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【2004 International CES】
三洋ブースは米国向けCDMA端末や地上デジタル端末を展示

 三洋電機の米国販売会社・SANYO Fisher Companyのブースは、米国向けCDMA端末のほか、日本の展示会でもたびたび出品してきたスライド式の地上デジタル放送受信対応端末や3Gコンセプトモデルなどが展示されていた。

 一番人気はデジタル放送受信対応端末。「V801SA」と同じ形状のボディに地上デジタル放送のアンテナを搭載したものだ。「詳細についてはスタッフまで」との張り紙がされていたこともあり、スタッフはひっきりなしに応対に迫られている様子だった。もっとも米国のテレビはケーブルネットワークが中心。米国市場に直接的な影響は及ぼさないと見られる。

 米国向けCDMA端末の新製品「SCP-5500」は、参考出品を除き一般商品でもっとも来場客を引き寄せた端末だろう。2.1インチの65,536色表示のメインディスプレイ、フラッシュ付きの31万画素カメラ、96×128ドット、15秒までの音声付き動画の撮影機能、WAP2.0対応、Java対応といったスペックは、このCESで展示されているハイスペックCDMA端末として標準的なものだ。


地上デジタル放送受信対応端末は米国でも注目の的 「SCP-5500」。現在のGSM端末のトレンドを一通り抑えたハイスペックモデルだ

SCP-5500のオープン時

3Gコンセプトモデル。幾度となくイベントに出品されたものだ この手のデザインはやはりテレビの視聴を前提にしたものだろうか

こちらもコンセプトモデル。PDAとしても利用できそうなスタイルだ

「SCP-7200」はタフネスなデザイン
 かつて日本で発売されたauのカシオ製端末「G'z One」シリーズや、NTTドコモの日本無線製端末「GEOFREE」シリーズを彷彿とさせるタフネスデザインのCDMA端末が「SCP-7200」だ。4,096色表示、1.7インチ、128×120ドットのSTN液晶をメインディスプレイに採用し、WAP2.0、Javaに対応する。特に防水性についてはスペックには触れられていない。このようなタイプの端末は日本でも最近、発売されておらず、海外でも珍しい。なお、「SCP-5500」、「SCP-7200」はいずれも米国の通信事業者であるSprint向けに製造されている。


 このほか、三洋は携帯向けのディスプレイパネルも展示。2.5インチ、QVGA表示のアクティブ式有機ELは複数のバイヤーがスタッフに詳細を聞いており、注目度も高いようだ。なお、日本国内向け端末ではFMラジオの受信に対応したauのA5503SAの展示も見られた。


携帯電話向けディスプレイパネルの展示も行なわれている 有機ELは海外でも関心の高い技術だ


URL
  2004 International CES(英文)
  http://www.cesweb.org/
  三洋 米国向けサイト(英文)
  http://www.sanyo.com/


(伊藤 大地)
2004/01/09 21:45

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