| |||||||||
パネリストとして、NTTドコモ 第二法人営業部 武藤肇氏、KDDI ソリューション事業統括本部 FMC事業本部 FMC推進本部長 山本泰英氏、ソフトバンクモバイル 法人事業推進本部 法人マーケティング統括部 ビジネス開発部 部長 白石美成氏、ウィルコム ソリューション営業本部 副本部長 鈴木龍雄氏が顔をそろえ、司会進行役はリックテレコム 月刊テレコミュニケーション編集長 土谷宜弘氏が勤めた。 7回目という今年は「そこが知りたい、最新モバイルソリューション」をメインテーマに、第一部「企業モバイルの現状」、第二部「どのように企業モバイルを普及させていくのか」、まとめとして「企業モバイルシステムのキーワードは？」というテーマが設けられ、第二部では各社のサービスがスライドとともに紹介されたほか、参加者からの質問時間も設けられ、法人モバイルについて各社に質問が寄せられた。 冒頭、進行役の土谷氏が「携帯電話市場は非常に大きな転換点にあるといわれている。ご承知の通り、新しい販売方式、システム、サービス、端末などが続々登場している。その中で法人モバイルについて、現状どうなの、今後どうなるのということを突っ込んで論議していきたい」と語り、ディスカッションがスタート。 各社とも、独自のサービス展開から、企業モバイル市場は大きなマーケットであり、今後も伸びるという強い実感を得ているようであった。MCPC普及促進委員長も務めるNTTドコモの武藤氏は「ここ2年ほどでMCPCアワードにも業務に連携した使われ方が増えるなど、大きな変化が現れている」と語り、モバイルの利用環境が整ってきたことの現れであるとの見方を示した。 企業モバイルの普及方法についてはそれぞれのサービスが解説されたが、「内線番号」を有効活用したサービスの提供や、高速化、サポートの重要性、2in1、グローバル化といったフレーズが多く飛び出す展開となった。 「グローバル化」についてウィルコムの鈴木氏は「PHSなのでグローバル化は苦手とのイメージを持たれているかもしれないが、中国、タイ、ベトナムなどにマイクロセルの技術、つまりやり方そのものを持って行くことを考えている」とアピールした。 最後の「法人利用の飛躍的拡大のキーワードは？」との問いに、「つながりやすさや、導入後のサポート力といった“基本力”の強化」（NTTドコモ 武藤氏）、「ソリューションとワンストップオペレーション」（KDDI 山本氏）、「営業力と、パートナー様のソリューション」（ソフトバンクモバイル 白石氏）、「音声定額、スマートフォンの時のように、これからも新しいマーケット、セグメントを我々が作り出すこと」（ウィルコム 鈴木氏）と語り、各社の特徴が明らかになるセッションとなった。
■ ＵＲＬ MCPCモバイルソリューションフェア2008 http://www.mcpc-jp.org/fair2008/ ■ 関連記事 ・ 携帯関連ソリューションが並ぶ展示ブース （すずまり） 2008/09/05 21:36 | |||||||||
|
