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【Nokia Connection 2007】
ノキア、シンガポールでミドルレンジ向け3機種を発表

 ノキアは、シンガポールで開催中のプライベートイベント「Nokia Connection 2007」の中で、ミドルレンジ向けの商品「Nokia 6267」「Nokia 6121 classic」「Nokia 3500 classic」の3機種を発表した。

 今回発表された3機種は、ノキアで4桁の型番の端末を開発しているモバイルフォングループによる新製品。ノキアが掲げる4つの製品カテゴリ「Live」「Connect」「Achieve」「Explore」のうち、「Connect」に相当し、音楽再生機能やHSDPA対応など、新しい機能を取り入れているのが特徴となる。


Nokia 6267

Nokia 6267
 Nokia 6267は、W-CDMAとGSMに対応する折りたたみ端末。W-CDMAは850/2100に対応し、主に欧州・アジア向けの商品となる。発売時期は2007年の第3四半期。ミドルレンジクラスの端末の中でも高機能志向のモデルとなっている。

 音楽再生機能を強化し、背面に音楽再生用のボタンなどを装備している。対応するフォーマットはMP3、AAC、eAAC+、WMAなどで、内蔵する32MBメモリに加え、最大4GBまでのmicroSDカードを利用できる。Bluetoothにも対応し、Bluetoothオーディオヘッドセットも利用できる。Visual Radioに対応したステレオFMラジオを搭載する。

 プラットフォームにはノキアのミドルレンジ端末向け「Series 40 platform」を搭載する。ハイエンド端末向けのプラットフォーム「S60」用アプリケーションなどは利用できないが、Javaによるアプリケーションをサポートする。また、マルチタスクではないものの、音楽再生をバックグラウンドで行なうことも可能となっている。

 大きさは93.9×46.9×21.5mmで重さは105g。メインディスプレイは240×320ドット。メインカメラは200万画素で、最大1600×1200ドットの静止画および640×480ドットの動画(3GPP形式)を撮影できる。連続待受は最大300時間、連続通話は最大6.5時間。カラーバリエーションはBlack、Orange、Lavender、Electric Blueの4色。


Nokia 6267。音楽再生中は、背面ディスプレイに曲名などが表示される メニューのデザインはS60 platformに似ている 大きさは日本の平均的な携帯電話より一回り小さいが、重さは105gとそれなりにある

右側面。ヒンジが日本の携帯電話に比べると大きい印象 背面 背面の操作ボタンは、金属パネルにヘアライン加工を施したデザイン

ヒンジ部に各種コネクタがある ミュージックプレーヤーの画面。音楽を再生したままほかの機能を使える Nokia 6267のカラーバリエーション

Nokia 6121 classic

Nokia 6121 classic
 Nokia 6121 classicはHSDPAにも対応するストレート端末。北米のW-CDMA周波数に対応した「Nokia 6120 classic」の欧州・アジア向けとなる端末で、ノキアのアジア・パシフィックエリアではオーストラリアとニュージーランドで販売される。発売時期は2007年の第3四半期。ミドルレンジクラスの端末の中でも高機能志向となっている。

 プラットフォームに「S60 platform 3.1 Edition」を採用しており、各種の「S60」向けアプリなどを利用できる。対応周波数が異なる以外は、北米向けのNokia 6120と同等。音楽再生機能やビデオストリーミング再生機能などを搭載している。HSDPAは最大3.6Mbpsの通信に対応する。Bluetoothもサポートされる。

 大きさは105×46×15mmで重さは89g。ディスプレイは2インチ、240×320ドット。メインカメラは200万画素で、最大で1600×1200ドットの静止画を撮影できる。連続待受は最大230時間で連続通話は最大3.1時間(GSM時)。カラーバリエーションはBlack、Pearl White、Pink、Sand Gold、Dark Blueの5色。


Nokia 6121 classic。日本の携帯電話より一回り以上小さく感じる 右側面。テンキーなどはすべてフレームレスのデザイン 左側面と背面

端子類は下端に集中している メニューなどはすべてS60のもの

Nokia 3500 classic

Nokia 3500 classic
 Nokia 3500 classicはストレート型のGSM端末。発売時期は2007年の第3四半期。

 ミドルレンジクラスの中でも下位に位置づけられるが、音楽再生機能やステレオFMラジオを搭載している。プラットフォームは「Series 40 platform」。Bluetoothに対応している。

 大きさは107×45×13.1mmで重さは81g。ディスプレイは128×160ドット。カメラは200万画素。連続待受は最大288時間で連続通話は最大3時間。カラーバリエーションはGreyとPinkの2色。


Nokia 3500 classic。日本の携帯電話に比べると、かなり小さい印象を受ける テンキーなどはフレームレスのデザイン。展示機は中国語仕様だった 背面。丸みを帯びていて、側面からシームレスにつながる。薄さもあって、かなりコンパクトな印象

端子類は下端にある

 Nokia Connection 2007では、このほかにも端末やサービスなどが展示され、各種講演も行なわれた。今回の発表はノキア内の3つのグループのうちの1つ、モバイルフォングループにより4桁の型番の機種が発表されたが、エンターテイメント志向の「Nシリーズ」やエンタープライズ向けの「Eシリーズ」も多数展示が行なわれていた。


Nokia 2630。エントリー向けのGSM端末で、厚さ9.9mmで重さは66g Nokia 2630はノキアとして初めてカンボジアのクメール語に対応する。他社でもクメール語対応機種は確認されていないという

スライドデザインのNokia 6500 slide。メタリックな筐体を採用する Nokia 6500 slideの背面。メタリック筐体にカール・ツァイスレンズと、まるでデジタルカメラのようなスタイル こちらはNokia 6500 classic。厚さ9.5mmと非常に薄いのが特徴

Nokia 1208。発展途上国向けの、本当のエントリー向けで、日本にはないクラスとなる 1000番代シリーズの展示スペース

こちらはNシリーズの展示スペース。N95などの最新機種や最新サービスを展示している Eシリーズの展示コーナーもある Nokia E90 Communicator。キーボードは硬く、タッチタイピングというより親指タイピング向け


URL
  ノキア(英文)
  http://www.nokia.com/


(白根 雅彦)
2007/06/18 20:44

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