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拙者のお出かけ端末セット、iPhone 3GとBlackBerry Bold
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iPhone 3G内には多々のアプリをインストールしている。これはゲームアプリ集。最上段のゲームを頻繁にプレイしちまうのである
 2009年4月にドコモのBlackBerry Boldを買ってから、持って出かける端末はiPhone 3GとBlackBerry Boldの二刀流となっている俺。

 その当時は両機とも仕事にも活躍する端末だったが、しばらくすると、仕事関連にはBlackBerry Bold、遊び方面にはiPhone 3Gという棲み分けができちゃった。拙者にとって前者は最強のスマートフォン。コレなしでは連絡先も予定もわかんニャい!! みたいな。後者は最強のマルチメディア(←古っ!?)端末ですな。

 ただ、一日に使う時間としては、iPhone 3Gのほうがずっと長い気がする。それは、音楽を聴くためでもウェブを見るためでもなく、ヒジョーに全く大したことのないゲームを飽きずに何度もプレイしてしまうからだ。

 iPhone 3Gにインストールしているゲームは30本程度。だが、そのうちの多くは「ヤレば楽しい優良なゲームなのでアンインストールしていない」てな感じのものが多い。時間があったらたっぷり遊ぶゼ!! みたいなゲームアプリですな。

 でも、毎日やっちゃうゲームは、そういった優良ゲームアプリではなく、フツーの人から見ればどーでもいいようなゲーム。至極原始的なルールで遊び、目指すところとか、達成感とか、そういうものはあんまりない単純なゲームだ。

 具体的には、BattleAtSeaCannon Challenge。これらゲームについて「ハマるよね」と言うなら拙者の同志だが、「ツマンネ」と言う人のほーが多いような気がしなくもない。



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BattleAtSea(600円)。古典的な海戦ゲーム まず自軍の船をマス目上に並べる。で、ゲーム開始 敵が弾を撃ってくる。船全体に弾が当たったら沈没 こちらも撃つ。でも敵船がどこにいるかは、弾が当たるまでわからないのだ。これを交互に繰り返して、先に敵を殲滅したほーが勝ち
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Cannon Challenge(無料)。砲弾で標的を破壊するゲームなり 砲弾の射出角度および射出強度を決めて撃つのダ 撃ったところ もうすぐ命中するかもしれないところ。弾数内で敵のユニットを全部破壊すれば面クリア


 という2本のゲームですな。

 BattleAtSeaのほーは、敵がどこを撃ってくるかわからない点、敵がどこに潜んでいるか探る点などにちょっとしたオモシロミがあるが、どうだろう、600円……のゲームだろうか? でも、拙者的には短時間で終わるしミョーな感情起伏もないしで、多くのシチュエーションでのんびり遊べる1本となっている。

 Cannon Challengeは、グラフィックやサウンドは今時的であるものの、内容は昔からある大砲ゲーム。弾の射出角度/強度をパッと決めてビシッとマトを破壊できるようになると、ちょっとした職人気分になれるが、おもしろいのかーッ!? と問われると、んーと、えーと、つまんない可能性がありますヨ的な。しかしこれもまた、単純に淡々と遊べるので気に入っている。

 すニャらしいのは、両ゲームとも、遊んだ後に「あそこはこうすべきだった!!」的な後悔とか「次回はこういうテで攻めてみよう」といった向上心などを全然もたらさないことだ。数分遊んでスッと気分転換でき、ゲームのことを忘れ去れる。ので、半日やっちゃうとかいったハマり方をしない。そういう点では非常に優良なゲームと言えよう。

 とか書いてる拙者だが、これらゲームを1日に何度かやっちゃったりするので、実は長い目で見ると、この2本のゲームに大ハマりしているのかも。両ゲームとも、ある種の知恵とか体験などはちっとも得られないので、言っちゃえば「無意味かつ不毛なゲーム」かもしれない。何時間やっても得られるものがナシor微少、みたいな。

 そういうゲームを毎日やってるので、トータルで考えると、とても大量の不毛時間を過ごしている俺とも言える。
yamane_ketai06_000.jpg 最近では(筆者在住の香港の)スタバでStormを操作していると「それStormですよね?どうですか?」なんて突然話しかけられることも増えてきた。海外のニュースサイトを見ているとマイナーチェンジ版のStorm 2のうわさ話も上がっているようだ。発売当初は賛否両論が出たStormの「画面が沈むSurePressタッチパネル」だが、後継機のうわさが出てくるということは一定の評価を受けているということだろうか?

