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石井英男の「COMPUTEX TAIPEI 2000」レポート(6/05~6/09)
石井英男の「COMPUTEX TAIPEI 2000」レポート:番外ケータイ編
台湾最新ケータイ事情

台湾でもケータイ加入者が急増

 筆者が台湾を訪れるのは、1996年、1999年に続き、今年で3回目となる。台湾の人たち(特に若者)は、日本の流行に対する関心が強いようで、日本で流行っている歌やドラマなどの海賊版CDやVideoCDは、いたるところで売られている。震災からの復興も進み(といっても、台北はもともと被害は少なかったのだが)、昨年訪れたときにはなかった新しいビルも次々建造されていた。

 日本の携帯電話の加入数は、凄まじいペースで急増しているが、その状況は台湾でも変わらないようだ。昨年も、台湾でケータイを使っている人はかなり見かけたのだが、どちらかといえば社会人中心であるように感じた。しかし今年は、十代後半から二十代前半くらいの学生がケータイで会話をしている場面をちょくちょく見かけるようになった。

 特に驚いたのは、ケータイ端末や関連商品を販売している店が、非常に増えていることだ。日本でも、いわゆる激安店(株価が急降下したことで話題の光通信が運営するHIT SHOPが代表)から、ヨドバシカメラのような量販店、ドコモショップなどの直営店まで、ケータイ関連ショップは多いが、台北市内で見かけたケータイ関連ショップの数は日本の比ではない。本来は、PC関連ショップが中心だったショッピングモールなどでも、ケータイ関連ショップが急激に増えており、同じフロアの中にケータイ関連商品を扱うショップが5軒も6軒も存在していた。そんなにショップが乱立して果たして商売が成り立つのか、不思議なほどだ。また、夜店街として有名な士林(シューリン)でも、ケータイ関連ショップを何軒もみかけた(20軒くらいはあったと思う)。


スケルトンやLED内蔵など、派手なケータイボディが大人気

 ケータイ関連ショップの中でも特に多かったのが、ケータイを自分好みにカスタマイズするための交換用ボディやキーボード、ストラップなどを売っている店である。純粋にボディなどのパーツだけを販売している店もあれば、ケータイ端末自体も扱っている店もあるが、とにかくそうしたパーツの品揃えには驚かされた。日本でもストラップを販売している店はよくみかけるが、交換用ボディを販売している店はあまり見かけない(新宿や渋谷などでは、路上でボディのペイントサービスを行なっている屋台みたいなのを見かけることがあるが、それほど人気はない)。

 しかも、そういった店で売られている交換用ボディの色やデザインも、こちらの感覚とは少々かけ離れている。キティやドラえもんなどのキャラクターがでかでかと描かれているボディあり、透明度の高いトランスルーセント(スケルトン)ボディあり、派手なメタリック色のボディありといった具合で、正直「本当にこんなボディのケータイを喜んで持ち歩くのか?」と思ったくらいだ。



士林のナイトマーケットで見かけた、ケータイの交換用ボディを売っている夜店。キティやたれぱんだといったキャラクターもののボディも多い こちらは、ケータイのストラップや吊すアクセサリが主体のショップ

同じく士林で見かけたケータイの交換用ボディを売っている夜店。こうした店がそこら中にある 地下鉄台北駅に隣接しているT.T.STATION(資訊廣場)の中にあったショップ。トランスルーセントボディやストラップなどを扱っている

ニューヨークニューヨークという新しい建物に入っていたNOKIAショップ
 日本の場合、ボディを他のものに交換することは禁止されており、保証などもなくなるのだが(アンテナを交換するのも本来は違反である)、台湾ではどうも事情が異なるようだ。というのは、NOKIAショップ(日本でいえばドコモショップのようなもの)でも、NOKIAオリジナルというパッケージに入った、NOKIA純正の交換用ボディが売られていたからだ。



NOKIAショップで展示されていたケータイ端末。ボディの色も派手ですごいが、裏に描かれている絵もなかなかすごい 別のNOKIAショップで販売されていた、NOKIA純正交換用ボディ。サッカーのユーロ2000を意識してるのかしれないが、ちょっと気恥ずかしいデザインだと思う

あるショップで売られていた交換用ボディ。ドラえもんが描かれているが、こんなボディのケータイを持ち歩くのはちょっと恥ずかしい気がする(笑) LEDを内部に追加した、光るボディも人気があるようだ

下の写真と同じケータイ。LEDも追加したという。アンテナはコカコーラボトル型のものに交換されている
 こうしたボディを実際に使っているが本当にいるのか気になったのだが、売られている以上、需要もちゃんとあるようだ。某マザーボードベンダーの女性社員(歳は20代半ば)が愛用しているケータイを見せてもらったのだが、一瞬唖然としたほど派手なボディだったからだ(笑)。

 写真を見てもらえばわかるだろうが、トランスルーセントボディに派手な銀のラメが散りばめられている。さらに、LEDを液晶パネルの右側に8つも追加し、まぶしく光るようになっている。また、液晶パネルの上には、透明なプリクラシールを貼って、アンテナはコカコーラボトル型のものに交換されているなど、もとの面影は全くなくなっている。彼女に聞いたところ、こうした改造は全部自分でやったとのことだ。しかも、彼女が特別というわけではなく、若い女性を中心にこうしたケータイを持っている人が急増しているらしい。確かに、空港でも青いトランスルーセントボディのケータイで話している若い女性を見たし、町中でも派手なケータイを使っている若者を何人もみかけた。



某マザーボードベンダーの女性社員が使っているケータイ。トランスルーセントボディに交換して、銀のラメは自分で塗装したそうだ こちらは裏面。電磁波輻射防止シールも貼られている

インターネット対応に関しては日本より遅れている

地下鉄台北駅の構内に掲示されていた携帯キャリアの広告。新しくM-Modeというサービスを開始したようだ。WAPという文字があることから、日本のiモードやEZweb/accessに似たサービスだろうと推測できる
 ボディなどのカスタマイズに関しては、日本よりもずっと先を行く(?)台湾だが、インターネットへの対応に関しては日本のほうが進んでいるようだ。日本では、Eメール対応ケータイ端末やWebブラウザ機能を内蔵したケータイも普及しているが、台湾では、まだまだショートメッセージ系のサービスが中心であるようだ。ただ、ショートメッセージ系サービスを使いこなしている人も増えているようなので、今後は、EメールやWebに対応した端末も普及してくることが予想される。

 台湾の発展ペースには、目覚ましいものがある。来年はどんな状況になっているか、楽しみだ。




2000/06/13 00:00

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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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