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【Interop Tokyo 2009】
ドコモ、携帯連携のデジタルサイネージをデモ

NTTグループのブースは、ショッピングモールのスポーツショップをイメージ
 千葉県の幕張メッセでは、6月8日~12日にかけてネット関連の展示・カンファレンスイベント「Interop Tokyo 2009」が開催されている。10日からは展示会場がオープンし、各社がネットワーク関連のソリューションを出展している。

 NTTドコモは、「Interop Tokyo 2009」と同じホールで開催されている併設イベント「Digital Signage Japan 2009」の、NTTグループのブースに出展。店頭のディスプレイと携帯電話を組み合わせた動的なデジタルサイネージのソリューションを参考展示している。

 NTTドコモとNTTが紹介していたのは、「インタラクティブ デジタルサイネージ」と呼ぶもの。店頭のディスプレイにネットワークなどを通じて広告を配信する「デジタルサイネージ」と携帯電話を組み合わせたもので、すかし入りの広告映像を携帯電話で撮影すると、ユーザーの行動履歴や属性に応じたWebサイトに誘導したり、店頭の広告映像を切り替えたりする。

 ブースでは、Windows Mobile端末向けに開発されたアプリを利用し、動画を撮影するデモが行われている。すかし入りの動画にカメラを向け撮影すると、IDが認識され、ドコモのサーバーに送信される。携帯電話上ではオススメのアイテムといったWebサイトに誘導されるほか、動画を表示していた目の前のディスプレイも、おすすめのアイテムといった表示に切り替わる。

 ショッピングモールなどでは、おサイフケータイのリーダーライターを利用し、動線別にユーザーの目の前に表示する広告映像を切り替えるといったことも可能で、携帯電話を利用しリアルタイムにユーザーに訴える手法が提案されている。


携帯電話とすかし入り動画を使ったデジタルサイネージの概要 携帯電話のカメラですかし入り広告映像をみる様子

左が店頭のディスプレイで、右が読み取りアプリを搭載したWindows Mobile端末 すかし入り広告映像を読み取ると、ユーザーの属性に合わせて映像が切り替わる


URL
  Digital Signage Japan 2009
  http://www.cmptech.jp/dsj/
  NTTドコモ
  http://www.nttdocomo.co.jp/


(太田 亮三)
2009/06/10 17:40

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