 Stormがメジャーな製品になってきたなぁ、と感じるのは、サードパーティー製の周辺機器が増えていることからも分かる。充電台も1000円台の安価なものが出てきてくれたおかげで、会社などに予備のクレードルを手軽に設置できるようになった。筆者も先日そんなクレードルを購入した。充電端子がminiUSBのため、Boldと充電器を共用でき、普通に売っているケーブルを使えるのも便利だ。他にも背面の金属製カバーも何色かのバリエーションが出てきている。

yamane_ketai06_002.jpg この半年使い続けての感想だが、文字入力が厳しいという弱点はあるものの、「メールが確実に届くメディアプレイヤー」と割り切ってしまえば、問題はない。休日くらいゆっくりしたい、でもメールだけは読んでおかないとね、なんて使い方にも適していそうだ。ちなみに筆者の知り合いのBlackBerryマニアは、平日はBlackBerry Bold、休日はSIMカードを入れ替えてStormにする、なんてことを実際にやっている。

 もっとも、Stormにキーボードが付くと恐ろしく便利な端末になってくれると思うのだが、何かいいアイディアはないだろうか?そういえばアメリカで発売されているLGのフルタッチスマートフォン「LG Versa」には、キーボードが合体したボディーカバーが用意されている。Stormにもそんなアクセサリが出てきてくれれば、毎日常用できるメイン端末にできるのだが......どこか出してくれないだろうか?
 ドコモのBlackBerry Boldをメイン端末として常用してきて、けっこー経つ。全体的に快調であり好調でありお気に入り中である。

 が、ひとつだけ、不満が。

 それをハートマン軍曹風に言うと「起きろ!! 起きろ!! 起きろ!! 貴様らお嬢様の朝メシ代わりに教えてやる!! 俺がこの世でただひとつ我慢できんのは、使うたびにギシギシいうバッテリードアだ!! ギシギシいう前に「サー」と言え!! こんどギシギシいったらトラックボール刳り抜いてクソ流し込むぞ!!」みたいな。

 つーかですね、どーも拙者のBlackBerry Boldは、本体側とバッテリードア側がシックリと合ってないもよう。キーボードを使えば打鍵するたびにギシリギシリと、トラックボール頃がしててもギシシと、バッテリードアが軋むような音を立てるんですな。

 これがけっこーなストレスになる。ので、どうにかこの糞忌々しい音をなくすべく糞試行錯誤してみた。結果、糞ポストイット糞3枚で糞解消することが糞できた。......失礼。

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BlackBerry Boldの背面、バッテリー室の蓋となっている部分をバッテリードアと呼ぶ。ここがどーも本体側とシックリと合っていないようで、使う度に小さな軋み音が出ていた 75×25mmサイズのポストイットを3枚用意する

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ポストイットが重なった状態で、縦方向に半分に切る このようにバッテリードアの裏側に貼

 ギシギシ音を解消すべくアレコレ試したが、上のポストイット作戦がいちばん簡単でBlackBerry Boldにも負担をかけない方法のような気がする。ギシギシいうBlackBerry Boldを使用中でイラついたりしている方はゼヒお試しあれ。
yk05_01.jpg Stormを使い始めて数カ月。大画面を生かしたメディアプレーヤーとしての利用は快適だ。プッシュメールの利用も大胆に「着信・確認専用」と割り切ってしまえば、文字の打ちにくさもあまり気にならなくなる。ゲームやカメラ、動画再生などマルチメディア用途に特化して使えばStormライフも楽しいものになるのだ。

