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【C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2003】
ドコモ・KDDI・DDIポケット、FOMA/無線LANデュアル端末などを紹介

C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2003
 12月3日〜5日の3日間、東京ビッグサイトにおいてNECグループや関係企業がIT事業を紹介するイベント「C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2003」が開催されている。展示会場には、NTTドコモやKDDI、DDIポケットなどのキャリアも出展している。本誌では携帯電話関連の展示をレポートする。


ドコモブースでFOMAと無線LANのデュアル端末を参考出品

NTTドコモブース
 NTTドコモのブースでは、FOMAと無線LANのデュアル端末が参考出品されたほか、赤外線通信や同社の企業向けソリューションが紹介された。

 FOMA/無線LANデュアル携帯電話は、IEEE802.11b準拠の無線LAN機能を搭載した折りたたみ型FOMA端末。無線LANエリア内でVoIPおよびWebブラウジングが可能なほか、通常のFOMA網も利用できる。無線LANとFOMAのネットワークの切り替えは現在のところ手動で行なう必要があるものの、待受設定時には2つのネットワークを同時に待受状態にできるという。

 現状の大きさは約103×53×30mm(高×幅×厚)で、重さが約123g。筐体を見た限りでは、既存のFOMA端末よりも厚みがあるといった印象だ。

 なお、ドコモでは2004年春頃を目処にFOMAと無線LANのデュアルサービスを商用化する予定。今後の課題となるのは、ネットワークの自動切り替えや、サービスの提供方法などだという。ちなみに、iモード事業本部 iモード企画部長の夏野氏が講演などで明らかにしている新型FOMAとは異なるとのこと。


FOMA/無線LANデュアル携帯電話
端末デザインはNのFOMA端末を踏襲

側面部に厚みがある 屋内で無線LAN、屋外でFOMAといった利用方法を想定

 また、同ブースでは赤外線通信を利用したセキュリティ製品も紹介。携帯電話の赤外線通信機能で金庫を解錠するモバイル金庫のデモンストレーションが行なわれた。携帯電話にダウンロードした赤外線アプリで、ユーザーIDとパスワードを入力して解錠する。認証時には携帯電話の機体番号でも認証されるため、アプリとID、パスワードだけでは解錠できない。金庫側にはメモリも搭載されており、金庫が開けられた時間などのデータも管理される。

 さらに、会社のゲートなどに設置する「モバイルゲート」も展示された。認証は「モバイル金庫」と同様の仕組み。無理にゲートをくぐり抜けようとすると、管理者に通知され、FOMAカードが搭載されたライブカメラの映像を確認できる。説明員によれば、将来的には非接触IC搭載端末を利用して認証するようになるという。

 なお両製品ともセキュリティ製品メーカーの熊平製作所(クマヒラ)の製品で、モバイル金庫は銀行でも採用されているとのこと。

 このほか、ビデオカメラなどの映像をFOMA向けに変換配信するアダプター「Viewer Port」のデモンストレーションも行なわれた。同製品は12月上旬よりハギラワシスコムがサンプル出荷を開始するもので、市販のビデオカメラと接続したViewer PortでFOMAに映像と音声を配信できる。Viewer Portには、FOMAカード「F2402」を接続する。また、一部の監視カメラでは、FOMA端末側で映像を確認しながら遠隔操作も可能となっている。


「モバイル金庫」小型の製品も用意されている 金庫の扉には赤外線読み取り装置

「モバイルゲート」画面の右側に読み取り装置が設置されている 「Viewer Port」では端末の数字キーでカメラを遠隔操作できる

KDDI、発売間近の「A5503SA」でソリューションを紹介

KDDIブース
 KDDIのブースでは、CDMA 1X WINやBREWを使ったソリューションが紹介された。このデモンストレーション用端末として、近日発売予定となっているFMラジオチューナー搭載の三洋電機製端末「A5503SA」を展示、実機に触れることができた。

 「A5503SA」は、歩行者向けナビゲーションシステム「EZナビウォーク」に対応し、FMラジオチューナーを搭載した三洋電機製の折りたたみ型端末。BREW向けソリューションの紹介コーナーで展示された。


発売間近の「A5503SA」 端末を開いたところ

 BREWのソリューションでは、BREW対応メガピクセルカメラ搭載端末で、画像をメール送信サイズに縮小することなく送信できる法人向けソリューションを紹介。BREWアップローダを利用し、不可能だったメガピクセル画像の送信を可能にしている。アップローダからカメラを操作でき、撮影してすぐに送信可能。送信先はKDDIの用意するサーバーのほか、導入企業がサーバーを用意しても利用できる。

 メガピクセルサイズの画像が送信可能となると、パケット通信料が気になるところだが、説明員によれば「1X WINでBREW端末が登場すれば、定額で利用できる」とのこと。

 また、1X WIN対応のモバイルルータも紹介。ルータにCDMA 1X WIN対応のカード端末と無線LANカードを装着することで、無線LANスポットを手軽に構築できるというもの。イベント会場や簡易施設、移動の多い部署などを想定しているという。

 このほか、企業で導入しているグループウェアにEZwebからアクセスできるソリューションや、CDMA2000 1xとcdmaOneに対応した通信モジュールなども展示された。説明員によれば、2004年夏頃にも1X WIN対応のモジュールが製品化される見込みとのこと。


1X WIN対応モバイルルータ 1X WIN向けのライブカメラソリューションも紹介された

KDDIの通信モジュール事業 通信モジュールの既存ラインナップ。EV-DOのモジュールも同程度の大きさになるという

DDIポケット、AirH"カードを利用した音声端末をデモ

DDIポケットのブース
 DDIポケットのブースは、WPC EXPO 2003でも紹介されたソリューションが中心の展示となったが、同社のCFカード型データ通信PHS端末を装着する音声通話端末の試作機が展示された。

 この試作機では、CFカードタイプのAirH"カードを携帯電話型の端末に接続し、回線交換方式で音声通話する。実際に電話をかけることが可能だが、現状では音声にかなりのノイズが入ってしまう。今後、端末を具体的な形にしていきながら、通話品質を高めていくという。

 また、データ通信カードを利用しているため、別途利用しているISPのメールサーバーにメールが届くと、音声端末にその旨が通知される機能も用意されるという。同社では、データ通信カード1つで音声通話もサポートするため、携帯電話とカード端末を両方とも持ち歩く手間が省けるとしている。同社によれば、製品化の時期は明確に定めていないが、「商用化する方向で検討されている」とのこと。


AirH"カード装着型の音声端末 底面部。試作段階の端末だが音声通話可能


URL
  C&Cユーザーフォーラム
  http://www.uf-iexpo.com/
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/
  KDDI
  http://www.kddi.com/
  DDIポケット
  http://www.ddipocket.co.jp/

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(津田 啓夢)
2003/12/03 18:41

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