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「ツーカーS」は、“説明書のいらないケータイ”をコンセプトに、通話に特化したツーカー向け端末。担当者が「リダイヤルなど、“あの機能はないのかな？”と思うような機能は、一切ないと考えてもらってかまわない」と語るように、シンプルさを追求した仕上がりとなっている。 ボディサイズは、「数字キーを押しやすくするため、大きなボタンを採用したかった」（担当者）との狙いもあって、通話に特化した端末にしては大きめの仕上がり。端末側面には等間隔に窪みが設けられ、全体に施された塗装はややざらつきのあるもの。サイズ、デザインともに持ちやすさ、使いやすさをはっきりと打ち出したものとなっている。 電波の強弱やバッテリーの残量は、「通話」ボタンを押してLEDが点灯するか、点滅するか、あるいは点かないかといったことで判別することになる。また、電話がかかってきた際には、「通話」ボタンだけが光るようになっているが、担当者は「従来の携帯電話では、着信時にキー全てが光るものもあり、高齢者などにとってはどのボタンを押して良いかわからず、一番目立つ終話ボタンを押すという声が強かった」と説明。“どのボタンを押しても電話に出られる”というスタイルよりも、“通話ボタンだけ押せば良い”というスタイルのほうが理解しやすいと判断したという。 このほか同社ブースでは、丸みを帯びたCDMA2000 1x端末「A1403K」や、CDMA 1X WIN端末「W21K」、海外向けに提供している携帯電話などが紹介されていた。
■ ＵＲＬ WPC EXPO 2004 http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/ 京セラ http://www.kyocera.co.jp/ （関口 聖） 2004/10/20 16:02 | ||||||||||||||||||||||||
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