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【CEATEC JAPAN 2006】
KDDIブース、「迷わずauへ。」とMNPをアピール

「迷わずauへ。」

「迷わずauへ。」
 KDDIのブースでは、auの秋冬モデルやauの各サービスなど、ブース全体で番号ポータビリティを盛り上げていた。

 秋冬モデルのタッチ&トライコーナーが用意され、気になる実機の使用感が楽しめるようになっていた。また、DRAPEやW47Tの実機を使って、東芝ブースにある端末とテレビ電話のデモンストレーションも展開。ビジネス向けの展開ではあるが、法人向け端末「E03CA」も初お披露目となった。

 同端末は、W42CAと同時期に開発された端末で、外観はほぼW42CAと同じ。バッテリーに高容量のものが採用されており、バッテリー部は膨らんでいる。防水機能なども搭載されており、基本的な機能はW42CAと同等となる。

 Bluetoothにも対応し、法人向けの音声メッセンジャーサービスや利用者制限機能なども用意されている。メッセンジャーサービスはauのHelloMessengerをベースにしたもので、側面部のボタンで話者権をとって話せる。ドコモのプッシュトーク対応端末の側面にある「P」ボタンのような利用スタイルになる。また、利用制限機能は、アプリや通話制限など、さまざまな利用制限を管理者側が行なえるというもの。ただし、現状は端末毎に設定しなければならない仕様。会場の説明員によれば、管理者が遠隔操作で利用制限できる機能を検討しているという。

 なお、E03CAは12月の発売以降、auショップでの取り寄せ販売も開始するという。法人向け端末だが個人ユーザーでも購入できるようになる。ただし、法人向けに展開しているサービスは利用できない見込みだ。価格やインセンティブについては現在検討中としていた。


端末が並んだオブジェでブースをアピール 京セラ製「W44K」など、発売前の端末も
端末が並んだオブジェでブースをアピール 京セラ製「W44K」など、発売前の端末も

DRAPE DRAPEのメニュー画面
DRAPE DRAPEのメニュー画面

W47Tでテレビ電話のデモ E03CA
W47Tでテレビ電話のデモ E03CA

手書き認識機能搭載のW43SA 手書き認識機能
手書き認識機能搭載のW43SA 手書き認識機能

デジタルラジオの試作機

デジタルラジオの試作機
 今回のブースでは、携帯電話型のデジタルラジオ端末(試作機)も初公開された。ワンセグのラジオ版ともいえる地上デジタル音声放送が受信できる端末となるが、デモ展示された端末ではメモリカード内のデータをローカル再生していた。携帯電話としての通信機能は搭載されていない。

 説明員によれば、auでは2006年度内にもデジタルラジオ対応の携帯電話を投入する予定だという。「ワンセグ+デジタルラジオ対応というのがユーザーはうれしいかと思う。しかし、今回の試作機は3セグ(デジタルラジオ)のみに対応する。投入される端末がどういったものになるのか現時点では未定」と語った。メーカーは公表されていないが、今回お披露目された携帯電話型デジタルラジオ端末には、数字ボタンの下部に特徴的なボタンが配されていた。説明員は、「現在、メーカーは決定しない」と強調していた。


デモ 特徴的なボタン部
デモ 特徴的なボタン部

音楽機能をアピール

音楽機能をアピール

QUICPayの自販機

QUICPayの自販機
 「音楽と言えばau」と、LISMOなどの音楽サービスをプッシュしているau。ブースでは、携帯電話を使った音楽試聴コーナーや、LISMOのパソコン向けソフト「au Music Port」を使った体験デモなどが行なわれた。会場の説明員は、「au Music Portが使いにくい、という声があることは認識している」しており、auでは利便性を向上するために年内にもLISMOのバージョンアップを実施し、さらに2006年度中にもう1度バージョンアップを予定しているという。

 また、おサイフケータイのデモなども実施されており、珍しいQUICPayを採用した自販機なども参考出品されていた。QUICPayは、JCBなどが展開するクレジットサービスと紐付いた後払い型(ポストペイ)の電子決済サービスだ。現在コンビニやファミレスなどで導入が拡大しているが、今後、自販機ベンダーなどでも展開を予定しているという。

 クレジットサービスと紐付くサービスとなるため、SuicaやEdyといったプリペイド型の電子決済のように、すんなりと自販機ベンダーを提供するわけにはいかないという。JCBでは、2006年内から春にかけて自販機ベンダーでの実証実験を行ない、サービス化を進めていくという。自販機ベンダーが提供される場合も屋外の端末というよりは、企業内に設置する自販機などでの採用を想定しているという。

 このほか展示は、料金プランやオプションサービスの説明、EZwebのGoogle検索機能の紹介など多岐にわたっており、auのカタログにある情報がほとんど確認できるような様子だった。ブース内ステージの大型ディスプレイでは、「迷わずauへ。」とアピールしていた。



URL
  KDDI
  http://www.kddi.com/
  CEATEC JAPAN 2006
  http://www.ceatec.com/


(津田 啓夢)
2006/10/03 14:01

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