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【NET&COM2004】
PDA向けソフトウェアIP電話、FeliCaケータイも展示

 NTTPCコミュニケーションズ(NTT PC)のブースでは、インターナショナルシステムリサーチが開発したPDA向けモバイルIP電話ソフト「PPPhone」を実装したPDAが展示されていた。NTT PCは今後数カ月の間に商用化を行なう予定。

 「PPPhone」は、PDAで利用可能なモバイルIP電話ソフトで、SIPサーバーやIP電話事業者などを経由し、固定電話や携帯電話、国際電話への発信ができる。会場のデモでは、CF型の@FreeDや無線LANカードを差したPocket PCにソフトウェアがインストールされており、050番号が割り振られた公衆網への発着信が可能な状態だった。@FreeDを差したPHSでは、電源を切った状態で待受けていても、着信があると自動で電源が入る、Wake On Ring機能を備えており、デモでも正常動作していた。無線LANカードのほうでは電源オフ時の待受は不可能だったが、商用化の折には実装されるという。スタッフによれば、「メインターゲットは法人だが、個人でも使えるようなサービスにする」とのこと。

 このシステムでは公衆網の発着信のほか、VPN経由で外出先でも企業の内線電話としての通話も可能。同社では今後、パソコン向けソフトの開発も進め、パソコンでの通話も可能にする予定だ。


@FreeDや無線LANなど回線を問わず利用できる PDAから発信。携帯に着信しているのがわかる

 ソニーのブースでは、FeliCaを搭載したiモード端末2機種が展示されていた。デモでは、カードリーダーが接続されたノートパソコンが用意されており、ケータイを近づけるとICカードに書き込まれた氏名がディスプレイに表示される。展示端末はSO504iとN504iSをそれぞれベースにしたSO504iC、N504iCで、いずれもすでにNTTドコモが明らかにしているものだ。


FeliCaケータイを使った個人認証のデモを行なっていた 左からSO504iC、N504iC


URL
  NET&COM 2004
  http://expo.nikkeibp.co.jp/netcom/
  NTTPCコミュニケーションズ
  http://www.nttpc.co.jp/
  ソニー
  http://www.sony.co.jp/
  インターナショナルシステムリサーチ
  http://www.isr.co.jp/products/ppphone/


(伊藤 大地)
2004/02/05 19:57

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