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CeBIT 2001(3/22~3/28)
「CeBIT 2001」レポート

CeBIT初参加のためか、まだ他のブースほど、人だかりも多くない。メーカーブランドが定着しているヨーロッパで、どこまで知名度向上を図れるか
 CeBITに初登場のNTTドコモは、今年5月から中央エリアの一部で提供を開始する次世代携帯電話「FOMA」向け端末などを展示している。従来の展示会などに出品されていたものは、その多くがコンセプトモデルだったが、今回は実際に販売される端末と予想されるものも展示している。展示されている製品についての詳しい説明はされていないが、おそらくほぼ同じデザインのものが今年5月に国内に投入される可能性が高い。

 また、iモードについてもデモンストレーションを行なっており、約2年間で2000万という驚異的な成長を遂げたサービスであることをアピールしている。国内と方式の異なるGSMエリアであるため、iモードのコンテンツやメールなどのサービスは実体験できないが、503iシリーズに保存されたiアプリのデモンストレーションを行なうことで、iモードの優位性を訴えている。NTTドコモのブースは他の携帯電話メーカーや事業者に比べ、やや外国人の数が少なく見えるが、アジア系を中心に注目度はかなり高いようで、時間を追うごとに来場者が増えている印象だ。なかでも音楽配信端末や動画配信端末などの注目が集まっているように見受けられる。


Pのロゴが入った折りたたみ式のFOMA端末。写真では見えにくいが、動画が再生されている Nのロゴが入った折りたたみ式のFOMA端末。赤いボディは今までにない雰囲気だ

SHのロゴが入ったPDA型端末。従来から展示されていたモックアップに似ているが、画面上では動画が再生されている Tのロゴが入ったMPEG再生端末。これも従来から展示されていたモックアップに似ている

メーカーロゴの入っていないFOMA向けデータ通信カード一体型端末。その向こうに見えるのは、Pのロゴが入ったストレートタイプのFOMA端末

・ CeBIT 2001(英文)
  http://www.cebit.de/homepage_e
・ NTTドコモ「CeBIT 2001」出展のお知らせ
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0315.html


(法林岳之)
2001/03/26 00:00

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