ケータイ Watch
みんなのケータイ

 「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」を購入して約2カ月が経過した。普段持ち歩いているケータイだけに、ふと撮影しようと思った時に動画を撮影できるのは、写真と同じ。しかし、撮影しまくっていると、メモリカードの空き容量がみるみるうちに減っていく。さすがハイビジョン画質。本体のサイズだけでなく、ファイルサイズも巨大なのだ。

 というわけで、今回は、撮りためた動画データをどうしてるか、という話である。

 端末を購入した当初は、パソコンを使って、mp4やwmvなど、他の形式に変換し、さらにそれをDVD-Rに焼いて、DVDプレーヤーなどで再生できるようにしていた。ただ、データ形式の変換やDVD-Rへのライティングにえらく時間がかかるため、すぐにこれを断念。結局、今はあれこれ考えず、とりあえず3g2形式のままハードディスクやDVD-Rなどのメディアにバックアップしている。

photozou.jpg これはこの端末に限ったことではないが、ハイビジョン画質の動画を快適に編集するには、かなりハイスペックなPCが必要になる。そのためにハイスペックPCを買うという選択肢もあるが、動画はDVD/BDレコーダーなんかで編集・記録した方がはるかに安上がりで楽、という現実があるわけで、3g2形式をそのまま処理できるレコーダーの登場に期待している。出る気配ないけど……。

 ちなみに、それとは別に、3g2形式に対応した「フォト蔵」のような写真・動画共有サイトを利用する手もある。同サイトであれば、月に1GBまで、動画は1ファイルにつき100MBまたは20分まで、という制約付きだが、無料でデータをアップロードして保管しておける。Mobile Hi-Vision CAM Woooの場合、100MBだと、尺にして約1分半に相当する。ネット上で共有できるというメリットもあるので、わりとオススメだ。

 「緊急地震速報」の誤報の記憶も新しいが、今週は「防災週間」ということで、久々にauの携帯電話に搭載されている「災害時ナビ」を使ってみた。

 2年前に書いた記事を読み返し、「あぁ、当時はそんな元気があったのかぁ」などとつい弱音を吐いてしまう。先日掲載した記事によると、渋谷・新宿間の「帰宅支援マップ」がお試し配信されているということなので、「よし、それくらいの距離なら」ということで、2年ぶりに試すことにしたのだ。

saigai.jpg 2年前は早朝だったが、今回は9月1日夜8時半に渋谷駅をスタート。距離はちょうど4km程度なので、1時間もあれば新宿駅にゴールできるはず。地図を頼りに明治通りをひたすら歩く。しばらくして、自分の位置を正常に測位できていないことに気付いたが、あれこれ原因を追及していると終電を逃して帰宅できなくなり、災害時でもないのに別の意味で帰宅支援が必要になってしまうので、そのまま歩き続けることに。多少は土地勘もあるし、それほどアップダウンも無いので、9時半には新宿駅に無事到着した。

 その後、測位できない原因を調べようとあれこれ端末を操作していたのだが、「地図ビューアー」アプリを単体で起動し、「簡易ハンディGPS」を起動してみると問題なく測位できるようになった。いまだに根本的な原因はよくわからないが、肝心の時にトラブるよりはマシなのかも。対応機種をお持ちの読者の皆さんは、いい機会なので、一度起動してちゃんと測位されるかどうか試してみてほしい。