ケータイ Watch
みんなのケータイ

photo.jpg WILLCOM 03の活用に無線LANは欠かせないわけですが、通常、無線LANにアクセスするためには、"内蔵ワイヤレスLANを有効に"しなくてはなりません。WILLCOM 03の無線機能には「W-SIM(PHS)」「内蔵ワイヤレスLAN」「Bluetooth」の3つが搭載されており、必要に応じてON、OFFが切り替えられる仕組みです。

 しかし、これが結構面倒。無線LANにパッと接続したいときに、その都度アイコンをタップして切り替え画面を開き、ON/OFFを選び、[OK]をタップ......何度タップしなくちゃいけないの!! 1回でONにしてよ! と思うわけです。サクッとつなぎたいですよね。

 で、見つけたのが、Today画面上で無線機能の接続状況がわかり、1タップで接続切替ができる「WiFiInfo」と「todayWifiBt03」。「WiFiInfo」は無線LANとBluetoothのON/OFFが可能で、ネットワーク名やIPアドレスを表示してくれます。「todayWifiBt03」は無線LANとBluetoothに加え、W-SIMのON/OFFも可能になっています。すばらしい!!

 とりあえず接続したい無線LANが1カ所でいいという人は、あらかじめ接続先が設定されていれば、Today画面のアイコンを1回タップするだけで目的の無線LANに接続できちゃいます。これはかなり助かります。無線LANの接続方法がわからない方は、ウィルコム社員ブログの記事を参考にするといいでしょう。

 「接続したいスポットがたくさんあり、使いたいときに適宜切り替えたい」という方には、ウィルコムが配布している「無線LAN接続切替ツール」が便利です。ただしこのアプリを起動しても内蔵ワイヤレスLANはONにならないので(してよ~)、先に「WiFiInfo」や「todayWifiBt03」を1タップしてから起動すると、設定済みのネットワークを拾ってくれるという寸法です。もし無線LANの接続に煩わしさを感じているなら試してみる価値あるかも。

 で、これを書きながら思い出しましたよ。WILLCOM 03に機種変更した際「ウィルコム無線LANオプション」に入っちゃったような気がするし、ヨドバシカメラの「ワイヤレスゲート」にも勢いで入っちゃったような気がすると。でもよく考えたら、自宅の無線LANにしかつないでいないという事実。さて......(汗)。

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「todayWifiBt03」の設定画面 「WiFiInfo」の設定画面

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無線LANがOFFの状態 無線LANのアイコンを1タップするだけでONになる

walk.jpg 最初のうち、自分にはあまり必要じゃないと思っていた。ところが近頃、歩数計がかなり楽しい。

 「931SH」の歩数計は、身体情報を入力しておくと、待受画面上にその日歩いた歩数が表示される。歩数の部分にタッチすると、歩行時間や消費カロリー、移動距離、脂肪燃焼量なども確認できる。

 メタボリックとかあえて言う必要がないくらいに太っている津田。本来であればダイエットが人一倍、いやいや人二、三倍ぐらい必要なんだが、色気より食い気、長生きよりも美味しいものに惹かれるので、ダイエットは全くしていない。......のだが、「931SH」をポチポチといじくっていた際に、たまたま歩数計が目標設定できることを知った。物は試しに、とりあえず1日2000歩と設定してみた。

 この何も考えず2000歩にしたのが良かった。1日仕事をして帰宅すると、必ず2000歩は超えるのだ。2000歩を超えると「931SH」は目標達成を通知してくれる。非常に低い目標設定なのに、なんだかほめられたようでうれしい。以来、少しずつ設定値を高くしてみている。また、モバイルウィジェットの中には、歩数と連携して仮想的に京都を散策する「仮想散歩」というウィジェットもあり、これもなかなか楽しい。

 根気がないのでただ歩けと言われると続かないが、目標を達成した日の晩酌はどういうわけか格別なのだ。こいつは気長に遊べそうだ。

 「SH-01A」の決定キーは、指紋認証センサーでもある。ケータイの指紋認証といえば、ドコモの「F」がずっと採用してきて、充実したセキュリティ機能が特徴の1つとされているが、今度の「SH」のセキュリティ機能もなかなか良い感じだ。

sh01a_fing.jpg 暗証番号代わりに指をスライドさせて指紋認証、といった使い方になるのだけれど、使えるシーンは端末全体のロックやICカードロックといったところ。また、特定のメールフォルダやiモーションフォルダを普段は隠しておき、いざというときだけ表示させる、という場合も指紋認証は使える。バンキングアプリやおサイフケータイを頻繁に使うため、「機能別ロック」でiアプリ機能そのものをロックしている。この部分に関しては、アプリ個別にロックできたほうが嬉しいのだが、取扱説明書を見ても、そういった機能はないようだ。

 ケータイは個人情報の塊、という指摘が為されて久しいが、実際そういったデータを守る手立ては限られているし、セキュアにケータイを使うというのは面倒なことだ。指紋認証は、スッと指を滑らせるだけと「解除手段」としては手軽な部類だと思う。一方で、手軽にロックするという機能も重要だが、「SH-01A」ではそのあたりがちょっと不満。時間帯によってロックしたりしなかったり、とかいった機能があればなぁとよく夢想している。シークレットモードを自動解除する、つまり隠しているフォルダを見えるようにして(シークレットモードON)、その後省電力モードになるとフォルダが隠れる(シークレットモードOFF)という機能はあるのだが、もう一声! といったところ。ちょっと贅沢かもしれないが。

