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【CEATEC JAPAN 2008】
アルプス、無線LAN/Bluetooth一体モジュールなどを展示
アルプス電気のブースでは、「W-LAN/Bluetoothコンボモジュール」が展示されている。その名の通り、無線LANとBluetoothの両方をサポートするモジュールで、アンテナ1本に接続するSingle Antenna typeと、アンテナ2本に接続するDual Antenna typeが用意されている。
Single Antenna typeでは、1本のアンテナで無線LANとBluetoothの電波を発することになるが、利用時には時分割してコントロールする。一方、Dual Antenna typeは、無線LANとBluetoothそれぞれにアンテナが割り当てられ、スペックの向上を図る場合に適している。今回の展示では、Single Antenna typeを小型化したものが参考出品されており、携帯電話やスマートフォンなどでの利用が想定されている。
ワンセグ用アンテナを紹介するコーナーでは、「ブロックタイプ」と「フィルムタイプ」と呼ばれる2種類のワンセグ用アンテナが展示されていた。同社では昨年の「CEATEC」で長さ33mmの内蔵用ワンセグアンテナを出品していたが、今回展示されていた「ブロックタイプ」は、25×5×1mmとさらに小型化している。もう一方のフィルムタイプは、アンテナの役割を果たす部分がフレキシブルケーブルのような形になっており、丸みを帯びた筐体に内蔵する場合、ボディラインに沿って実装できるなどの特徴がある。担当者は、「携帯電話での採用に加え、今後はPND(Personal Navigation Device、ハンディサイズのカーナビ)での利用が期待できる」と説明していた。
無線LANとBluetoothコンボモジュール
ワンセグ用アンテナ
同社ブース内では、ユニークな入力デバイスも取り揃えられており、そのうち8方向に操作できるポインティングデバイスは、10.85×10.85×3.0mmと薄く仕上げて、携帯電話での利用を想定したもの。デバイス中央でクリックできるようになっており、展示コーナーでは実際に操作して地図をスクロールできるようになっていた。また、1つの部材で、2つの静電容量検知センサーを実装できるデバイスのデモも行われていた。展示コーナーでは、この部材を使って、ディスプレイの左右に静電パッドを備えた試作機が設置されていた。左側の静電パッドは画面上のポインタを操作でき、右側の静電パッドには決定キーなどの機能を割り当て、画面上で静止画を見られるようになっていた。
8方向操作対応のポインティングデバイスで地図をスクロール
薄く仕上げて、携帯機器での採用を狙う
静電パッドで操作するデモ
1つの部材で2つのセンサーに
薄型化したVGAカメラモジュール
このほか、カメラモジュール展示コーナーでは、従来より2割ほど小型化したという、薄さ2.2mm、5mm四方のVGAカメラを展示。携帯電話のインカメラに適したデバイスだが、他ジャンルの製品での搭載も期待されている。同社提供のカメラモジュールでは、カメラセンサーの上に壁を作り、レンズ部を支えるバレルをねじ込むという設計だが、今回展示された小型VGAカメラはバレルを使わず、センサーの上の壁に直接レンズを設置している。担当者によれば、バレルを使うことでレンズの位置調整を行っているとのことだが、VGA程度の解像度であればバレルなしでもレンズの調整が可能ということで、低解像度のセンサーだからこそ薄型化に成功したという。
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URL
アルプス電気
http://www.alps.com/j/
CEATEC JAPAN 2008
http://www.ceatec.com/
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