ケータイ Watch
みんなのケータイ

isn_01.jpg メールでの文字入力は比較的快適なSH906iだが、サイト上のフォームだと、サクサク度は格段に下がる。キーの連打に文字送りが追従しないこともままあり、入力ミスが頻発してしまう。自分の場合、mixiでの日記やコメント、Gmailでのメール作成など、ブラウザで長文を入力するケースが意外と多いので、"モッサリ感"は大敵だ。ブラウザがクラッシュしないだけマシとも言えるが、やはりこの状況はいただけない。というわけで、改善策を色々と模索してみた。

 まずは設定の変更。入力方法を変えたり、ダイレクト変換や予測変換をオフにしたりと、様々な組み合わせを試したが、劇的な効果は出なかった。若干スピーディになった気もしたが気休め程度で、そもそも、予測変換をオフにすると、逆に入力しづらくなってしまう。次にトライしたのは再起動だが、これもスピードアップにはつながらない。仕方なく、メールの新規作成で打った文章をコピーして、フォームにペーストすることで、"モッサリ"を回避していた。

 だが、この方法だと、Gmailで受信メールを見てから返信するような場合、いったんiモードを終了しなければならない。文章を書いてコピーしたあと、再度Gmailにログインして返信を選び、ようやく文字をペーストするという流れは、とてつもなく面倒だ。何かいい"ウラ技"はないものか......。そんなことを考えていたら「SH906iにはマルチタスクがあるじゃないか!!」とひらめいた。早速ダメ元で試してみたところ、マルチタスク中のメール作成はいつもと同じような快適さで、サクサクと文字を打てることが判明。以降、フォームでの長文入力には、この技を駆使している。

Core-02.jpg つい最近、ウィルコムさんから「WILLCOM CORE」のオリジナルストラップが送られてきました。革のしっかりした作りです。以前のアタシならピンクなんて絶対選ばなかったと思うんですが、最近は違いますよッ。なぜ違うかは詳しく説明しませんが、持ってるWILLCOM 03がピンクだからということにしておきましょう。

 で、本誌でも記事に何度か登場している単語「WILLCOM CORE」。なんぞやといえば、ウィルコムさんの「次世代PHS」のブランドネームです。でもこれだけじゃさっぱり分かりませんね。次世代とか3G、3.5G、3.9G、果ては4Gまで、聞いてると煙に巻かれたような感覚になりますね。

 ニュースでも技術的な講演に関するものがほとんどなので、難しい言葉が多くて面倒くさいから記事ごとスルーという方も多いのではと(苦笑)。そんなわけで、改めて「WILLCOM CORE」について頭の中を整理しようと思ったのでした。

 改めて情報をかき集めるとこんな感じです。

「WILLCOM CORE」の概要

 「WILLCOM CORE」が目指すシステムスペックによれば......

 ・伝送速度は、将来的に上下それぞれ最大100Mbps →ワイヤレスで高速インターネット接続ができる
 ・300km/h以上で、新幹線でもブロードバンドを実現 →移動中も安心して利用できる
 ・都心部などでも安定した実効速度を維持 →どこにいても高速でつながる

 実際の速度はだいたい20Mbps程度らしいですが。何はさておき、ご家庭とほとんど変わらない常時接続環境がモバイルでも実現する、と考えてよさそうです。公衆無線LANですと専用スポットにいないと利用できません。でも「WILLCOM CORE」が実現したら、特に都内なら場所を気にすることなく接続でき、あんなものやそんなものがストレスなく楽しめるということですね。なお、「CORE」とは"Communication Of Revolution & Evolution"の略だそうです。

 ちなみに、先日の「BWAユビキタスネットワーク」の記事は、このモバイルブロードバンド環境を定点カメラを使ってもっと有効利用できないか? ということで行われたセミナーです。

「WILLCOM CORE」のインフラは?

 現行のPHS用に設置済みのネットワーク(約16万局のマイクロセルネットワーク)に、OFDMAやMIMOなどの新たな技術を追加することで実現するそうです。つまり、今あるインフラをそのまま活かして構築されるのですね。「つまり、WILLCOMが今の通信速度からブロードバンド並のスピードを実現するために、既存のインフラを活かしてあれこれ改良を加え、準備してるそうな」くらいの解釈かな。

サービス開始時期

 2009年4月から山手線内で試験サービスを開始。商用サービスは10月から。この時点で東名阪もカバーするらしいです。2013年3月末までに全国の人口カバー率92%、846市町村でのサービスを提供予定とか。

