【CommunicAsia 2008】サービスやテクノロジーを展示するNTTドコモブース

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【CommunicAsia 2008】
サービスやテクノロジーを展示するNTTドコモブース

NTTドコモブース

　CommunicAsia 2008には、日本からはNTTドコモが新しいコーポレートロゴで出展している。おサイフケータイなどのドコモのサービス、ドコモの最新機種、そしてLTEなどの次世代通信技術の展示を行なっている。

　おサイフケータイについては比較的多くのスペースが割かれており、仮設の自動改札やコンビニ風の決済デモ、家の鍵におサイフケータイを使うデモなどが公開されていた。

　おサイフケータイは海外で使えるものではないが、シンガポールや香港でもFeliCaによる非接触ICの交通系を中心とした決済サービスが普及しているせいもあり、アジア人にとっては興味深いサービスとなっているようだ。CommunicAsia 2008会期前日の16日には、シンガポールで第2位のキャリアであるStarHubがおサイフケータイのような「mobile wallet（モバイル財布）」の試験サービスを近い将来に行なうと発表している。


おサイフケータイのデモ	ドアをおサイフケータイで開けるデモ。シンガポールではマンションなどで非接触ICは使われている

最新端末も紹介している

　端末では、最新の906iシリーズだけでなく、防水の「F705i」や「らくらくホンプレミアム」が展示されていた。日本以外では防水の高機能モデルや高齢者向けの端末も珍しいため、来場者の注目も高かった。ただ、日本のケータイはコンセプト面だけでなく基本スペックから海外のケータイとは異なるため、防水や高齢者向けという以外の部分でも、大きい画面や3G単独仕様（GSMがない）といったあたりも、来場者にはユニークに見えていたようだ。


F705iの水没デモ。なぜか説明パネルも水没中	らくらくホンプレミアム。音声補助など多数のユニークな機能の紹介に苦労していた模様


骨伝導型Bluetoothヘッドセット「Sound Leaf＋」も展示されている	ワンセグの紹介。海外でもモバイルテレビはだいぶ一般的なので、来場者も受け入れやすい模様


大容量アプリによるゲームのデモ	ソニー製ハードディスクレコーダーとの連携デモ

コネクサス参加事業者の一覧

　ドコモによる国際的な取り組みとしては、主にアジア圏で展開している携帯電話事業者のアライアンス「Conexus Mobile Alliance（コネクサス・モバイル・アライアンス）」についても紹介されていた。同アライアンスでは参加事業者でローミングした際のパケット料金に特別割引料金を設定するなどしているが、ドコモではアライアンス外の欧米などの事業者のネットワークでも割引が適用されるようになると紹介していた。


ドコモの国際データローミングの割引例	iモードを採用する各国の紹介

　また今回のドコモのブースでは、LTEや4Gといった次世代の通信技術の展示も行なわれていた。


LTEと4Gなども紹介されている	LTEなどはシミュレータが持ち込まれていた模様

■ ＵＲＬ
　 NTTドコモ
　 http://www.nttdocomo.co.jp/
　 CommunicAsia 2008
　 http://www.communicasia.com/

（白根雅彦）
2008/06/18 16:22

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