 しかし使い続けているとやはり不満がいくつかでてきてしまう。まずは電池の持続時間。カタログ上の電池容量は1400mAhで、BlackBerry Boldが搭載する1500mAhのものとわずかな差しかない。しかし実際に利用してみるとStormの電池の持ちはBoldの半分程度のようなのだ。ちなみに両者の電池のサイズを比較するとBoldのほうが倍近く大きい。まぁモノが違うので、単純にサイズを比較しても意味は無いのだが、心理的にはStormにBoldサイズの電池を搭載して欲しくなってしまう。

yk05_02.jpg Stormの電池の持ちが弱いと感じるのは使い方の差によるところが大きい。ついつい動画を何度も見てしまうし、画面サイズも大きいために消費電力も高くなってしまうのだろう。出張や旅行時は予備電池を持つことは必須だ。USBケーブルでの充電も可能だが、コネクタは、最近の海外製端末に増えているマイクロUSB端子になっているので注意が必要だ。Boldなどが採用しているミニUSBよりさらに薄いコネクタで、日本で採用する端末はまだ多くない。筆者はいざというときのために予備のマイクロUSBケーブルをいつもカバンの中にいれている。

 また最近のスマートフォンは無線LAN搭載が標準だが、Stormは非搭載でHSDPA対応のみだ。パケット定額プランに入っていればストリーミングビデオの閲覧も気にせず利用できるだろうが、BlackBerryの定額プランは筆者の住む香港でもそれほど安くは無い。無線LAN搭載のBoldならメールはパケット通信、WEBは無線LANで、のように安価に済ませることもできるのだが......。ちょっと海外に出たときなどはホテルの無線LANも使えず、すべてがパケット通信となるため、ローミング代がかさんでしまう。Stormの後継モデルには、ぜひ無線LANを搭載してもらいたいものである。
 ドコモのBlackBerry Bold買ってウヒウヒしていたら落としてガックリな俺なんですけど、そのBlackBerry Bold、治って帰還しましたッ!!

 保証期間内だったので、修理費用は無料。なんか製造番号が変わったので、もしかしたら基板交換状態? それとも全交換? ともあれ、修理完了日からヒジョーに便利かつ気分良くBlackBerry Boldを使ってきた拙者である。

 ところで、最近の拙者はパイオニアのサイバーナビAVIC-VH9900を使用中。最強に高性能なカーナビだが、特にイイのがスマートループによる渋滞予測情報。パイオニアのサーバーからVICSを含む広大な範囲の渋滞情報を得て、渋滞にハマりにくいナビゲーションを実現するというものだ。

 これをさらに快適に利用するために、サイバーナビへND-BT10というオプションのBluetoothユニットを追加した。

 スマートループによる渋滞予測情報は、ナビがパイオニアのサーバーにアクセスする必要があるんだが、そのときに使う通信機器は携帯電話やPHS。普通はナビと通信機器をケーブル接続するが、これをBluetoothユニットにより無線化するという目論見だ。もちろん、Bluetooth対応のBlackBerry Boldでスマートループを使おうってわけですな。

 で、ND-BT10接続。そしてサイバーナビとBlackBerry BoldをBluetooth接続......してみたが、あれ!? なんか?

 結論から言えば、BlackBerry BoldはサイバーナビとBluetooth(のDUN;ダイヤルアップネットワーク)接続できなかったのダ!! ハンズフリー通話や音楽再生は行えるが、データ通信ができニャい!! 実は何時間ものトライ&エラーを続けたが、最終的にダメ。

mkstp3_5_01.jpg  コンニャロ!! とか思って、今度はWILLCOMのWILLCOM 03とサイバーナビをBluetooth接続することに。しかし!! これも結論から言えばダメ!! 数時間のトライ&エラーを試みるも、全然ダメ!!

 なーぜーなーのーかーッ!? BlackBerry BoldもWILLCOM 03もまっとうなBluetooth対応端末なのにーッ!! とアツくなったが、パイオニアの携帯電話対応確認ページを見たら、両方ともサイバーナビでのデータ通信非対応みたい。でも、なーぜーなーのーかーッ!? BlackBerry BoldもWILLCOM 03もまっとうなBluetooth対応端末な(以下繰り返し)。

 結果、BlackBerry Bold購入時にMNPで解約したauのW62CAを復活させることに。てか、解約して1カ月程度で、また同じ端末を再契約することになるとは......。

 さておき、W62CAを使ってサイバーナビとBluetooth接続してみたら、アッサリと接続。そしてスマートループによる渋滞予測情報を得ようとしたら......得られない!! エラー!! なーぜーなーのーかーッ!? 俺はもう何時間もサイバーナビでBluetoothでスマートループでウハウハだぜ状態を夢見てトライ&エラーを続けているのにーッ!! なーぜーなーのーかーッ!?

