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【WIRELESS JAPAN 2008】
onefoneや3次元空間検索技術を紹介するNEC

NECブース
 NECは、NTTドコモの「ホームU」に対応したFOMA端末「N906iL onefone」を中心にアピールしていた。

 「N906iL onefone」は、無線LAN機能を搭載したNEC製のFOMA端末。ドコモの「ホームU」は、自宅の無線LANを経由してiモードやIP電話サービスなどが利用できるというもの。ブースの中央にはプレゼンテーション用のステージが設けられ、N906iLの魅力をアピールしていた。

 またブースでは、N906iLを使った無線LANと、FOMAの384kbpsの通信速度の違いを2台の端末を使って比較。大容量のメールを送る際などに、N906iLはあっというまにメールの送信が完了していた。ただし、N906iLを利用する場合は無線LANルーターが必要で、通信回線はマルチセッション対応のものに限定されている。

 NEC製のルーターについては、最近の製品はいずれもホームUをサポートしているものの、ドコモの検証が済み、簡単にセットアップできるツールが用意されなければ、ユーザーは詳細設定を自ら行う必要がある。


N906iLをアピール FOMAの384kbpsと無線LANとの速度の違いを比較

N906i N906iμ

N706i N706ie

821N 820N

 このほか、au端末などに搭載されている電子コンパスなどを使った、3次元空間検索技術が紹介されていた。この技術は端末の方位や傾き、緯度経度などの位置情報を使って、端末が向いている方向にあるものを検索できるというもの。技術パテントは米GeoVector社のもので、NECマグナスコミュニケーションズがこの技術を使ったプラットフォームを開発した。

 ブースでは、携帯アプリが反応する特定の方向でカメラ撮影を行うと、その方向の仮想空間に存在するデジタルノベルティが入手できるというデモが行われた。今回は、3軸センサーを搭載したau端末を使っており、8月にも6軸センサーを使って、方位だけでなく傾きも判断できるようになるという。

 このプラットフォームを使うと、例えば、最初に周辺地域の地図をダウンロードし、指定のコンビニやレストランに向けてカメラ撮影を行うと、その方向にあるデジタルクーポンなどが入手できるようになる。QRコードなどを使わずに、手軽な販促ツールとして活用できるとしている。担当者によれば、現在コンテンツプロバイダーなどと導入向けた話し合いを行っているという。

 なお、NECのブースでは、コーヒーカウンターが設置されており、アンケートに回答すると無料のコーヒー券がもらえる。


端末を回転させて、レーダーが赤く表示されてところで決定キーを押す デジタルノベルティを獲得


URL
  WIRELESS JAPAN 2008
  http://www8.ric.co.jp/expo/wj/
  NEC
  http://www.nec.co.jp/

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(津田 啓夢)
2008/07/22 19:28

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