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【2005 International CES】
ノキア、6620や9300などキーボード付きケータイが人気

ノキアブース
 イベントとなれば、いつも膨大な数の携帯電話を持ち込むノキアだが、今回のCESでは意外なことに、カーテレマティクスを中心にした展示となっており、端末そのものの出品はおよそ10機種にとどまった。

 一番人気は、欧米ビジネスマン不動のステータスシンボル、Communicatorシリーズの新作「Nokia 9300」だろう。従来のモデルよりも小型軽量化が施され、大きさは約51×132×21mmで重さは167g。OSにはSymbian OS 7(Series 80)を採用。メインディスプレイに65,536色表示、640×200ドットのカラー液晶を搭載し、80MBの内蔵メモリ、MMCカードスロットを装備する。

 5人まで参加可能な電話会議機能や、複数のメールアカウントへの対応、暗号化通信のサポート、MP3やAACの再生などPDA並の本格的な機能を揃える。外部インターフェイスは、赤外線通信とBluetoothをサポート。Communicatorシリーズ最大の特徴であるQWERTY配列のキーボードだが、実際に打鍵してみたところ、底打ち感もよく非常に使いやすい印象を受けた。


コンパクトになったCommunicatorシリーズの新作「Nokia 9300」 折りたたんだときの外観は、これまでのデザインを踏襲

 次に注目されていたのは、発表されたばかりのGSM端末「Nokia 6822」だろう。フリップ裏にキーボードを備え、端末を横向きにした状態でフリップを空けて両手で持つと、QWERTYキーボードが使用できるユニークな機構がウリだ。背面にはVGAサイズの静止画が撮影可能な30万画素クラスのモバイルカメラを搭載。ディスプレイは128×128ドット、65,536色のカラー液晶を採用している。MIDP 2.0準拠のJavaやBluetoothに対応。大きさは106×46×21mmで重さは100g。

 このほか、個性的なカラーリングとデザインでヒット商品となった「Nokia 7610」、新たな「ノキア標準のデザイン」を切り開いた、スタンダードモデルの「Nokia 3220」などが展示されていた。しかし、今回の展示ではノキアとしては異例と言っていいほど端末数が少なかったため、「もうこれだけ?」とほかにブースがあるかどうか確認している来場客を多く見かけた。


フルキーボードが特徴の「Nokia 6822」 フリップの裏側にボタンが付いている

登場から時間が経っているものの、未だ人気の「Nokia 7610」 「ノキアのデザインを考え直した」という「Nokia 3220」

Bluetooth対応のヘッドセットも大量に展示 ブース全体としては、カーテレマティクスが展示のメインだった


URL
  2005 International CES(英文)
  http://www.cesweb.org/
  ノキア(英文)
  http://www.nokia.com/

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(伊藤 大地)
2005/01/11 12:53

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