WILLCOM COREが使えるプロダクトについて

 WILLCOM CORE対応W-SIM、CPE(加入者宅内装置)、データカード、UMPC、スマートフォンなど。そのほか、こんなものが想定されているようです。製品化は未定ですが、実際にはPHSとWILLCOM CORE対応のデュアル端末が提供されるとか。

気になるお値段

月額3,000円~4,000円程度になるらしいです。


 駆け足で解説というより、駆け足でざざっと情報を集めてきた感じですみません。でもここまできて、ようやく具体的な感じがしてきたような? 果たして、来年の4月まで、いや今から1年後の10月まで待てるのかーーーーーッ?>自分

 もちろんWILLCOM 03で利用できたらうれしいですが、その前にmicroSDHCに対応してくれたらもっとうれしいな~というこの頃です。動画とか音楽とかいろいろつっこんでおきたいんですけど......。

sh906i_adap.jpg 全体的にポテンシャルの高い優等生という印象のSH906i。高機能をぎゅっと詰め込んだせいか、充電端子とイヤフォン端子が合体していて、イヤフォンを使うには、SH906iに同梱されていた「外部接続端子用イヤホン変換アダプタ(試供品、写真右)」を装着する必要があるんですよね。写真ではミニジャックのイヤフォンをつなげていますが、平型コネクタのイヤフォンでも、やはりこのアダプタが必要になります。個人的には、SH906iで唯一残念な点です。

 そんなわけで、Bluetooth接続のワイヤレスステレオヘッドセットを買うことを思い立ちました。それで、めったに見ないマニュアルのBluetooth接続の説明を熟読(ちなみにSH906iのマニュアルはここからPDFでダウンロードできます。Bluetooth関連は「便利な機能」の項で説明されています)。

 その結果、ひとくちにBluetooth接続と言っても、SH906iでミュージックプレーヤーの再生音が聞けるのはA2DPプロファイルで接続したときだけということが判明しました。接続プロファイルがHSPやHFPでは呼び出し音や通話相手の音声は聞こえるけれど、ミュージックプレーヤー再生は聞けない仕様です。また、ワンセグの音声を聴くには、A2DPプロファイルで接続し、さらに著作権保護機能を盛り込んだSCMS-T方式に対応しているBluetooth機器でなければ再生できません。

 ちなみに、A2DPプロファイルで接続時にも、電話の呼び出し音や、通話相手の音声などは、Bluetooth機器からは出力されず、SH906i本体から出力されます。

 ――うっはもしかしてかなりメンドクサイ? とネットで調べたりマニュアル読んだりしたところですでにかなりげんなりしたわけですが、どうやらソニーのDR-BT25NXは無事接続できた人もいるようだし、SCMS-Tにも対応しているので、DR-BT25NXを購入することにしました。

 

quicpay.jpg 地域差があると言われるものの、やはり、今どきのケータイに欠かせない機能のひとつが「おサイフケータイ」。以前のエントリーでも紹介したけど、『My W62SH』は結構、おサイフケータイを活用している。

 もっとも利用頻度が高いのが『モバイルSuica』。ボクは普段、クルマで移動することが多いんだけど、夜に人と会う約束があったり、友だちと遊びに行ったりするときは、当然のことながら、電車。ひと昔前なら、「この駅で乗り換えるから、キップはこれを買って......」なんてことを考えてたけど、今はW62SHを自動改札にかざして乗るだけ。東京及び近郊エリアはSuicaとPASMOの相互乗入れのおかげで、JRも私鉄も地下鉄も関係なく乗れる。あとはEZナビウォークや乗換案内をチェックしながら、目的地に向かえばいい。電車に慣れない者にとって、キップ購入というストレスから解放されたのはうれしい。

 モバイルSuicaに次いで、よく利用するのが「QUICPay」。こちらは早くから登録していたんだけど、当初は使えるところがホントに少なかった。ところが、セブン-イレブンが対応したおかげで、一気に利用頻度が増えている。最近はセルフ式ガソリンスタンドにもQUICPay対応のところが増え、利用率はにわかに上昇中。

 そんな感じで便利に使ってるW62SHのおサイフケータイだけど、実はちょっと気になるところがある。auの端末に限らず、多くのおサイフケータイ対応端末ではFeliCaによる通信が発生したとき、何らかのアクションを起こす機能が搭載されている。具体的に言えば、モバイルSuicaで改札を通過したとき、QUICPayやEdyなどで支払いをしたときなどに、端末のLEDが点滅したり、バイブが振動したりして、FeliCa通信が行われたことをユーザーに知らせるというヤツだ。全機種ではないが、最近の機種なら、大半の機種に機能が搭載されているはずだ。

