| |||||||||||||||||||||||||||||||
■ 松下が「P506iC」を披露
隣に置かれたノートパソコンにはP506iCに搭載される画像編集機能「フォトカクテル♪」で作成したデータをminiSDカード経由でパソコンに転送し、専用のビューワーソフト再生するデモも行なわれていた。こちらの再生ソフトは端末の発売にあわせて無償でダウンロードできるようになる予定とのこと。
このほか、同社のブースには、発売されたばかりのFOMA端末「P900iV」の実機も展示され、自由に触れられるようになっている。また、FOMA関連では、法人向けに販売が予定されている「FOMA対応ネットワークカメラ」も参考出品されていた。こちらは価格が10万円程度になるとのことで、個人での利用はなかなか難しいが、FOMAのテレビ電話機能を活用し、リアルタイムに現場の状況が確認できるセキュリティシステムとして注目を集めていた。 また、携帯電話とは直接は関係ないが、同社ブース内では、電子ブック「ΣBook」関連の展示も多く見られた。コンテンツの充実度の問題や数万円という端末の価格面での問題から、なかなか一般消費者には手を出しにくい電子ブックだが、今回の展示ではネットワーク対応のホワイトボードに書いた内容を一旦パソコンに吸い上げ、SDカード経由でΣBookで読めるようにする、といった内容のソリューションも紹介されている。 なお、会場の担当者によれば、パソコンでΣBook対応のデータを作成するソフト「ΣBook Builder+」の開発も進められており、7月末にも公開される見通しだという。現在無償で配布されている評価版では、TXT形式とBMP形式がサポートされているのみだったが、正式版では新たにJPG形式がサポートされ、圧縮機能も搭載される。同ソフトが今後、有償になるか無償になるかについては、現在検討中とのこと。
■ NTT東日本は「パ写WARP」をデモ
「パ写WARP」は、電子透かしコードを埋め込んだ印刷物をカメラ付き携帯電話などで撮影するだけで、キャンペーン情報などが掲載されたWebサイトにアクセスできるサービス。背景に溶け込む形でコードが埋め込まれているため、デザイン面での制約も少ない。 なお、「パ写WARP」は今年4月1日～9月30日にかけてマーケットトライアルが実施された後、商用化される見通しとなっている。 ■ F5ネットワークスのブースでドコモが「FirstPass」をデモ
■ ノキア、社内LANアクセス用のゲートウェイサーバー ノキアのブースには、「Nokia 9500 Communicator」や「Nokia 6800」「Nokia 6820」といったフルキーボード付き端末がショウケースに入った形で展示されていた。その隣では、携帯電話のブラウザを使って社内LANで提供されているメールやスケジュールなどのデータにアクセスできるようにするゲートウェイサーバー「Nokia One Business Server」のデモも行なわれていた。会場の担当者によれば、こちらの製品はすでに海外向けには提供されているが、現在国内販売に向けてローカライズ作業を進めているところだという。
■ ＵＲＬ NETWORLD+INTEROP 2004 TOKYO http://www.interop.jp/ ■ 関連記事 ・ 「クイックスタイル」でiモード利用もできる「P506iC」 ・ 電子透かし技術による広告サービスがマーケットトライアルの段階へ ・ ドコモ、「FirstPass」をiモード以外のデータ通信でも利用可能に ・ ノキア、無線LANもサポートしたPDA一体型GSM端末「Nokia 9500」 ・ ノキア、開くとフルキーボードが現われる「Nokia 6800」 （湯野 康隆） 2004/06/30 17:09 | |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|