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クアルコムでは、オークションなどを通じて米国716～722MHzの単一周波数帯におけるライセンスを取得。同時に資本金8億ドルで「MediaFLO USA」を設立し、移動体通信事業者向けのサービス提供を予定する。 映像のライセンス管理などは3G携帯電話のネットワークを使用するため、クアルコムが獲得した6MHz幅の帯域はすべて映像配信の一方向のみで利用できる。このため、6MHz幅で平均6Mbpsのデータ転送が可能であり、リアルタイムの番組放送とオンデマンドコンテンツを6MHzの中で組み合わせて配信する。 サムスン電子とLG電子のブースでは、MediaFLOに対応した実機デモが行なわれていた。端末は開発中とのことで動作が不安定な部分はあるものの、リアルタイムの番組はほぼストレスなく視聴でき、番組の切り替えなどもスムースに行なえた。 米国では2006年夏頃にフィールド試験を開始、2006年末に一部都市でサービスを開始する予定。また、周波数の割り当て状況を踏まえた上で、日本でのサービス提供も検討。すでにKDDIとクアルコムによる企画会社「メディアフロージャパン」が設立されている。
■ ＵＲＬ 2006 International CES（英文） http://www.cesweb.org/ ■ 関連記事 ・ KDDIとクアルコム、携帯向け放送「MediaFLO」企画会社設立 ・ クアルコム、「MediaFLO」をデモ （甲斐祐樹） 2006/01/10 13:38 | ||||||||||
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