 もちろん、W62SHにも「コンビネーションバイブ」という機能が搭載されており、EZ FeliCaメニュー内の[各種設定]-[コンビネーションバイブ]を「ON」に設定すれば、リーダーライターと通信をしたときにW62SHのバイブを振動させられるのだが、今までボクが利用した範囲では、おサイフケータイ利用時にW62SHのバイブが振動した記憶がほとんどないのだ。もしかしたら、酔っぱらっていて、ボクが感知できなかったのかと不安になったけど、取扱説明書によれば、「リーダーライターによっては、通信時にFeliCa対応アプリの起動や振動をしないものもあります。」ということらしい。

 多くの店舗では写真のようにリーダーライターが光ってくれるからいいけど、W62SHはトップパネルに大きな「充電/着信ランプ」が装備されているんだから、そっちも負けじと光って欲しいよなぁ......。ぜひ、次期モデルではバイブとランプの両方で、しっかりとFeliCa通信をユーザーに知らせてください。

rssfeed.jpg 「825SH」を購入した当初、「ただ友」間の通話やメールをメインの用途に考えていて、ネットはほんの少しにしておこうと思った。複数の端末を持っているので、ワンセグやカメラ、モーションコントロールセンサーの"振って操作"など、通信いらずの機能を利用して節約運用できるかと思ったのだ。

 いやはや、考えが甘い。職業的にも性格的にも大甘だった。面白そうなコンテンツがあれば、ついついダウンロードしてしまう。パケット定額サービスがあるから良いものの、それにしたって、上限に達していては節約になっていない。

 ソフトバンクの場合、"タダ"が頭につくコンテンツが用意されていて、電子書籍のお試し版(丸ごと1冊もある)や、音楽やゲームの情報番組などが"タダ"コンテンツとして配信されている。"タダ"が付く以上、こうしたコンテンツの利用料は基本的に無料だが、パケット通信料はしっかりかかる。そんなことは百も承知なのに、ひまつぶしについついいじってしまっている。

 「825SH」には、フルブラウザが用意されている。とくに便利なのがRSSフィード機能だ。更新チェックならわざわざWebサイトを巡回しないで済むので、節約につながっているかもしれない。この機能は、3月末に発売された「インターネットマシン 922SH」で搭載されたもので、夏モデルのSH端末にも用意されている。

 パソコンでは、ニュースサイトやブログの更新チェックにRSSリーダーを利用しているユーザーもいるだろう。基本的には同様の機能なので、ケータイ Watchの記事もRSSで取得可能だ。更新チェックは手動なので、通信料が心配な人も自動更新よりはいくらか安心ではないか。また、「825SH」にはプリセットされているが、ダウンロード型のブラウザアプリにRSSリーダーが用意されていることがある。必要に応じてチェックしてみるといいだろう。電車通勤の間、更新されたお気に入りブログを読んでニヤニヤしている日々。こりゃ節約は当分ムリだな。

ishikawa.jpg 10月10日~12日に静岡県・富士スピードウェイで開催された「F1日本GP」に行ってきた。今回の旅のお供はiPhone 3G、W62SH、SH706iwの3台。

 昨年の日本GPは大雨と霧によってレースは混乱。さらに場内の道路が陥没してシャトルバスが動かなくなってしまい、数万人が雨のなかで何時間も待たされるという大失態を演じた。今年は一年が経過して富士スピードウェイがトヨタのグループとしての「カイゼン」をちゃんとしているかが注目だった。

 日本GP開催中の3日間、サーキットをくまなく回って「アラ探し」をしてみたが結局、問題なし。警備や案内スタッフが5000人近くいたこともあって、運営はとってもスムーズ。

 取材中、SH706iwを持ち歩いていたが、歩数計は金曜日が1万5643歩、土曜日が1万9648歩、日曜日が1万7598歩とトータル30km近く歩いたことになる。ただの取材でサーキットをぐるぐる歩くだけだとつらいが、歩数計があると結構楽しいかも。

 また、かなり活躍したのがW62SH。今年、F1日本GPは予選、決勝ともフジテレビが生中継をやっていたこともあって、ワンセグを観ながらレースを観戦できたのだ。目の前にも大きなビジョンがあるが、細かな順位は把握しにくい。そんなときはワンセグの中継で実況を聞くだけでもレースの展開をさらに知ることができて便利。

