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【CommunicAsia 2007】
ドコモ、日本のサービス・端末を紹介

NTTドコモブース
 6月19日より22日までの4日間、シンガポールで通信機器の総合展示会「CommunicAsia 2007」が開催されている。日本企業による出展はあまりないが、ケータイ関連ではNTTドコモが大きなブースにて出展している。

 ドコモブースでは主に、日本国内向けのサービスや端末が展示されている。とくにおサイフケータイについては改札のモデルやコンビニレジ風のカウンターを設置し、実際に来場者がどのようなサービスであるかを試せるような形で展示を行なっている。

 シンガポールは電子マネーの普及が進んでおり、一般人にも理解しやすいサービスとなっている。また、シンガポール以外の事業者関係者も、おサイフケータイの仕組みやビジネスモデルに関心を示していたようだ。


おサイフケータイで改札を通るというデモ おサイフケータイで買い物をするというデモ

 端末としては、最新の904iシリーズをブース前面に出して展示している。最新端末への注目度も高かったが、ブース奥で展示している「らくらくホン」や「キッズケータイ」といった特殊端末への注目度も高かったようだ。海外では、高級ケータイや発展途上国向けケータイなど、日本には存在しない市場があるが、逆にお年寄りや子どもなどニッチな市場にフォーカスした端末は多くはないため、来場者にとって珍しかったようだ。また、一緒に展示されていたオプション販売品の骨伝導ヘッドセットも注目度が高く、多くの来場者が試していた。


らくらくホンなど特殊端末の展示 骨伝導ヘッドセット。国内では発売済み 904iシリーズの展示。触れる実機も多数展示されていた

 あまり日本人になじみがないサービス紹介としては、海外の3Gケータイを国内に持ってきての、いわゆるポートイン側の国際ローミングについての紹介もなされていた。国際ローミングを行なうとき、ユーザーは渡航先で電波のキャリアリストから利用するキャリアを選ぶことができる。海外のW-CDMA端末を日本に持ち込んだ場合、ドコモとソフトバンクの電波のどちらかを選ぶことになるが、そこでドコモを使ってもらおう、というアピールだ。

 日本は3Gが普及するまで、世界的には常識である国際ローミングのエリア外だっだ。しかし3G普及により、日本がローミングエリアに入ったことは、日本への渡航が多い人にとっては大きなトピックスとなっている。といっても、日本は海外への渡航者が年間数千万人いるのに対し、海外から日本への渡航者は数百万人程度と限られている。ドコモでも、ローミング収入のほとんどはポートアウト側で、ポートイン側はまだまだ少ないということだ。


 このほか、海外で提供されているiモードなど、世界各国のキャリアとの連携の取り組みなども紹介している。


日本でのローミングにドコモの利用を薦めている。ちなみにシンガポールの全キャリアともに3Gならドコモでのローミングが可能 日本への渡航者向けの端末貸し出しサービスも紹介している 携帯電話事業者アライアンスの「CONEXUS」


URL
  CommunicAsia 2007
  http://www.communicasia.com/
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/


(白根 雅彦)
2007/06/21 13:56

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