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 Nokia N82を手にしてすぐに気が付いたのは、USB充電に関してだ。端末の左側面にはマイクロUSB端子と充電用端子がそれぞれ備わっているが、パッケージ付属のUSBケーブルをパソコンに接続し、もう一方をこのマイクロUSB端子に接続しても、端末の充電はできないのだ。HTC製のスマートフォンなどでは端末の充電もUSB端子に統一されているため、私が勘違いしていただけなのだが......。

n82101.jpg オフィスで働く社会人なら、携帯はオフィスと自宅の両方で充電できる環境を整えたいもの。前回お伝えしたNokia storeの訪問は、こうしたグッズもついでに買おうとたくらんだものだったのだ。そこで、しばらくはノキアグッズを扱う見込みの、赤坂見附にある「Nokia @O-parts lifestyle shop」でUSB充電ケーブルを購入した。

 「Nokia Charger via USB port CA-100」という名のこの製品は、パソコンのUSBポートを使ってノキア端末を充電できるというもので、端末側には充電端子で接続する。ケーブルは18cmとかなり短いので、ノートパソコン、あるいはデスクトップパソコンの前面USB端子で利用し、端末やノートパソコンと一緒に持ち運ぶのがいいだろう。2709円という価格は迷うところだが、USB端子のカバーがケーブルをまとめるパーツになっていたりと、何気ないグッズながら小粋なアイデアが光る一品だ。

n82000.jpg セカンドシーズンはソフトバンクモバイルの「Nokia N82」に決めた。ノキアマニアの皆様、どうぞよろしく。まさにハローノキア。日本から撤退しちゃいますけど。

 しかしながら、撤退するノキアを追いかける前に、私にはやらなければいけないことが残っている。Sportio(+自転車)で夢見たアグレッシブなボディが実現されたのか? というところだ。まず数値で見ると、前回公表時は体重が61kg前後、体脂肪率が16%前後とお伝えした。12月7日に計測したところ、体重は61.05kg、体脂肪率は18.2%となっていた。

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 ......笑い飛ばそうにも判断に困る結果なのだが、とりあえず体重は維持され、体脂肪率は増加している。これもある意味では肉体改造なのだが、実際に人と会うと以前より太ったと指摘されることも増えており、スポーツの結果とは真逆の方向性であることからも、いろいろひっくるめると「私は太った」という結論に至っていいのではないかと考えている。ここでKDDIと東芝の名誉のために書いておくが、Sportioやauのサービスに問題があるのではなく、サボりまくった私が悪いのである。ごめんなさい。

n82003.jpg さて、ノキア日本国内最終モデル「Nokia N82」だが、Sportioを手にしながらも太ってしまったお詫びをかねて、足(と地下鉄)で情報を稼いでみた。というのも、ノキア日本撤退のニュースを伝えるかたわら、実店舗の「ノキアストア」はどうなるのだろう? と疑問に思ったからだ。

 結果からお伝えすると、「Nokia store」として展開している八重洲と成田空港の計3店舗は、いずれも閉店する方向で話が進められているようだ。成田空港の2店舗は2008年中に閉店する可能性が高いようで、八重洲の店舗も閉店の方向で調整を進めているという。ちなみにどちらもノキア・ジャパン直営ではなく、八重洲と成田で違う代理店が経営している。


n82002.jpg 南青山から赤坂見附に移転した「Nokia @O-parts lifestyle shop」は、店員によれば閉店する予定はないとのことだった。これは、店舗自体はO-partsというデザインインテリアを扱うショップだからで、今後もノキア製品は可能な限り扱っていきたいという。ノキア・ジャパンからの供給体制は不明とのことだったが、取り扱い製品の在庫はまだ多めにあるようで、しばらくは販売が継続される見込みだ。

 周辺機器の購入はオンラインショッピングで済んでしまう場合も多いだろうが、実物を見たくなったら、ひとまずは「Nokia @O-parts lifestyle shop」に行くといいだろう。