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WIRELESS JAPAN 2000(7/17~7/19)
WIRELESS JAPAN】ツーカー、PDCで64kbpsサービスの可能性を示唆

ツーカーセルラー東京
常務取締役 技術本部長 福室氏
 ワイヤレス・コンファレンス2日め、「ツーカーグループのモバイルIP時代に向けたサービス構想」と題して、ツーカーセルラー東京 取締役技術副本部長の福室宏氏の講演が行なわれた。

 コンファレンス初日の、DDI副社長の小野寺氏の講演で「ツーカーグループはPDCサービスで、ドコモ、J-フォンのPDCサービスに対抗していく」と位置付けられたツーカーの今後のサービス構想では、PDCサービスの向上・強化方針が中心となった。

 講演で福室氏は、IMT-2000のサービスが開始されても、PDCは少なくとも5~6年は利用され続けるとの見通しを示し、PDCでもさらなるサービス向上は可能だと述べた。

 具体的には、現在ツーカーのPDC機では9.6kbpsのデータ通信を回線交換で提供しているが、2001年春をめどに、パケット方式の28.8kbps通信サービスを提供するとの見通しを明らかにした。さらに、100%できるとは現段階では言えないが、PDCでも64kbpsまでは目指せるはずだと述べ、64kbpsまで伝送速度を上げる可能性を示唆。ただし、64kbpsまで上げるには、送受信の部分を工夫する必要があると述べた。また、IMT-2000の専売特許のように言われる動画配信についても、9.6kbpsサービスのままでも2~5フレーム/秒ていどであれば可能で、液晶のサイズを考えると2フレーム程度でも実用的に意味があるとして、動画配信にも取り組む考えを示した。

 Bluetoothにも対応していく方針だが、現在開発されているBluetoothチップは、消費電力が大きいため携帯電話に内蔵することは難しい、という。このため、携帯電話の16ピンポートにBluetoothユニットを接続して、電源はPDAやノートPCなどから供給するのが第一段階で1年後くらい、携帯電話に内蔵する第二段階の製品は2年後くらいになるだろうと見通しを述べた。また、「欧米などで利用されているSIMカード内蔵の携帯電話でも利用できるSIMカードと、SIMカードスロット搭載携帯電話を開発すれば、日本から海外に行く際に、SIMカードだけ抜いて持っていけば使えるようになる」と、SIMカードを利用したグローバルローミングの構想を明らかにした。

 このほか、同社ですでに行なっているユニークなサービス「CMコール」を紹介。CMコールは、発信側がCMを聴くことで、CM提供企業からツーカー各社に通話料金が支払われ、発信者は無料通話ができるという、7月7日にスタートしたサービス。ツーカーグループでは、このサービスをさらに発展させていきたいと述べた。

 最後に福室氏は、「通信事業者にとって重要なのは、ひとつは、何を提供しようとしているのか、ユーザーに理解してもらうこと。もうひとつは、ベンダーに優れた端末を開発していただくことだ」として、契約者の伸びに端末の魅力のあるなしが大きく影響する時代となったことを強調。携帯電話機メーカーの協力が非常に重要だと述べた。


KDDIグループの中で、ツーカー3社もEコマースに注力していく。非常にパーソナルなメディアである携帯電話は、個人認証がしやすいという利点があるため、いずれのキャリアもEコマース機能導入に熱心 つながりやすいなどの基本機能も重要だが、今後のユーザー獲得の鍵になるのは付加サービスと魅力ある端末、という発言は今回のコンファレンスで何度も耳にする言葉だ


URL
  ツーカーセルラー東京のホームページ
  http://www.tu-ka.co.jp/


(工藤 ひろえ)
2000/07/19 00:30

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