 もう1つ、指紋認証を使うには、事前に自分の指紋を登録することになる。最大10個まで登録できるが、私の場合、10個登録してようやくスムーズに使えるようになった。だが、どの登録データがイケてるのか(認証率が高いのか)よくわからない。「この指紋データ、せっかく登録してもらったけど、あんまり役立ってないッスよ......」ということを調べて、より認証率を高める指紋データを登録してみたいのだが、今はちょっとできないようだ。

 ケータイの紛失対策のみならず、「家族友人にこのデータだけは見られてなるものか......ッ!」というモノがある人にとっては、携帯電話の秘密保持関連機能は非常に重要なポイント。そのあたり、指紋認証があるSH-01Aはなかなか使えると思う。

 W64SHはサイズに比例して機能も満載。というわけで、ほかの機種には無い機能を紹介したい。

 数ある機能の中で今回ピックアップしたのは、電子辞書機能の「スマートリンク辞書」の一部として搭載されている「日英翻訳」だ。利用シーンに応じた英文をキーワード検索できるというのは、わりとありそうな機能だが、W64SHの場合、そこから先が違う。

w64sh_trans.jpg たとえば、旅行中に歯が痛くなった場合を想定しよう。W64SHの「日英翻訳」機能を立ち上げ、まず「痛い」と入力する。すると、「痛い」という言葉が入った例文が日本語でリストアップされる。その中に「胃が痛いです。」という候補が見つかるので、それを選択。すると、「My stomach hurts.」という訳文が出るのだが、ここからがW64SHの偉いところ。

 訳文の上に表示されている日本語の例文のうち「胃」の部分にアンダーラインが入っており、W64SHでは、ここをほかの言葉に差し替えられるようになっている。左ソフトキーを押して「編集」を選ぶと、ほかの候補が現れる。候補の中に「歯」という言葉は無いのだが、候補リストの上にある入力フォームに「ハ」と入れると「歯」や「肺」「歯茎」「鼻」という候補が出てくる。ここで「歯」を選ぶと、訳文が「My teeth hurt.」となり、それを音声で読み上げさせることもできる。「hurts」が「hurt」になっている辺りの文法処理も芸が細かい。

 W64SHを持って英語圏に出かける時には心強い。

 

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使いやすいペンがスタイラスになると、手書きメモも俄然使いやすくなる!
 Advanced/W-ZERO3[es]時代に、本体アプリケーションをバージョンアップしたところ、突如加わった「クイックメモ」機能。Todayから手書きメモをすばやく起動して、書いた内容はそのままToday画面で見られるというものなのですが、どういうわけか全然使いませんでした。WILLCOM 03に機種変更してからも全く触れず。理由は「細かいことが書きにくいから」。

 それが、突如としてアタシの中で脚光を浴びる瞬間が訪れたのです。きっかけは「こまもの本舗」さんでスタイラス内蔵のボールペン「パイロット Dr.GRIP4+1ライトstylus+ ソフトグリーン」を購入したことにあります。

 早い話、パイロットの多機能ボールペンのうち1色を"スタイラス"に交換して、ボールペン、シャープペン、スタイラスと使い分けられるようにしたわけです。黒、赤、青、緑の4色なら、どれか1つが犠牲になりますが、交換したレフィルもちゃんと添付してくださるので、あとで戻すことができます。自分であまり使わない他の色と交換してもいいのです。もっといっちゃえば、スタイラス用レフィルサイズさえあえば、他のボールペンをまるごとスタイラスにすることもできる。

 これがアタシのハートをわしづかみ! もともとグリップしやすく、書きやすいペンなので、手書きメモも飛躍的に書きやすくなった! 小さなスタイラスを指先でつまんでチマチマ書こうとすると筆記がうまくゆかずにイラっとすることが多いですが、これは違う。

 おかげでToday画面に『クイックメモ』復活です。買い物メモ、思いついたアイデア、スケジュールにいれたいタスクなどを忘れないうちに書き込むようになりました。で、不要になったらToday画面からすぐ削除。これはホントに便利!

 使わなかった理由の根源は「スタイラスが小さくて書きにくいから」だったわけですね。もし同じような理由で活用していない方がいらしたら、スタイラスを変えてみることをお勧めしたいです。思い切って、グリップしやすいしっかりしたペンにしてみましょう。アタシはまだ「手書きチャット」なるものをしたことはないのですが、かなり役立つのではないかと推測しています。

 これからしばらくの間は、手書きメモ系のソフトを物色することになりそうです。ちなみに前回試していた 「Spb Pocket Plus」は試用期間を終え、そのまま購入となりました。円高ですしね。

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デジタルにも紙にも対応したパイロットのボールペンと、お気に入りの"メモ帳"2品 スタイラスはもちろん、ボールペンにもなれば、シャープペンにもなるので、1本あるとかなり重宝する