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OMNIAは全面タッチパネルディスプレイ搭載のスマートフォンで、ハードウェアのテンキーやフルキーボードは搭載していない。文字入力などはすべて画面上に表示されるソフトウェアキーボードで行なう。
タッチパネル操作は指でも操作しやすいようにデザインされているが、スタイラスによる操作も可能となっている。設定メニューなどはWindows Mobile固有のものとなっている。しかしメディアビューアーなどは独自のものが搭載されていて、指タッチで操作しやすくなっている。また、ユーザーがインストールしたアプリを含めたプログラムリストでは、Windows Mobileの表示形式とは異なる、指でも操作しやすい独自のリストランチャーも搭載している。タッチパネル操作時に本体が少し震えて触覚的にフィードバックさせる機能も搭載している。 正面にあるキーは発話・終話・決定の3つだけだが、決定キーには光学センサーが埋め込まれていて、指を決定キー上でスライドさせると、スクロールなどの操作が行なえる。
対応する通信方式は最大7.2MbpsのHSDPAと4バンドGSM。本体サイズは112×56.9×12.5mm。 OMNIAは6月17日～19日にシンガポールで開催される通信機器の展示会「CommunicAsia」で一般公開されるのに先立ち、16日にはシンガポールにてプレス向けに発表会が開催された。 同発表会では、サムスンオーストラリアのDirector, Telecommunications DivisionのJosh Delgado氏が端末のプレゼンテーションを行なったほか、マイクロソフトのMobile Communications Group Vice PresidentのTodd Peters氏やサムスン電子のMobile Communications Division Grobal Marketing Group Vice PresidentのYounghee Lee氏、新たにサムスン東南アジアのPresident & CEOに就任したYoon-Ho Ha氏がスピーチをした。
スピーチの中でLee氏は、消費者を6つのカテゴリに分類し、「それぞれユーザーのライフスタイルに応える」として製品ラインナップ拡充の方針を示した。また、Q&Aセッションで記者からiPhoneとの競合などについて問われると、Lee氏は「iPhoneはわたしたちを刺激したが、OMNIAは異なったセグメントのプロダクトである」との考えを述べた。 このほかにもサムスンは、スライドタイプからストレートタイプにデザインを変更した「Soul」とストレートデザインの「L700」の2機種の新端末も発表した。Soulはドイツで6月より販売が開始され、欧州、アフリカ、アジア、南米でも発売する。L700は7月に東欧で販売が開始され、欧州、中東、南西アジア、東南アジアでも発売する。いずれも日本での発売についてはアナウンスされていない。
■フォトギャラリー ■ ＵＲＬ ニュースリリース（英文） http://www.samsung.com/us/news/presskitRead.do?page=1&news_seq=8999 サムスン電子 http://www.samsung.com/jp/ CommunicAsia 2008 http://www.communicasia.com/ （白根 雅彦） 2008/06/17 12:07 | ||||||||||||||||||||||
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