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SO906iの最近のブログ記事

 前々回、「SO906iの動画再生では"しおり"を記録する機能がない」と記したところ、複数の方から「データBOX→iモーション→続きから再生という手順でどうでしょう?」と教えていただいた。ありがとうございます。たしかにこれなら、途中まで見ていたiモーションの続きをすぐ見られる。ただ、"続き"が記録されるのはファイル1つだけ、というのは寂しいけれど......。

moblog.jpg さて、最近お気に入りの「SO906i」の機能は、"ブログ投稿"機能だ。この機能、写真を撮影してメールで送る際、自分が事前に登録しておいたブログ投稿用メールアドレスをすぐに呼び出せる。

 写真添付メールをワンタッチで作成、とずいぶんシンプルな機能に思えるが、使ってみるとその手軽さが便利に感じる。写真を撮影してサブメニューから「ブログ投稿」を選ぶと写真添付メールができあがり、宛先のメールアドレス欄には、ブログやSNSの投稿用アドレスがインプットされている。

 あらかじめアドレス帳に投稿用メールアドレスを1件登録しておけば済むと思われるかもしれないが、写真を撮ってソフトキー、というスムーズさが良いのだ。

 SO906iの「ブログ投稿」は、"ブログ"と銘打っているものの、メール投稿に対応したWebサービスであれば、flickrのような写真共有サービスやYouTubeのような動画共有サービスも投稿先として登録できて、仕組みはメールだけれど、"ケータイとWebの融合"気分を味わえる。ちなみにノキア端末や、昨日発表されたシャープ製の新機種でも似たような機能はある

 そういえば先日、総務省で開催された「モバイルビジネス活性化プラン評価会議」を傍聴してきた。ブログ投稿のような機能も「ガラパゴス」と呼ばれるのだろうか。

dcmx.jpg 2004年にスタートしたiモード FeliCa、すなわちおサイフケータイは、実証実験のころから取材しはじめ、今も興味深い取材対象の1つ。取材に意欲を持つのは、記者として、というよりも1人のユーザーとして"こりゃめちゃめちゃ未来っぽいがな!"とときめいてしまったことが大きい。とはいえ、最初のころはちょっと様子見で使うことはなく、結局、2005年12月に発売された「P902i」でおサイフケータイデビューを果たした。今のところ、最も利用するアプリは「モバイルSuica」で、そろそろ駅の券売機の使い方を忘れそうな勢いだ。

 おサイフケータイと名付けられただけあって、ケータイでお買い物するのが一番便利と感じているし、Edyやnanacoも導入している。最近ではSuicaとEdyばかり使ってきたが、よくよく考えると普段の生活では、おサイフケータイより、そして現金よりもクレジットカードで支払うことが多い。これまではドコモカードというドコモの提携クレジットカードを利用してきたが、ドコモカードは9月末で更新を終了してしまった。手持ちのドコモカードは、有効期限があと1年あるが、それ以降は使えなくなってしまう。

 ドコモカードを利用してきたのは、ドコモポイントを効率的に獲得するため。そこで今回、ドコモのクレジットサービス「DCMX」に加入した。これで利用頻度の高いクレジットカードとおサイフケータイをがっちりリンクできる。申込から2週間ほど経って、無事にプラスチックのDCMXカードが届き、おサイフケータイでも「DCMX」アプリを使えるように設定した。ケータイ側では、会員サイトの登録など、多少面倒なところもあったが、トラブルはなく、すんなり使えるようになった。で、うずうずして設定翌日にはローソンで買い物してみた。プリペイド型電子マネーでは買い物前に必ず残高を確認していたが、DCMXはクレジットなので、そのあたりの手間は省ける。その反面、使い続けていくと、累計決済額がいくらになるか、ちょっとわかりづらい。もちろん専用携帯サイトにアクセスすれば、次回の支払い確定額は確認できる。だが、たとえば今日買い物したとしても、「11月10日支払い分」になるのか「12月10日支払い分」になるのか、わかりづらい。これはクレジットカード全般に言えることだが、せっかく通信機能を活用できるおサイフケータイなのだから「○月○日に支払う金額」と「○月○日~△月△日までに支払った額」がわかるとか、「昨日までに使った額」がメールで届く、といった機能があると嬉しい。ちなみにドコモは「iD」(ドコモのクレジットブランド)を「電子マネー」と説明しているが、わかりやすく伝えたい気持ちはわかるものの、クレジットカードと電子マネーはきちんと分けたほうがいいんじゃないかなとも思う。