 実は、富士スピードウェイは今年からワンセグ視聴が可能になったという。こうした面も「カイゼン」が見られるのだ。

 今年は携帯電話のエリアの強化も行っていた。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各社が移動基地局車をサーキットに派遣していたのだ。しかも、NTTドコモは2台も配備。気合いの入り方が違う。

 で、自分のiPhone 3Gといえば、メールのチェックをしようにも、あまりパケットが流れずに受信できず。結果、W62SHでメールチェックをすることに。やっぱり、スポーツイベントの時にはワンセグがあったほうが便利かも......と実感した週末だった。

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 ドコモの場合、ミドルレンジの706iシリーズには、GPSが搭載されていない。つまり、GPSは、ハイエンドな906iシリーズだけの特権なのだ。「せっかく値段の高い906iシリーズを買ったのだし」ということで、SH906iを手に入れてからは、積極的に地図をながめるようにしている。

 他の906iシリーズと同様、SH906iにも、GPSと連動したアプリが2つプリセットされている。1つがドコモとゼンリンデータコムが開発した「地図アプリ」。もう1つがGoogleが提供する「モバイルGooleマップ」だ。

 地図アプリは、地図やデータベースを参照するだけなら無料で利用できる。ナビまで使うと月額315円かかるが、初回起動から90日間は無料だ。個人的に気に入っているのが、「ぐるなび」や「ホットペッパー」と連携したグルメ検索。2つの媒体は共に老舗だけあって、データベースが非常に充実している。職場や家の周辺を調べてみると、予想外の発見があるかもしれない。検索結果から、ダイレクトにクーポンサイトへ飛ぶことができるのも便利だ。

 一方のモバイルGoogleマップは、地図表示が速く、「ちょっと道を調べたい」というシチュエーションに向いている。iPhoneのマップと同じく、動きもなめらか。検索で周辺の店舗などを調べることも可能だ。気に入った場所には、「お気に入り」としてピンを立てておくことができる。国際的な企業が提供するアプリだけあって、海外の地図が充実しているのもうれしい。ちょっとした空き時間に、ボーっと海外の地図をながめるのも悪くないだろう。

 話題の「ストリートビュー」をケータイで使えるのも、モバイルGoogleマップならではの特徴だ。ストリートビューは、地図と街の風景が同時に表示されるため、自分がどこにいるのかを認識しやすい。PC版だと机の上でしか使えなかったが、ケータイ版なら、実際にストリートビューを見ながら移動できる。初めての場所に行く際は、これが実に心強い。物議をかもしたサービスだが、最初からこういう使い方を提案していれば、もっとスムーズに受け入れられたのかもしれない。

 なお、プリインストールされているモバイルGoogleマップはバージョンが古いため、そのままではストリートビューを使えない。利用するには、いったん端末からアプリを削除し、ここから新しいバージョンのものをダウンロードする必要がある。プリインストール版利用者は、設定したお気に入りなどが引き継がれない点に注意しよう。

 今回紹介した2つのアプリは、SH906iならではという部分がない反面、アプリさえ対応していればSH906i以外でも同じように活用できる。正確な場所が必要なければ、GPS非搭載の706iシリーズなどでも十分なので、お手持ちの端末でぜひ試してみてほしい。

 せっかくWindowsケータイを持っているのだから、Windowsパソコンと日々連携にいそしんでいるかと思われるかもしれません。が、よくよく振り返って見たら、滅多に同期させていませんでした(汗)。

 というのも、ずいぶん昔ですが、軽い気持ちでPDAをPCと同期させたら、内部に登録していたスケジュールがPC側のまっさらなOutlookと同期されてしまった(=クリアされてしまった)経験があるからです。人はこれを「トラウマ」と呼ぶかもしれません。

 「会社員ではない」というのも1つの大きな理由かも。常に目の前のPCが仕事用であり、プライベート用でもあるため、頻繁にファイルを同期させて持ち出す必要がないからです。たまに持ち歩きたいファイルがある場合は、microSDカードで対応しています。

 さらに、スケジュールを「Googleカレンダー」で管理しているのも大きな理由かもしれない。以前は「Microsoft Office Outlook」だった時期もありますが、端末が変わるとアクセスできないのが難点で。そこでネットに接続できる環境ならどこからでも閲覧・更新できる利便性を重視し、「Googleカレンダー」になりました。

 でも常にオンラインとは限らない。歩きながら、電車の中で、予定を確認したいときもある。その際役立つのがWILLCOM 03の「予定表」。この「予定表」と「Googleカレンダー」を「POsync」で同期してしまえばいいんです。

