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【CommunicAsia2005】
ドコモ平田氏、アジア各社と3G市場の展望を語る

パネリスト

 15日、シンガポール中心部に位置するラッフルズシティ コンベンションセンターにおいて、今後アジアで本格化が見込まれる3G市場について、パネルディスカッションが行なわれた。

 「3G Bull or Bear?」と題したこのセッションには、NTTドコモより、代表取締役 副社長の平田正之氏が出席。このほか、イベント開催国から、シンガポールテレコム(シングテル)のExecutive Vice President(Consumer Business)兼シングテルモバイルCEOのLim Chuan Poh氏、モバイルワンCEOのNeil Montefiore氏、台湾よりFar EasTone TelecommunicationsのPresident & COOのJan Nilsson氏、インドのBharti Tele-Ventures GroupのCMO & Director(Mobility)のAtul Bindal氏らが登壇した。

 口火を切った平田氏は、同社の3Gサービス「FOMA」が当初は苦戦したものの、最近になって軌道に乗り、毎月100万契約程度の増加、現在1,300万人に上るとした。また、現時点でドコモユーザー全体(約4,900万人)の24%程度を占めるFOMAが、2006年3月には契約者全体の半数となる2,400万人に達するとした。

 平田氏は、「3Gをやるべきかやるべきではないかという問題ではなく、いつどういう風にやるのかという問題だ」と話し、3Gサービスを展開する上で、「エリアカバーとハンドセット、サービスのコンビネーションが大切だ」とコメント。

 一方、W-CDMA方式による3Gサービスを展開するシングテルのLim Chuan Poh氏は、3Gに求められる要素として、どこでも繋がることが重要とし、固定通信サービスや公衆無線LANなども提供する同社では、シームレスなアクセスを強調していた。

 各社の代表が、2Gで実現した音声とメールのほかに、3Gによる新サービスに期待を寄せる中、平田氏は、2Gでiモードサービスを提供してきたことを挙げ、「音声とメールだけでは、3Gとなっても2Gと競争することになってしまう。FOMAでは、ゲームや動画のクリッピングサービス(iモーション)の利用が増えている。2G時代よりリッチなサービスが提供できるものの、2Gの時代に無かったサービスを探すのは難しい」と話した。

 こうした中、3G向けの提供中のテレビ電話機能については、「必ずしも利用率が高いわけではない」と述べた。同氏はその対応策として、「テレビCMやイベント的な要素を実施して、もう少し通信する習慣を変えなければいけない」との見解を示した。

 次いで、議論は3Gにおけるコストの問題に移行。3Gによって、インフラ投資が必要になるだけでなく、リッチコンテンツなどの開発・提供コストも上がることを踏まえて、ユーザーの通信量が大きくなるとの意見も出た。これに平田氏は、「2Gの頃とは異なり、市場の浸透率が高い中での3Gへの移行となるため、新しい収入を求める必要がある」と応えた。

 また、データ通信の定額制サービスを提供したことで、通信量が大きくなっても収入にすぐに結びつかない現状を説明し、「クレジットカードやeコマースで収入をあげていきたい。しかし、2〜3年はかかるだろう。単純にユーザーを獲得するだけでは解決しない。次の展開として、無線LANとのコンバージェンスにもチャレンジしなければならないだろう」と語った。



URL
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/

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(津田 啓夢)
2005/06/16 11:21

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