  さて「SO906i」のおサイフケータイ機能を使ってみて、ちょっと嬉しかったのは、リーダーライターにかざすとバイブする機能。かざしたことをLEDなどで通知する機能は他社ケータイにもあるが、バイブで知らせてくれると、たとえば音楽を聴きながら改札を通過したときでも、ちゃんとかざしたことが理解できる。こういった良い機能は、メーカーの垣根を超えて広がってくれるとなお嬉しいなぁ。

so_movie.jpg 通勤中の時間をいかに使うか、ということがきわめて個人的な至上命題である昨今、携帯電話をいかに使い倒すか、というのはとっても重要なテーマだ。「だったらスマートフォンを(以下略)」という向きもあるだろうが、どうも(懐の問題を含めて)とっつきにくくて、いわゆる"ケータイ"で何とかしていきたいのだ。

 で、ケータイの使い道として、音楽を聞きながらWebブラウジング(あるいは読書)することを中心にしてきたのだが、最近は手持ちの動画をケータイで観るという使い方も楽しんでいる。私にとって「SO906i」は、初めての回転2軸ヒンジケータイであり、過去所有してきた機種と比べ、横画面表示での動画はダントツに観やすい。ところが「SO906i」の動画再生機能を使ってみると、再生途中で「ここまで視聴した」ということを示す、いわば"しおり"のようなモノを記録する機能が見つからない。これは、過去に使った「P902i」など他メーカーの携帯電話には用意されていた機能だけに、ちょっと不便。長時間の動画を観ていて、途中で中断し、数時間後(あるいは翌朝)に観ようと思っても、その場面まで早送りしなおすのはちと厳しい。iモーションでは、どうやらチャプターを設定できるようなのだが、私はまだ自作iモーションにどうやってチャプターを設けるか、その手法がわからない。来月には息子さんの運動会があり、そこで撮影するであろう長時間動画をどう調理するか、今から大きな課題だ。

 ちなみに「SO906i」で録画したワンセグ番組を視聴中に、終話ボタンなどで強制的に動画再生を終了した場合はどうなるか。次回再生時には、きちんと「途中から再生しますか?」と聞いてくれるのだ。うむ、さすがBRAVIAケータイ......というか、このあたりの機能はiモーション再生でもサポートして欲しいところだ。もう1つ、「SO906i」では、"PC動画"と呼ばれるWMV形式のコンテンツを再生する機能もある。が、フルブラウザ非対応のパケ・ホーダイユーザーである私には、残念ながら無縁の機能。これは、10月から提供される「パケ・ホーダイダブル」を検討する良い機会なのかも。

 1日過ごす中で、ケータイを一番使いまくる時間帯はいつだろう? 以前、取材に行って、「ワンセグは自分の部屋で見る人が多いみたいですよ」「ケータイサイトは寝る前にアクセスするケースが多いみたいですね」なんて話を初めて耳にしたときは、「エッ?! マジすか?!」と衝撃を受けた。というのも、私の場合、もっぱらケータイは通勤中の電車内で使いまくることが多いから。長い通勤時間、電車内でケータイを使ってニュースサイトを見たり、あるいは検索したり、Wikipediaで調べたりする。そして最近では、家族で外出した時に撮影した静止画や動画をケータイであらためて見返す、なんてことも多い。やっぱり画面がVGAサイズだと見やすいですし。通勤中に見るということは、自宅にいるときには消化しつくせないコンテンツをケータイで楽しむということだろうか。

so906i_menu.jpg そんなとき、「SO906i」には「Media Launcher」と名付けられたメニューが用意されていることに気づいた。これ、静止画や動画、ワンセグ、音楽、フルブラウザと各マルチメディア機能へアクセスできるメニューになってる。SO906iでは、microSD内のコンテンツにアクセスするには、「メニューボタン」→「データBOX」とたどって、サブメニューの「microSD」を押すという流れだが、「Media Launcher」は待受画面で方向決定キーの上を押して呼び出すので、そのあたりのクリック数が減る。ま、「Media Launcher」の反応速度はもたつき気味なのでムムム! と思うことも多いけれど、購入から2カ月経った現在となってはだいぶ平気になってきた。慣れるんですね、こういうの。

 ともあれ、「Media Launcher」みたいなメニュー体系、これまでのドコモ端末では、自分好みの機能を登録するカスタマイズ用メニュー機能とかで実装されてきたけれど、「Media Launcer」のようにマルチメディアに特化する、といった演出の仕方はもっともっと広まって欲しいし、"メールと通話だけじゃない、なんでもできるケータイ"の進化の方向として、みんながコンテンツをどんどん使いまくって、こういったメニューがもっと多くの人に便利と感じてもらえるようになればいいなと思う。そのためにはもっと反応速度をですね、あとコンテンツの入手しやすい環境をですね......って話がズレちゃうので、今日はこのへんで。