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POsyncの画面。ユーザ登録の必要もなく、すぐ利用できる「他のカレンダー」も同期したいものだけ選択できる

 「POsync」のイイトコロは、まず国産で無料だということ。おまけに複数のGoogleアカウントの使い分けが可能で、Googleカレンダーに作成した複数のカレンダーにも対応しており、任意に選択したカレンダーを同期できます。どこか知らないサーバに自分のGoogleアカウントを預ける必要もありませんし、ユーザ登録も不要なところが気に入っています。

 「POsync」を使えば「予定表」を「Googleカレンダー」に反映できるんですが、問題は同期対象となる「予定表」が複数カレンダーではないこと。このため、取り込んだ予定はすべて1つのカレンダーとみなされてしまい、すべて「Googleカレンダー」側のメインカレンダーに登録されてしまうようなのです。「Googleカレンダー」で管理しているカレンダーが1つだけなら問題ないでしょうが、複数ある場合、双方向で頻繁に更新しているといつのまにか同じ予定が複数登録されていたり、連続した予定のはずが単独状態になっていたりと混乱状態に!!

 解決策としては、「予定の更新はできるだけGoogleカレンダーで行い、WILLCOM 03はダウンロードのみにする」という運用ルールを徹底するくらいかな......。どうしても出先からダイレクトに「Googleカレンダー」を編集したいときは、「Google Calendar Mobile Gateway」や、「TAKE24/7」を使うと便利ですよん。

 なお、WILLCOM 03のスケジュールのバッサリ削除には「POsync」とあわせて公開されている「POremover6」を、スケジュールの表示には「Offisnail Date」を愛用してます。ありがというございま~す!

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「Google Calendar Mobile Gateway」でGoogleカレンダーのスケジュールを表示してみた「Google Calendar Mobile Gateway」のスケジュール登録画面

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「TAKE24/7」でGoogleカレンダーのスケジュールを表示してみた「TAKE24/7」のスケジュール登録画面

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今回の1枚。うちにもとうとう「ねんきん特別便」がきましたよ! 一見問題なさげでしたが、今度は「厚生年金の標準報酬月額が改竄」なんて報道が!

w62sh_4.jpg 第1回のエントリーでも紹介したように、ボクはこういう仕事をしていることもあり、昨年の冬モデル、今年の春モデル、夏モデルと、毎回、KCP+採用端末を選んでいて、W62SHがすでに3機種目。今年の前半は頻繁なケータイアップデートで心配されたKCP+採用端末だけど、改良が進んだこともあり、W62SHは快適に使えている。実現される機能を考えると、個人的にはKCP+採用端末が手放せない状態になりつつある。

 たとえば、BluetoothやLISMO VideoもKCP+採用端末ならではのメリットだけど、実は意外に実用面で役に立っているのが「マルチプレイウィンドウ」。複数の機能を同時に起動して、切り替えながら操作できるというもので、パソコンで言うところのマルチタスクというか、タスク切り替えみたいなものだ。よくレビュー記事などでも触れているように、ワンセグを見ながら、受信したメールの内容を確認したり、メールを閲覧中にスケジュールを確認するといった使い方ができるわけだ。

 ボクがマルチプレイウィンドウのお世話になるのは、EZナビウォークやEZ助手席ナビを使うときが多い。外出先でルートを調べるとき、先にEZナビウォークを起動してしまい、「あそこの住所はなんだっけ?」なんて思うことがある。いったん、EZナビウォークを終了して、アドレス帳やメールを参照してもいいんだけど、もう一度、EZナビウォークを起動するのって面倒でしょ。そういうときに「マルチプレイウィンドウ」を使うわけ。EZ助手席ナビで多いのは、ルートを設定したのに、マナーモードだったから音が出ず、音声ガイドが聞こえないという失敗(笑)。そんなときはマルチプレイウィンドウから待受画面を呼び出し、マナーモードをOFFにして、EZ助手席ナビに戻るわけだ。

 マルチプレイウィンドウを呼び出すには、[マルチ]キーを押すんだけど、今まで使ってきたKCP+採用端末はいずれも[マルチ]キーが側面に装備されているため、ちょっと操作しにくい印象があった。これに対し、W62SHはダイヤルボタンの左下に[マルチ]キーが装備されていて、ボタンも大きく、マルチプレイウィンドウが呼び出しやすい。