 もうアッタマ来た!! もうナンにも関係ねえッ!! 知ったこっちゃねえ!! クルマごと燃やして全部なかったことにする!! サイバーナビの検索機能でクルマ丸ごと燃やせる場所探しだ!! と思ったが、単なる接続先設定ミスでした。テヘヘ。

mkstp3_5_02.jpg  てなわけで、それ以降、W62CAにより超快適なサイバーナビ生活を堪能できている。にしても、解約できない端末ばかり増えている拙者である。

 現在使用中の端末は、ドコモのBlackBerry Bold、auのW62CA、ソフトバンクのiPhone 3G、WILLCOMのWILLCOM 03。あとイー・モバイルのデータ通信用端末。

 BlackBerry Boldは通話にもスケジュール管理にも多用中のメイン端末で、W62CAはサイバーナビ大活用のための通信端末となっており、iPhone 3Gは楽しく遊びまくれるし陳腐化しづらい端末で、WILLCOM 03はWILLCOMユーザーと長電話しまくるホットライン的な端末で、イーモバはお外で仕事するときには超役立つデータ通信回線。

 なんか別の意味でケータイにおける"シバリ"に遭っている拙者かもしんない、とか思った。
yamane_keitai04_001.jpg 最近では高性能なカメラを搭載したスマートフォンも増えているが、画質や機能の面で、コンパクトデジカメの代わりとして使うにはまだちょっと難しいかもしれない。BlackBerryの従来の製品も、ビジネスユーザーがターゲットのためかカメラ機能は一世代前のクラスの性能に留まっているようだ。

 ところが、BlackBerry Stormのカメラは他のBlackBerry端末と比べてなかなか良い仕上がり。マルチメディア機能を強化したStormだけに、カメラの性能にも気合を入れているのだろう。特に4cmまで寄れるマクロ撮影機能は名刺の撮影などにも適しており、ビジネス用途としても十分有用だと感じている。

yamane_keitai04_002.jpg カメラの起動は右側面のカメラボタンか、メニュー内のカメラアイコンから。これはBoldなど他のBlackBerry端末でも同じ操作である。起動後は画面全体がファインダー画面として表示される。ここでカメラボタンを半押しするか、画面上のカメラアイコンに触れるとカメラのオートフォーカスが作動する。

 なお、オートフォーカスエリアは画面中央に表示される正方形の枠内の部分。名刺やブツ撮りなど、マクロ撮影時にフォーカスが合うか(合ったか)どうかをこれで確認できるわけだ。

yamane_keitai04_003.jpg 撮影後の写真をStormの大きなディスプレイで表示すると、オートフォーカスが効いているため画質はシャープで、また発色も明るめで、例えば料理の写真を撮ると結構キレイに写る印象だ。画面に表示した写真の上で指先を左右にスライドさせると次の写真に切り替わるのは、iPhoneでおなじみの操作性。レスポンスもいいのでフォトビューアとしても結構使えそうである。

 かくして筆者のStormのPicturesフォルダには料理の写真ばかりが溜まっていくのであった。こんなにいいカメラ、Boldなど他のBlackBerry端末にもぜひ搭載して欲しい。
bPhone.jpg Gmailやカレンダーなど、グーグル関連サービスと組み合わせることで、使い勝手がかなりいいBlackBerry Bold。自分にとっては、これが「ケータイするグーグル」になっている。

 NTTドコモからも夏モデルが発表されて、新しいiモードブラウザも試してみたいところだけど、とりあえずは販売中止中なので、いまのところはBlackBerry Boldを使い続けている感じ。

