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【CEATEC JAPAN 2003】
テレビ端末やコンセプトモデルが人気の三洋ブース

 三洋電機のブースでは、既に発売されている「A5306ST」や10月下旬発売予定の「A5503SA」などが展示されている。また、10月中旬発売と発表され、その後グリーン社長が「11月リリース」と発言しているVGS端末「V801SA」もその機能を体験できる状態で展示されている。発売時期について会場の担当者は「10月中旬と聞いているが……」としており、もうしばらく時間がかかるようだ。


発売中の「A5306ST」 6日に発表された「A5503SA」

W-CDMA/GSM端末の「V801SA」。発売までもうしばらくかかりそうだ 会場のデモ端末では、カメラをはじめとした各種機能を楽しめる

 これらの機種は、それなりに台数が揃えられているものの、携帯電話関連で来訪者が殺到していたのは、地上デジタル放送対応端末とコンセプトモデルを展示したコーナー。どちらもケース内の展示となっており、端末を手にすることはできない。

 地上デジタル放送対応端末は、「V801SA」とほぼ同じ筐体による端末で、同社が8月に発表したもの。KDDIのブース内でも展示されていたが、こちらでは実験局が設置され、電波を受信した状態のデモが披露されている。なお、8月に発表された端末は、CDMA2000 1x方式だったが、今回ケース内で展示されていたものは、W-CDMA/GSM方式対応のデュアルモード端末として案内されている。

 一方、コンセプトモデルは、ディスプレイ部分を回転させる「スタイリッシュタイプ」と、複数のヒンジ部によって、通常の折りたたみ端末の状態からディスプレイ部分を横に90度回転できる「カジュアルタイプ」の2つが用意されている。どちらも折りたたんだ状態や、ディスプレイを見せて画面上で動画が再生されている状態で展示されていた。


CDMA2000 1x端末に続き、今回登場したW-CDMA/GSM対応の地上デジタル放送対応端末 “スタイリッシュタイプ”と呼ばれるコンセプトモデル こちらはカジュアルタイプ。ディスプレイを回転させて、じっくりと動画を楽しめるスタイル

カジュアルタイプはヒンジが3カ所設けられることで、ディスプレイ回転を実現するようだ

 このほか同社ブースでは、高度化PHSの基地局が参考出品されている。これは7月に開催された「WIRELESS JAPAN 2003」とほぼ同内容だが、今回は基地局および端末試験機が実際に展示されていた。通信速度が1Mbpsに達するとのことで、VGAサイズの動画ストリーミングが可能になるという。


高度化PHSのデモンストレーション。左の筐体が端末試験機で、右が基地局 こちらは基地局装置


URL
  三洋電機
  http://www.sanyo.co.jp/
  三洋電機 CEATEC JAPAN 2003 特設ページ
  http://www.stel-web.com/ceatec2003/main/
  CEATEC JAPAN 2003
  http://www.ceatec.com/

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(関口 聖)
2003/10/08 14:08

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