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【mobidec 2003】
J-フォン、グローバルの強みを活かしてコンテンツを展開

J-フォン ポータル・コンテンツマネジメント部 部長 大橋 晴彦氏
 8月28日、29日の2日間、モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)および翔泳社主催による携帯電話関連のコンテンツ開発者向けイベント「mobidec 2003」が開催されている。29日午後のセッションに、J-フォン ポータル・コンテンツマネジメント部 部長の大橋 晴彦氏が登場し、「Welcome Vodafone live!〜Global Mobile Content Business」と題した講演を行なった。


Vodafone liveの現状

Vodafone live!が提供されている国は、現在13カ国
 大橋氏は、まず同社の親会社であるボーダフォンについて、その概要を説明した。英国に本社を構えるボーダフォンは、西ヨーロッパを中心に世界28カ国でサービスを提供しており、そのユーザー数は、合計で約3億人。そして昨年10月より提供を開始した「Vodafone live!」は、西ヨーロッパのほか、エジプトやニュージーランド、オーストラリアなど全13カ国で展開されている。2003年7月時点のユーザー数は、約200万人。10月1日にJ-スカイが「ボーダフォンライブ!」へ改称すると、日本が14カ国目のサービスエリアとなる。

 同氏は、欧州ユーザーに対して行なった満足度の意識調査の結果を披露。それによれば、イギリス、アイルランド、ドイツ、オランダ各国で8割前後のユーザーが「満足している」という回答を寄せており、ボーダフォンでは「予想以上に受け入れられている」(大橋氏)と捉えているという。月額制のコンテンツが多数を占める日本と異なり、Vodafone live!では基本的に従量課金制が採用されており、1コンテンツあたりの料金は、3ユーロのものが多い。大橋氏は「イギリス・オランダ・イタリアでは受け入れられているが、ドイツでは納得できていないユーザーが半数近くいる」とその価格設定に対するユーザーへのアンケート結果も示した。


同社の調査では、ユーザーは高い満足度を得ているという 価格については、国によって受け入れられているかどうかが異なっている

Vodafone live!へのコンテンツ参入を支援

 ゲームや着信メロディ、写真付きメールの送受信などさまざまなサービスを提供しているVodafone live!には、日本企業ではタイトーやジー・モードなど6社がコンテンツ配信を行なっている。大橋氏は、今後欧州においては2005年から3G端末が急速に普及を開始し、2007年には2,000万台に達するという予測データを示して「2003〜2006年度のコンテンツ市場規模は約1,000億円になる。日本に比べれば小さい数字と思われるかもしれないが、今後充分な成長が見込める。今適切な行動を起こしたところが、数年後伸びるだろう」と語り、コンテンツプロバイダへ積極的な海外展開を提案した。

 10月からボーダフォンとしてサービス提供するJ-フォンは、ブランド統合によって今後どのような役割を果たすのか。大橋氏は、「たとえば新端末の開発において、主導していく。また、海外のボーダフォングループに対して、日本のコンテンツプロバイダを紹介したり、各国に日本からスタッフを派遣して日本語による交渉が行なえるような環境を整えていきたい」と述べ、世界でビジネスを行なう際の強いパートナーになるとアピール。

 最後に大橋氏は、「欧州市場は急速に成長している。ぜひボーダフォンと提携して欲しい。J-フォンは、海外進出するコンテンツプロバイダを支援していく」と語り、グローバル企業の魅力を強調して講演を終えた。


日本からも6社がVodafone live!にコンテンツを提供している 今後欧州では3G端末が急速に普及するという

J-フォンは、海外展開するコンテンツプロバイダを積極的に支援する ボーダフォンからコンテンツプロバイダへのメッセージ


URL
  mobidec 2003
  http://www.shoeisha.com/event/mobidec/
  J-フォン
  http://www.j-phone.com/


(関口 聖)
2003/08/29 20:13

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