 ジョギングケータイを探した結果、「SO906i」に行き着いたわけだが、せっかくなので実際の利用シーンを記しておこう。といっても、使い方はいたってシンプル。ウイングスタイル社が提供するジョギング用iアプリ「ジョグノートモバイル」をダウンロードし、走る時に使うというだけ。月額315円のアプリだが、無料会員でもダウンロードから2週間は無制限で利用できるし、それ以降は10分間だけ使える。

 起動中はGPSで走行経路を記録して、走行平均速度や走行距離、走ったルートをチェックできる。実際に走ると途中で小休止することもあるのだが、そのときに平均速度をチェックして、その後のペース調整に活かしたりしてる。なにより、記録されることで「3日もさぼったなぁ」「今日で5日間連続や!」と後ろめたさを感じたりニヤニヤしたりできるのが嬉しいし、「今週はこれだけ走ったんだから、ビールをもう一杯飲んでもいいかな」と考えたりすることもあって、細かいところで役立っている。

so906i_slide2.jpg とはいえ、「SO906i」はドコモのハイエンドモデルの1つであって、ジョギングだけじゃ能がない。購入直後から気に入っている機能「音楽付スライドショー」を紹介したい。その名の通り、端末内(microSDカード内)の静止画を次々と再生していく機能だが、もともとこの機能はCyber-shotケータイ「SO905iCS」で採用された「音フォト」がベースと言える。つまり、写真に特化したケータイで写真を楽しむために用意された機能が「SO906i」にも用意されているのであって、「SO906i」がちょっとしたデジタルフォトフレームに早変わりするのだ。

 再生時には、単にパパパっと写真が切り替わるだけではなく、写真が上から下に流れたり、徐々に拡大したり、縮小したりするといった演出もある。そして、何より「SO906i」の背面には端末をデスクに立てるためのスタンドがある。"BRABIAケータイ"と名付けられただけに、ワンセグ視聴用に用意されたであろうスタンドだが、正直言って、ワンセグよりスライドショーのときに使うことのほうが多い。

 microSDカード内の写真を「音楽付スライドショー」で再生する場合、フォルダ単位で再生することになる。パパとしては、普段なかなか遊べない息子さんの写真集フォルダをあらかじめmicroSDカード内に設けておき、出社早々、再生するのが日課となりつつある。卓上に写真立てを置くなら、こういう形もオススメですハイ。

 2年前、健康診断で「あなたちょっとアレですよ」と注意されたことをきっかけにダイエットに励んでいる。ランチに中華料理を食べるのは月2回程度にしたり、ヨーグルトやサラダを積極的に摂取したりするなど、食事面で注意を払うだけではなく、運動も必要ということでかつて話題になったブートキャンプにも手を出してみた。だが、さすがにハードな運動は継続しにくく、軽めでなおかつダイエットに効く運動ということで、昨夏よりジョギングをスタートした。

 最初は音楽プレーヤーだけ持って走っていたが、同時期にアディダスがジョギング用のケータイアプリを期間限定でリリースしていたこと、当時初めてGPS対応の携帯電話を購入したことで、音楽プレーヤーではなく、携帯電話を持って、走行データを記録しながらジョギングしていくことにした。

 距離や速度といった走行データを蓄積することで、自分がどの程度運動したか、客観的に把握しやすくなる。その目的を達することはできたが、当時持っていた携帯電話は、音楽再生機能とiアプリを同時に起動できなかった。実はジョギングする際、走るリズムにマッチした楽曲を耳にしていると軽快に走れる。ジョギングするときは音楽を聞きたい。なおかつ走行データも記録したい。解決法の1つは、iPodとナイキの製品を購入することだが、お小遣いの少ないパパにその余裕はない。

so906i01.jpg 今春からは、auがスポーツにフォーカスしたサービスを展開してるが、私のドコモ契約歴は8年を超え、家族もドコモユーザーでファミリー割引の魅力があるといったことを踏まえると、ジョギングだけを理由にしてMNPするとは決断できなかった。そこで、機種変更から1年待って(1年以内の機種変更は端末代が高くなる)、音楽再生とiアプリを同時に起動できる機種で、なおかつ機能面やデザイン性でも納得できる機種を見つけ出した。それが「SO906i」だったのだ。

 購入後、取扱説明書はとりあえず引き出しにしまって、SO906iをパソコンに接続。Windows Media Playerを起動し、「Running」と銘打ったプレイリストごと楽曲データを転送する。続いてジョギング用のiアプリ「ジョグノートモバイル」をあらためてダウンロード。ジョギング用の服装に着替えて、「SO906i」を手にして家を出る。音楽を再生して、なぜか緊張しながら「ジョグノートモバイル」をポチっと......おおお、音楽聴きながらアプリが起動してる! これで走りながら音楽が聞ける! と当然至極の結果に感動しまくったのであった。