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同端末は、4.3インチ、WVGAサイズのタッチパネル式ディスプレイを搭載した情報端末。W-SIMや無線LANに対応し、ワンセグチューナーも装備する。OSはWindows CEを採用する。発売は未定だが、ブースの説明員は年末年初には提供したいと話していた。 名称の「nani」は、「何を見るか!? 何を話すか!?」の「何」という言葉から生まれたという。コンシューマー向けの情報端末としては、ウィルコムのW-ZERO3シリーズやイー・モバイルの「EM・ONE」よりもエンターテイメント寄りの端末としており、大画面での動画再生やワンセグの閲覧、Webブラウジングなども行なえる。また、オリジナルの電話アプリを搭載し、W-SIMを介してPHSの音声通話も可能。 ブースでは来場者に対して積極的にアンケートへの協力を求めていた。同社では、今回のイベントのアンケートを参考にボディカラーや価格を検討するとしている。 また、「nani」はビジネス向けの電子POPとしても提供する。店舗の商品陳列棚などに設置されている映像端末を見かける場合があるが、「nani」をそうした電子POPソリューションとして展開するという。受信機能があるため、配信サーバーから送信された情報をリアルタイムに反映できるため、従来よりもタイムリーな商品アピールが可能になるという。また、FeliCaのリーダーを接続すれば、おサイフケータイ連動ツールとしても活用できる。テレビ出力なども可能。 なお、現時点で詳細は確定していないが、ネット販売のほか量販店でも販売される見込み。ソフィアグループではこれまで、コンシューマー向けのプロダクトは提供してこなかったが、今回の「nani」は、グループを横断したプロダクトとして展開する方針。単純に端末を販売する方法でははなく、動画コンテンツポータルなども含めた総合的なメディアプレーヤー＆メディアサービスとして提供する可能性もあるという。 このほか、ソフィアシステムズは、マーベル製の世代CPU「PXA310」の評価ボードも公開した。10月頃を目途に提供する予定。
■ ＵＲＬ ソフィアモバイル http://smobi.jp/ ■ 関連記事 ・ W-SIM/無線LAN/ワンセグ対応のモバイル端末「nani」 ・ W-SIM対応端末の開発を支援するLinux OS搭載PHS端末 （津田 啓夢） 2007/07/20 17:31 | ||||||||||||||||||
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