感じてしまうから不思議だ。で、ようやっと登場してくれたモバイルデータ通信機能。これさえあれば、普段、使っているケータイでネットに「安心して」接続できる。

w63ca.jpg 普段、持ち歩いているのはMacBook Air。なので、Bluetooth経由で「W63CA」でネットに接続できる。実際の設定はとってもスムーズ。MacBook Air側から「W63CA」を検索していけば、流れで設定が完了する(もちろん、W63CAのBluetoothは「接続待ち開始」に設定しておく)。ちなみに設定したプロバイダはau.NETだった。

 実際につないでみると、イー・モバイルと比べるとややもっさりしていて俊敏性に欠ける気がする。サクサクとページを見まくるというわけにはいかないが、まぁ使えないことはない。ちなみにダウンロード速度測定サイトだと、都内では500kbps前後の数値が出ている。

 緊急用として割り切って使うには重宝だけど、これで上限料金が月額1万3650円。ちょっとというか。かなり高い気がするなー。
 いよいよ冬商戦モデルが店頭に並び始めた。今回はハイスペックモデルやタッチパネルなど、各社とも特に「社運のかかった」新製品が多いように思う。それだけに、この手の仕事をしていると、どれを買うべきか本当に迷ってしまう。

 そんななか、まず冬商戦モデルの1台目として選んだのがauの「W63CA」。展示会などで出展されていたワイドVGA対応の有機ELディスプレイに興味を惹かれていたのが大きな購入理由。それと8メガカメラというスペックに背中を押された感じ。

 とはいえ、最後の最後まで「買おうかか辞めようか」と迷ったのも正直なところ。気持ちがブレたのは、加速度センサーが非搭載だったという点だ。実は夏頃からシャープ製の「SH706iw」を持ち歩き、毎日、歩数がカウントされるようになって、地味だけど「加速度センサーって便利」と思い始めたからだ。歩数計機能があると「昨日は、こんなに歩いたのね!」と妙に嬉しくなってくる。幕張メッセや東京ビッグサイトの展示会も「SH706iw」があれば、俄然やる気がでて、右に左と歩き回って取材する気になってくるのだ。

w63ca01.jpg auの場合、加速度センサーがあれば「au Smart Sports Run&Walk」と連携してくれる。つい最近始まった「Karada Manager」のユーザーでもある自分にとって、いま、毎日のカロリーは、摂取分も消費分も余すところなく記録せねば! という使命に駆られてしまっている(すっかりauの策略にはめられている)。

 そんな状況のため、映像3兄弟のうち、加速度センサー搭載の「W64SH」が選択肢に急浮上したのだった。でも、au端末ではつい最近まで使っていたのが「W62SH」だったこともあり、「さすがに同じメーカーが2回続くのもどうなかぁ」と思いとどまり、今回は、W63CAに落ち着いたというわけだ。

 発売日初日の夕方にauショップに駆け込んだら、すでにピンクは売り切れ。欲しかったホワイトも残り2台という状態だった。なんとか買うことができて一安心。やっぱり、auユーザーにはカシオが人気なんですな。

 というわけで、W63CA生活が始まります。