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プロトタイプとなるこの端末は、携帯電話のバッテリーの代わりにエタノールを使った使った燃料電池を使った携帯電話。これまでの展示会でも披露されてきたものとなり、今回は従来の携帯電話タイプに加えて、燃料電池を採用したメディアプレーヤーなども紹介されていた。 燃料電池への取り組みは、国内では東芝や日立、NEC、ソニーなどが手がけており、海外ではサムスン電子のほか、米国企業なども取り組んでいる。東芝ブースの説明員によれば、少なくとも国内メーカーが開発を競っている燃料電池の仕様はいずれも一長一短、きっ抗した状況にあるという。 国内各社は現在、標準化作業を進めており、安全性の基準の作成や、燃料を補給する際の口の形状の統一などを検討している段階とのこと。各社緩やかに連携しながらそれぞれ燃料電池開発を進めていく方針と話していた。 このほか、発売済みの東芝製端末が並んだ。発売が待たれるスマートフォン「X01T」は、10月終わり頃に発売されるものと見られる。
■ ＵＲＬ 東芝 http://www.toshiba.co.jp/ ■ 関連記事 ・ IT・エレクトロニクスの総合展示会が開幕 （津田 啓夢） 2007/10/02 20:29 | ||||||||||||||||
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