 とはいえ、BlackBerry Boldを使い続けて4カ月近くが経つので、待受画面にも少々飽きが来ている。なんかパンチのある画面にして、気分を高揚させてみたい。

 BlackBerryは、待ち受け画面の画像を切り替えるだけでなく、「テーマ」という項目を変更すれば、アイコン自体や配置なども丸ごと変えることができる。

 そこで、ネットであれこれ探したのが「iPhone風のテーマ画面」。「iBerry」というテーマをダウンロードすると、見た目がiPhoneに早変わりした。もちろん、見た目だけでなくアイコンなどもiPhone風。日本のケータイで言うところの「着せ替えツール」なので、かなり楽しい。

 実際に使ってみると、待受画面に受信メールのタイトルや予定しているスケジュールも表示されるので、本家iPhoneよりも利便性が良かったりもする。ただ、一部のアイコンが中途半端なのが気になった。さらにネットを探していたら、iBerryよりも凝った「bPhone」を発見。こちらはさらにiPhone風のアイコンがあるので、かなり満足できる。

 iPhone風だけでなくMAC OS Xや映画「インディージョーンズ」、宝飾メーカー「Tiffany」なんてテーマもあったりする。やはり、世界的に流通しているBlackBerryだけあって、種類が豊富なのが嬉しいところ。

 いろいろ発見できて、しかも無料で入手できるとあって、しばらく飽きずに使えるかも。
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ポケットリングストラップ。ビザビにて945円で購入した
 ドコモのBlackBerry Bold買ってウヒウヒしていた俺なんですけど、スタパブログでも書いたように端末を落としたのであった。

 上記リンクでは「本を落としそうになって慌てた瞬間BlackBerry Bold本体を落としそうになって超慌てて、結果、BlackBerry Boldを机の上にゴン!! と投げてしまった」とあるが、「ゴン!!」というのは言い過ぎ。てか、実は、ゴン!! と机を膝で蹴った音なんですけど、BlackBerry Boldはその拍子に机上へゴトン、と落としたのだ。

 結果、「z」と「n」と「m」の文字が入力不能となり、しかし、その後問題がなくなった。と思ったら、翌日あたりからオンフックキー(終話キー)、「m」と「n」と「c」あたりが入力不能に。あーやっぱ故障かニャ!? ということでドコモショップに持ち込んだ。そして修理に出すことに。

 修理に出す直前、窓口にて本体の初期化を行おうとしたが、初期化の確認時、端末に「BlackBerry」という文字列を入力する必要がある。が、上記のとおり、「c」が入力できないんですよ!! 個人情報満載端末をそのまま修理に出すのかーッ!? 困ったニャ~。試しに再起動。そしたら文字入力不能状態が解消された。そして本体初期化完了。

 あれ? 治ったじゃん。じゃあ修理に出さなくても......いんや!! また不調になるに決まってる!! てなわけで、やっぱり結局修理に。なんか半月以上かかるっぽいっス。

 修理中はBlackBerry Bold代替機をお借りした。が、この人様の端末である代替機、ゴトンとか落としてまた文字入力不能状態になったらタイヘン。なので、ポケットリングストラップを購入した。

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こんなふうな短いストラップで、一端に金属製のリングがついている 金属のリングを指に通して端末を使う。と、とっさのときでも落としにくい
 コレ、イイですな。リングを指に通しておけば、端末を落とす危険はほぼナイし、短めなので邪魔にもならない。社員証などを付けておくネックストラップにも容易に接続できそう。けっこーオススメ。
 BlackBerryのウリといえば文字入力。歴代BlackBerry端末が大人気なのはとにかくその打ち易いQWERTYキーボードと言われているほど。筆者もBlackBerry Boldを使うと「これでもか!」ってくらい文字を打ちまくってしまうこともある。ところが我が愛機であるBlackBerry Stormにはそもそもキーボードが無い。たまにソフトキーボードで英字を数文字打つくらいで、普段はメール読みに特化して使っている。

yamane_keitai03_002.jpg そうは言っても、やっぱりたまには受信したメールにちゃんと返信したい。しかも日本語で。しかし海外版のStormには日本語FEP(文字入力機能)など存在しないし、そもそもソフトキーボードで日本語なんて打てるのだろうか? ちょうど香港ではStormが発売されたばかり。地下鉄駅構内などに設置されたStormのデモコーナーで香港版の実機をいじってみると、ソフトキーボードを10キーとして中国語FEPが動いていた。なるほどこの方法なら日本語FEPの登場も期待できそうだが、現時点ではStormの日本での発売や日本語入力対応は何のアナウンスも無いし、今後の可能性についても不明だ。

