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【第6回組込みシステム開発技術展】
ACCESS、「NetFront3.1」のLinux向け開発環境を展示

「NetFront v3.1」は当面PDAに対応

ACCESSブース
 ACCESSブースでは、組込み機器向けブラウザ「NetFront」シリーズの最新版「NetFront v3.1」を中心に展示されていた。

 本日発表されたLinux用開発環境「NetFront v3.1 SDK for Linux」も展示されており、Linux上でのデモンストレーションも行なわれていた。同製品は、MontaVista Softwareの「MontaVista Linux」シリーズの「Professional Edition v3.0」と「Consumer Electronics Edition v3.0」に対応する予定。GUI環境として「MontaVista Graphics/GTK+」、Trolltechの「Qt/Embedded」や「Qtopia」をサポートする。

 9月にβ版が、10月に製品版が出荷される予定だという。なお、会場スタッフによれば「SDKを含め、NetFront v3.1は将来的に携帯電話に搭載される可能性もあるが、当面はPDAなどに搭載される予定」だとしている。


Linux上で動作する「NetFront v3.1 SDK for Linux」 SMIL形式のコンテンツも再生できる

ドコモの504iシリーズに搭載された「IrFront」をデモ

 また、NTTドコモのN504i・N504iSなどに搭載された赤外線通信プロトコルスタック「IrFront v2.0」を利用して、対応するプリンターからレシートを出力するデモンストレーションも実施されていた。

 ACCESSでは、赤外線通信決済用にiアプリを提供しており、今回のデモンストレーションもこのアプリを利用したもの。模擬的な決済を端末上で行なうと、「当たり」「はずれ」というクジの要素があるレシートが出力された。「ただ単に決済をするだけでなく、要望に応じて付加価値を加えることもできる」とし、今後は赤外線を利用した電子決済にも注力していくという。


赤外線通信決済用にiアプリを利用したデモ 赤外線通信をして、レシートをプリントアウトした

「当たり」のレシート。ほかにもカスタマイズできるという 同様のシステムを使用したくレジット決済用システム

NetFrontを搭載したヨーロッパのiモード端末なども展示

 同ブースではこのほか、ヨーロッパ各国でサービスが開始しつつあるiモード対応端末なども展示されていた。

 展示されていたの東芝製の「TS21i」やNEC製の「e606」。このほか、ソニーエリクソン製の「P800」や、ノキア製の「Nokia 3650」なども展示されていた。


NEC
製「e606」
三菱製「m21i」(左)と東芝製「TS21i」

ソニーエリクソン製「P800」
「Nokia 3650」


URL
  ニュースリリース(NetFront v3.1 SDK for Linux)
  http://www.access.co.jp/press/030709.html
  ACCESS
  http://www.access.co.jp/
  第6回組込みシステム開発技術展(ESEC)
  http://web.reedexpo.co.jp/ESEC/


(鷹木 創)
2003/07/09 22:02

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