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【BREW 2007 CONFERENCE】
BREW Awards、部門賞に「EZ助手席ナビ」

ナビタイムジャパンの面々
 21日、基調講演の合間を縫って、優れたBREWコンテンツを表彰する「BREW 2007 Developers Awards」の部門賞授賞式が行なわれた。

 同選考会は、7つの部門賞と、人気投票「People's Choice Award」で構成される。7部門のうち、「Best Up and Coming Application」と「Best Location-Based Service Application」の2部門に、ナビタイムジャパンとKDDIのアプリがファイナリストに選ばれた。

 21日に発表されたのは、5つの部門賞。このうち、「Best Up and Coming Application」として、ナビタイムジャパン/KDDIの「EZ助手席ナビ」が選出された。

 授賞式終了後、ナビタイムジャパン海外開発部の関 将一氏や企画部の相原 健一氏らに話を聞いた。相原氏は「今回、大きなバージョンアップを行なったことで応募したが、カーナビに似た機能を盛り込んだ点が評価されたのではないか」と語っていた。

 ナビタイムにとってのBREWの特徴として、同社アプリケーション開発部の田代 和弘氏は「最近はJavaやSymbian OSも高速になったが、BREWはやはりネイティブ環境に近いということで、高速性が利点の1つ。また、細かな点だが消費電力を抑えられることもメリット」と説明する。

 国内外のサービスを踏まえ、現状をどう捉えているか、関氏は「欧米向けは、Garmin Mobileのようなリスト型でなければ受け入れられないかな、と見ている。日本での常識と異なる印象だ。また、当社の製品を見た欧米の方からは“字が小さいのではないか”という感想をもらうことがある」と述べる。相原氏は「やはりユーザーインターフェイス、デザインが重要。操作して心地よいアプリケーションにしたいと考えており、良いレベルに達してきたと見ている」と語っていた。

 また、高速な通信インフラの普及がコンテンツ開発に与えた影響について、相原氏は「かつては、いかに軽いかという点をウリにしていた。最近は、定額制が普及し、通信料を気に掛けるよりも、地図がきれいに見えるかどうかという点を重視しており、実際にユーザーの反応もそのあたりを求めるようになってきた」と述べ、今後もさらに利便性向上を目指し、開発を進めていく考えを示した。

 なお、22日には残りの賞についても発表される予定。そのうちの1つである「Best Location-Based Service Application」には、同じくナビタイムジャパンとKDDIの「EZナビウォーク」がファイナリストに選ばれている。


部門賞を受賞した「EZ助手席ナビ」 壇上から去る際には扇子を広げ、聴衆に“arigato”と伝えた


URL
  ナビタイムジャパン
  http://corporate.navitime.co.jp/
  BREW 2007 CONFERENCE
  http://brew.qualcomm.com/brew/brew_2007/


(関口 聖)
2007/06/22 18:46

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