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【mobidec 2005】
ウィルコム立石氏、PHSの特徴を紹介

ウィルコム事業促進部長の立石 篤申氏

契約数の動き

 契約数増加や新機種の投入で注目を集めるウィルコム。「mobidec 2005」では、事業促進部長の立石 篤申氏が「ウィルコムのビジネス戦略」と題した講演を行なった。15分間と限られた時間とあって、内容はこれまで同社関係者から披露されたものと同様だったが、コンテンツ開発者向けイベントということもあり、同氏はウィルコム向けサービスへの参入を呼びかけていた。

 立石氏は、DDIポケットからウィルコムになり、5月から提供している音声定額プランによって、順調に契約数を伸ばしていることを紹介。同氏は「1998年6月に記録した、361万契約が過去最高だった。その後、純減傾向となり、2001年のAirH"(現AIR-EDGE)によってやや回復し、音声定額リリース後、急激に純増基調となった。現在はau、ドコモに次いで純増数では業界3位だ」とアピール。

 定額プラン実現の要として、マイクロセルにも触れ、「1つの狭いエリアの中に多数の基地局を設置している。音声定額後は、ユーザーのトラフィックは急激に跳ね上がっているが、マクロセルならばかなりのビジーが発生するだろう。そういう意味でも、(ウィルコムの)ネットワーク構成には強みがある」とした。


マイクロセルの強みをアピール 都内の基地局展開の様子

SAR値を携帯と比較したグラフ
 同氏はまた、SAR値が携帯電話と比べて格段に低いことを紹介し、「1,200カ所を超える病院のほか、救急車でも連絡ツールとしてPHSは活用されている。テレビCMでも病院をモチーフにしたものを打ち出す予定だ」と述べ、PHSの優位性を積極的に示すとした。

 このほか、W-SIM投入で小ロットながら多様なニーズに応える体制を構築することを説明し、新機種を紹介した同氏は、「他社と比べて稼働数は少ないが、新たな端末・サービスで、市場を拡大していきたい。その中で、当社ではコンテンツプロバイダさんとの協力を渇望している。拡大路線の中で、その協力をいただきたい」と聴衆に訴えかけた。


医療機関への導入実績をアピール データ定額についても、他社よりも利便性が高いと紹介

W-SIMなどで市場拡大を図る コンテンツプロバイダに参画を呼びかけた


URL
  ウィルコム
  http://www.willcom-inc.com/
  mobidec 2005
  http://www.mobidec.jp/

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(関口 聖)
2005/11/29 15:06

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