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東京ビッグサイトでは、4月5～7日にかけて、さまざまなセンサーを展示・紹介する「Sensor Expo Japan 2005（センサ総合展2005）」が開催されている。本誌では、携帯電話に関連した展示を中心にレポートする。
同社によれば、電子コンパスの3軸に加え、加速度センサーも3軸にした6軸のセンサーを開発中とのこと。2005年度中にも商品化する意向だ。
旭化成グループのブースでも、携帯電話向けの3軸加速度センサーに対応した電子コンパスが展示されていた。この新たに開発しているセンサーは、3軸地磁気センサー（電子コンパス）に加え、3軸の加速度センサーに対応した「6軸ナビゲーションセンサ」と呼ぶもの。これにより、地図を利用したナビゲーションなどで、携帯電話の傾きを検知して平面地図と立体地図の表示を使い分けることなどが可能になるほか、ビルの上位階や地下へのナビゲーションなども可能になるという。2005年秋の出荷を予定する。
日立金属のブースでは、3軸加速度センサー「H34C」シリーズが展示されていた。主に携帯機器や小型HDDの落下検知などの用途を見込んだ製品で、携帯電話型のケースに搭載されてデモが行なわれていた。
また、SIEMENSの携帯電話「CX70 Emoty」に採用されている端末両サイドの感圧センサーも同社製とのこと。「CX70 Emoty」では、センサー部分を強く握る、なでるといった操作により、相手に対して感情表現をキャラクターで伝えられる機能が搭載されているという。 同社によれば、日本向けの携帯電話でもFSRを搭載できるよう現在交渉中とのこと。
■ ＵＲＬ Sensor Expo Japan 2005 http://www.business-i.jp/event/sensor/ 愛知製鋼 http://www.aichi-steel.co.jp/ 旭化成エレクトロニクス http://www.asahi-kasei.co.jp/akemd/jp/ 日立金属 http://www.hitachi-metals.co.jp/ インターリンク http://www.interlinkelec.co.jp/ （太田 亮三） 2005/04/06 19:24 | ||||||||||||||||||||||||||||
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