 ところがこんなStormでも日本語を入力する方法があったのだ。海外向けの携帯電話、中でもQWERTYキーボードを搭載した端末向けにローマ字で日本語を入力できるアプリがあり、それをインストールすることで無事日本語入力に成功した。

 そのアプリとは上海在住のコザック氏によるフリーソフト「KKJConv」。元々はNokiaなどのスマートフォン向けに開発されたMIDPアプリだが、BlackBerryで利用できるバージョンも提供されている。ただしフリーソフトなので利用は自己責任で行いたい。

 KKJConvはFEPとして働くのではなく、KKJConvのアプリ内で日本語を入力し、できた文章をほかのアプリ(たとえばメール)に貼り付けて利用する。本来は物理的なQWERTYキーボードを搭載したBlackBerry端末向けに開発されたのだが、ソフトキーボードのStormでも利用可能であった。ただし若干のクセはある。

yamane_keitai03_001.jpg KKJConvは同氏のWebサイトからPCにダウンロードし、PCに接続したStormへBlackBerryデスクトップソフトからインストールする。インストール後はメニューのDownloadフォルダ内にあるKKJConvのアイコンをダブルタップして起動するだけだ。あとは画面にソフトウェアキーボードを出せばローマ字で日本語が入力できる。記号などに一部入力できないものもあるが、そもそも日本語入力できないStormで、ある程度日本語を書けるようになるだけでも素晴らしい。

 入力した後はメニューから「挿入」を選択すると、別画面に入力した文字が貼り付けられるので、この文字列を選択してコピー。そして他のアプリに切り替え、そちらに貼り付け(ペースト)ればよい。文章で書くと煩雑なようだが、慣れてしまえばそんなに面倒なものではない。

 ただ問題が一つ。Stormのメニューにはテキストの「全体を選択」が無いのだ。文字列すべてをコピーしようとすると、最後の文字から最初の文字までを、Stormの沈む画面上で指先をずらして選択する必要がある。これがちょっと大変で、なかなか全文を選択できない。コピペさえ簡単なら日本語メール端末として常用できるかもしれないだけに、Stormのこの仕様はちょっと残念。とはいえ日本語入力を実現してくれたアプリ、KKJConvには大感謝である。

 アップルのiPhone/iPod touch向けのアプリはサービス開始から9カ月で10億ダウンロードを突破。アプリの本数も3万5000以上を数えるという。待望のSkypeアプリやタッチパネルを使ったゲームなども続々登場。毎日、飽きずに遊ぶことができる。

 iPhoneとともに持ち歩いているBlackBerry Boldも少ないながらもアプリが存在する。グーグル関連やナビタイムのナビゲーションアプリを筆頭にネットを探せばいくつか出てくる。

 ただ、どれもiPhone向けに比べると使い勝手はやや劣る、といった感じが否めない。地図関連だと、iPhoneのほうが3.5インチ大画面で、しかもタッチパネルで直感的に使えるのは便利だ。アプリ関連だとどうしてもiPhoneの利用率が高くなってしまう。

twitter.jpg ただし、「BlackBerry Boldのほうが断然使いやすい!」と感じたものがひとつだけある。最近、人気のつぶやき系コミュニケーションサービス「Twitter」だ。

 「What are you doing?」という問いかけに対し、とにかく、いま自分が置かれている状況や気持ちを書いていく。ただそれだけ。自分も書くだけでなく、知り合いのつぶやきも見てコメントを寄せる。ゆるーい対話が魅力のサービスだ。

 BlackBerry Boldでは「TwitterBerry」というアプリをインストール。ちょっとした隙間の時間にフルキーボードでちまちま打ち込んでいる。

 iPhone用にもいくつかアプリが存在するが、やはりタッチパネルの文字入力はちょっとストレスに感じる。文字入力のしやすいBlackBerry Boldなら、思う存分つぶやける。

 この組み合わせ、ちょっとハマってます。