 ところで、話は変わって、前回のエントリーで触れたUSBケーブルの問題。いろいろと試してみたところ、本体に付属の専用USBケーブルを利用する場合、W62SHの「USB設定」を「高速データ転送モード」に設定すると、エラーになるが、「データ転送モード」に設定すれば、LISMO VideoでもMySync Bizでも問題なく、利用できた。LISMO Videoで海外ドラマ一話分を転送したけど、高速転送モードでも数秒しか速くなく、ほとんど誤差の範囲。だから、データ転送モードに設定したまま、使うのが正解のようだ。ちなみに、読者の方からも同様の情報をメールでご提供いただきました(名古屋のYさん、ありがとうございます)。しかし、こういう情報がMySync BizのFAQに載ってないのがちょっともったいないような......。


CPKBbt2.jpg Bluetoothキーボード「CPKB/BT」ですが、これについては一度、アイ・オー・データ担当者の方にお話お伺いする機会があり、シャープとの共同開発ではないものの、それに近いような形で、SH906i/SH906iTVに合わせて開発したとのことでした。実際使ってみると、かなり使い勝手的に作り込まれている感じがします。

 ファンクションキーは、それぞれF1がiモードボタン、F2がカメラボタン、F3がメールボタン、F4がアドレス帳ボタンに対応しています。

 たとえばメールを書きたい場合は、F3ボタンを押してメールを起動、あとはメールアドレス欄を選択してEnterキーを押すとメールアドレスの入力画面になり、メールアドレスを入力したら、Ctrl+Enterで決定してメールアドレス入力画面からメール作成画面に戻ります。

 テキストのカット&ペーストも簡単で、Shift+カーソルキーでテキストを範囲選択し、Ctrl+x(カット)&Ctrl+v(ペースト)。このあたり、PCとほぼ同様の使い勝手とキーアサインは覚えやすく使いやすい。

 ケータイのキーボードは触らずに、メール操作などがひととおりできるようになってます。このあたりの使い勝手は正直、期待していたよりも良かったです。

 ノートPCを広げるには、スペースもそれなりに要るし起動には時間がかかる。mixiやブログをケータイからちょこちょこ更新するような用途にはぴったりかもしれません。ただ、ちょいとお値段高めなので、実際どのくらい使うか、利用頻度を考えて買った方がいいかも(とはいうものの、こういうガジェットはほぼ勢いで衝動買いっスよね!)。

omrice.jpg お気に入りのケータイだからこそ、しばらく使っていると「もっとここがこうなっていたらいいのに!」とか、「この部分がいまいちだな~」なんて思うこともある。最近のケータイは、microSDカードの挿入口が取り出しにくい場所に用意されている場合がある。「825SH」も側面部のワンセグ用アンテナで隠された位置にあり、正直言って取り出しやすくはない。

 ただ、メモリカードは挿しっぱなしの状態で利用しているので不便とは感じない。記録されたデータを転送する場合も「825SH」にUSBケーブルを接続すればいいのだ。

 美味しいものが大好きなので、目の前に出された美味しい料理の写真をとることが多い。ケータイは、撮影してすぐにブログの更新ができるので重宝している。というより、カメラ付きケータイがなければブログ自体をやることはなかっただろう。

 シャープ製ケータイのカメラ機能は、機能メニューがわかりやすく撮影サイズなどの変更が簡単だ。「825SH」は200万画素CMOSカメラなので高画素とはいえないが、オートフォーカス機能も搭載されており、メール添付で写真を送ったり、ブログに掲載したりする分には十分だと思う。

 おおむね満足しているのだけど、暗い場所で撮影した際に思ったような写真が撮れないと感じることがある。「おまえの腕が悪い」というのはとりあえず置いておくとして、蛍光灯や水銀灯、HIDランプなどの白色系の明かりではなく、白熱灯やハロゲンランプなどのいわゆる電球色でそう感じることが多いようだ。夕食やお酒を楽しむお店は、電球色でライティングしているところが少なくない。美味しいものがより美味しそうに写るカメラ機能が欲しいと思うのはわがままだろうか。そしてなにより、美味しいものがたくさん食べたい!! ←これはわがまま。

 そうそう、撮影した写真はブログの更新だけでなく、モーションコントロール機能を使った「魅せフォト」でも利用中。この機能は、待受画面上でケータイを手前に何度か振ると、設定した写真がニュ~ンと表示されるものだ。現在、トロトロでふわふわなオムライスの写真を設定している。待受画面を表紙とするなら、「魅せフォト」機能は袋とじ的な機能。写真をおかずにごはんが食べられる日も近い、かも!?